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秋刀魚の味
作品カテゴリー | 映画 |
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制作年 | 1962年 |
「秋刀魚の味」あらすじ
老人の孤独を浮き彫りにした、巨匠・小津安二郎の遺作―――
平山は妻に先立たれ、家事一切を娘の路子に頼っていた。同窓会に出席した平山は、酩酊した恩師を送っていく。そこで会ったのは、やもめの父の世話に追われ、婚期を逃がした恩師の娘。平山は路子の縁談を真剣に考えるようになる・・・・・・。
結婚を巡る父と娘の関係という小津映画定番のテーマを柱に、老いてゆく者の孤独を際立たせている。本作の構想を練っていた1962年2月に最愛の母を失った小津監督の、老いることへの悲しみがここに投影されている。
「秋刀魚の味」概要
「秋刀魚の味」は、老人の孤独を描いた小津安二郎の遺作である。主人公・平山は妻を亡くし、家事を娘の路子に任せている。同窓会で酩酊した恩師を送り、恩師の娘と出会う。彼女もまた、父の世話に追われ、婚期を逃していた。この出会いから、平山は路子の結婚を真剣に考え始める。老いてゆく者の孤独を際立たせた作品で、小津監督が母を亡くした悲しみが投影されている。また、適齢期の娘が嫁ぐまでの周囲のお節介を描いた軽妙洒脱な物語でもある。
「秋刀魚の味」の感想・レビュー評価
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