大学の映画同好会メンバーが自主制作映画撮影のため、主演女優・高田里穂らと共に無人島にやってくる。電気も水道もなく、ネットもつながらないこの島で、トラブルがありながらも撮影は無事終了。だがガイドが迎えにくるはずの2日後になっても船は現れず…。

「行方不明」は、無人島に取り残された若者たちの極限状態を描いた作品です。水も食料も底を突き、生存が絶望的となった彼らを、さらなる恐怖が襲います。この恐怖体験は、とあるビデオテープに収められ、ドキュメンタリータッチで描かれています。女優の高田里穂が実名で登場し、現実と映像が交錯する不気味さが観る者を震えさせます。ホラーとサバイバルの要素が融合したこの作品は、人間の極限状態と恐怖をリアルに描き出しています。