ローラ

映画「ローラ」は、ヌーヴェル・ヴァーグ左岸派の代表格、ジャック・ドゥミの監督デビュー作です。初恋の男性を待ち続ける踊り子・ローラの恋愛模様を情緒豊かに描いた作品で、ラブストーリーの名作とされています。ローラ役を演じたのは、「甘い生活」で知られるアヌーク・エーメで、彼女の美しさが作品を一層引き立てています。観る者の心を揺さぶる、感動的なストーリー展開が待っています。
制作国 | フランス/イタリア |
|---|---|
作品カテゴリー | 映画 |
制作年 | 1961年 |
作品ジャンル | ラブストーリー,ラブコメディ |
レビュー 3件
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ローラの強さと切なさが入り混じった生き様が心に残る。アヌーク・エーメの表情ひとつで、長い間待ち続ける恋の重みや母としての優しさが伝わってくる。ローランとの再会シーンや港町での人々とのやり取りは、軽やかでありながらも過去の記憶がちらつき、胸がきゅっとなる。息子の父親であるミシェルへの想いを抱えつつも前に進もうとする姿勢に共感した。遊園地のシーンや光の使い方も美しく、物語全体に優雅なリズムがあった。
モノクロームの映像も非常に美しく、ローラ役 アヌーク・エーメのクールビューティーな美貌に釘付けになる。ストーリーも時に切なく、時にハラハラさせられ演出の妙を感じた。
ドゥミ監督の後の作品を先に鑑賞していたこともあって、今作はどんな色彩だったのだろうと思いを馳せました。とは言えモノクロの世界でも、カラー映画を観ているような感覚になる映像美。そしてルグランのピアノ曲は時に疾走感があれば、時にコミカルさもあって。カメラアングルと共に、作品の臨場感を非常に盛り立てていました。
キャスト
【出演】
ジャック・アルダン アヌーク・エーメ マルク・ミシェル コリンヌ・マルシャン
【監督】
ジャック・ドゥミ
【音楽】
ミシェル・ルグラン
【脚本】
ジャック・ドゥミ
【製作】
カルロ・ポンティ ジョルジュ・ドゥ・ボールガール
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