イタリア・ヴェローナの二つの名門、モンタギュー家とキャピュレット家は、何代にもわたって争いを繰り広げていた。ある日、モンタギュー家の跡取り・ロミオは、キャピュレット家の仮面舞踏会に忍び込み、キャピュレット家の娘・ジュリエットに出会う。

2010年、星組梅田芸術劇場で上演された『ロミオとジュリエット』は、柚希礼音が主演を務めた作品です。2001年フランスでの初演以降、世界各地で上演されてきたこの作品に、宝塚ならではの演出が加えられ、日本で初めて上演されました。恋に生き、恋に死んだ二人の若者の悲劇的な物語が、華麗な舞台装置と共に繰り広げられます。柚希礼音の繊細な演技と、宝塚の豪華な演出が見どころとなっています。