罪の声
- 基本情報
- あらすじ
- 作品概要
制作年: 2020年 / 制作国: 日本
カテゴリ:映画 / ジャンル: サスペンス,ミステリー
【出演】
阿久津英士[小栗旬] 曽根俊也[星野源] 水島洋介[松重豊] 鳥居雅夫[古舘寛治] 曽根亜美[市川実日子] 河村和信[火野正平] 曽根達雄[宇崎竜童] 曽根真由美[梶芽衣子] 生島聡一郎[宇野祥平] 生島千代子[篠原ゆき子] 生島望[原菜乃華] 生島秀樹[阿部亮平] 曽根光雄[尾上寛之] 若き日の達雄[川口覚] 若き日の真由美[阿部純子] 水澤紳吾 山口祥行 堀内正美 木場勝己 橋本じゅん 桜木健一 浅茅陽子 高田聖子 佐藤蛾次郎 佐川満男 宮下順子 塩見三省 正司照枝 沼田爆 岡本麗 若葉竜也 須藤理彩 奥野瑛太 中村無何有 ヨシダ朝 篠原篤 竜史 五頭岳夫 花王おさむ 河野洋一郎
…【監督】
土井裕泰
【原作】
塩田武士
【音楽】
佐藤直紀
【脚本】
野木亜紀子
京都のテーラーを営む二代目店主・曽根俊也は、父の遺品の中から自分の子供の時の声が吹き込まれたカセットテープと黒革の手帳を見つける。テープの様子から違和感を感じた俊也は、ヒントを求めて手帳を開き「ギンガ」と「萬堂」の文字を発見。この文字から昭和の未解決事件“ギン萬事件”を思い出す。一方、大阪の大日新聞社に勤める阿久津は、昭和・平成に起きた未解決事件を追うという企画の担当になる。その事件は俊也が調べようとしていたギン萬事件と同じだった。果たして犯行グループはなぜ男児の声を脅迫に使ったのか?!日本を震撼させた未解決事件の真相に迫っていく。
「罪の声」は、塩田武士のベストセラーを土井裕泰監督が映画化した作品です。35年の時を経て蘇る悲しき宿命を描いた感動のヒューマンミステリーです。小栗旬と星野源が映画初共演を果たし、2人の男が日本中を揺るがせた劇場型犯罪の真相に迫るストーリーは秀逸です。過去と現在、真実と虚構が交錯する中で、彼らが辿り着く結末は観る者の心を深く揺さぶります。
※作品情報の一部はU-NEXTから引用しております。
引用元:https://video.unext.jp/
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レビュー 14件
このレビューはネタバレを含みますこのレビューはネタバレを含みます
謎が少しずつ解けていく展開が気持ちよく、ハッピーエンドだけど完全には救われない余韻がまた良かった。登場人物全員にしっかりしたバックボーンと信念があり、物語に深みを与えていた。自分の知らないうちに犯罪に加担していたら…と考えるとゾッとする。
重厚でよくできた完成度の高いサスペンス作品なのですが、とにかく長くて疲れました。登場人物が多いので整理しながら見るのが大変です。脚本、演出も素晴らしく、役者陣の演技も素晴らしかっただけに、もう少しスマートにまとめてもらえたらなと感じました。

2023.7.28
ハゲナス60/60代/男性
0
子供のころの当時の記憶がよみがえりました。当時のグリコ森永事件を知っている方だったら是非見て頂きたいと感じました。当時この事件に関係した方たちの人間模様がリアルに描かれていると思いました。あれだけの大事件に関わったにもかかわらず淡々と人生を歩んでいる姿に何か違和感をお覚えながら見ていました。私はこの作品自体ドキュメンタリー映画の様の感じがしました。当時の緊迫した様子がとてもリアルな感じでえがかれていると思いました。続けて2回見てしまいました。また星野源の演技がこの映画をリアルなものにしていると感じました。当時の事件を子供ながらにリアルタイムでニュースを見ていた一人として、何か一つ区切りがついたように感じました。最後に映画を見終わった後に自分自身が感じた得体の知れない恐怖感が忘れられません。

2023.7.28
名無し/40代/女性
0
星野源が目的で見に行きました。けっこう長いのですが長さを感じさせることなく楽しめました。小栗旬と星野源の絡みってどうなんだろう?合わないような?と思いましたが、テンポの良い掛け合いが心地良く、なかなか良い組合わせでした。誰もが知る未解決な有名な事件を扱っているせいか、客層が老若男女様々でした。ラストにはあっと驚く秘密が隠されており、切ないラストに胸が締め付けられる思いがしました。シンプルな教えとして「自分はそうはしない、ならない」というようなセリフがあるのですが、先行きがわからない今の時代に沁みるセリフでした。

2023.7.28
名無し/50代/男性
0
「グリコ森永事件」として多くの人に記憶されている昭和の未解決事件ですが、実際にはそれ以外にあまりに多くの大企業や中小企業が被害にあっているので、「食品メーカー連続恐喝事件」と呼ぶべきだといえるこの事件の多くの謎や、未解決の理由をうまくフィクションでつないでそれなりに納得させてくれます。この事件では子供の頃の主人公を始め数多くの人々が犯人に利用され、今でもその誰もが名乗り出ていないため苦しみながら生きているのだと考えるだけで、映画を観終わると彼らの現在に思いを巡らせて重たい気持ちにさせられてしまいました。

2023.7.28
名無し/20代/女性
0
とても濃密な作品で素晴らしかったです!覚えのないテープから恐ろしい事件に繋がり、無視したいけれど出来ないという主人公の葛藤に本当に心が苦しくなりました。迷う主人公と事件を追う阿久津が出会った瞬間などは息もつかせないほどの緊張感で、劇場内が静まり返っていました。「罪の声」を背負わされた子どもたちの末路がとても恐ろしかったです。結末までしっかりと心を抉ってくる作品でしたが、さらにエンディングがトドメを刺すかのような仕様になっています。歌詞と映像が本当に泣くほど素晴らしいので、最後の瞬間まで夢中になって観られる映画でした。