殺人鬼を飼う女

幼い頃に義父から性的虐待を受けた過去を持つキョウコは、複数の人格を抱え、彼女たちと折りあいをつけながら生きていた。異性関係に奔放な母親に嫌悪感を抱き、異性を愛することのなかったキョウコだったが、ある日、隣人が憧れの小説家であることを知り…。

『殺人鬼を飼う女』は、『スマホを落としただけなのに』の中田秀夫監督が手掛けたエロティックサスペンスホラーです。主人公は4つの人格を持つ1人の女性で、その役を飛鳥凛、大島正華など4人の女優が演じています。人格同士が会話する濃密な人物描写と、男性と複数の人格が絡み合う妖艶な性愛シーンが特徴的な作品です。異色の設定と緻密な演技が織りなす、一筋縄ではいかないストーリー展開に注目です。