中島健人が演じる晄司が、家族を守るために真実を暴こうとする姿が非常に緊迫感を持って描かれます。政治スキャンダルと誘拐事件が絡む中で、晄司が父の罪に迫るシーンは観客を引きつける力があります。父親の秘密と家族の絆がテーマとなっており、家族を守るためにどこまで犠牲を払うかという選択を迫られる晄司の決断に胸が熱くなります。

予告を見た時に緊迫感ある映画だと思いました！政治的な話は勿論ありますが、そこまで難しい内容ではありません。なんなら、犯人の動機は分からなくてもわかる人にはわかる。犯人が誰か…だって…そんな役ででないでしょというパターンです。しかし！この映画の見どころは何といっても、中島健人がセクシー封じてます。俳優の中島健人です。いや、今までも見せてはいますが、あれ？アイドルのケンティーは全くないです。笑顔くらい（笑）中盤までは振り回されていますが、最後凄いです！そして、やっぱりね…と思っちゃう中島君の役の設定での会社倒産…。ですよねー。でも、ごめんじゃねーわと思いました。この映画の主役は中島くんですが、何といっても堤さんが…。こ、怖い。そして、凄く大変な役だと感じました。あの迫力感はSPを思い出しました。

誘拐ものとしては割とオーソドックスな展開ですが、金銭目的でない部分が新しいと思いました。テンポも良くサクサク観ることができる作品です。中島健人さんが熱演しています。