無敵艦隊

16世紀後半。世界最大の艦隊と商船を誇るスペインに対し、イギリスは発展途上にあった。国庫充実を図るべく、海賊となったイギリス軍将士たちはスペイン商船を拿捕しようとするが、一部の者は捕らえられ、異教徒として宗教裁判にかけられ焚殺されてしまう。

「無敵艦隊」は、旧教国スペインと新教国イギリスの世紀の海戦と愛の物語を描いた作品です。スペイン無敵艦隊を撃破した歴史的な戦いを、ローレンス・オリヴィエとヴィヴィアン・リーの共演で見事に映画化しました。また、エリザベス女王を演じたフローラ・ロブソンの存在感も見どころの一つです。この作品は、歴史的な海戦を背景に、人間の愛と信念を描き出す深みあるドラマとなっています。