地獄に堕ちた野郎ども

1976年結成、ロンドンの3大パンクバンドのひとつとしてシーンに衝撃を与えつつも商業的成功とは無縁で、今なお現役活動中の「ダムド」。その複雑な軌跡を、歴代メンバーや多数のミュージシャンの証言により、揉め事などダークサイドまで包み隠さず明かす。

「地獄に堕ちた野郎ども」は、パンクロックバンドのパイオニア「ダムド」の全貌を描いた作品です。メンバー交代を繰り返しながらも、狂騒のヒストリーを刻み続け、今もロードで現役バリバリというパンク魂を持つ彼らの姿を追います。監督は「極悪レミー」のW・オーショスキーで、彼の手によりバンドの深部に迫る労作となっています。音楽好きはもちろん、人間ドラマを愛する人にもおすすめの一作です。