ラ・ポワント・クールト

映画「ラ・ポワント・クールト」は、小さな漁村を舞台に離婚寸前の夫婦の心情とその変化を描いた作品です。夫婦の溝が深まるばかりの対話と、それとは別の平穏な村の日常描写が対比的に描かれています。この作品は、「ヌーベルバーグの祖母」と称されるアニエス・ヴァルダ監督の長編デビュー作であり、その独特な視点と演出が光ります。人間関係の複雑さと、それとは無関係に流れる時間の対比が、観る者に深い感銘を与えます。
制作国 | フランス |
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作品カテゴリー | 映画 |
制作年 | 1955年 |
作品ジャンル | クラシック |
レビュー 1件
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音と映像の心地よさに包まれながら、夫婦の会話と厳しい現実が交互に描かれるのが面白い。モノクロの映像が、風に揺れる布や波の音を際立たせ、触れられるような感覚になるのが不思議だ。貧しさが滲む村の風景、遠くに見える工場の煙、過酷な暮らし。それでも夫婦の言葉にはどこか希望がある。映像の切り取り方が芸術的で、一つ一つのシーンが鮮烈に焼き付く。デビュー作とは思えない完成度で、とにかく衝撃的だった。
キャスト
【出演】
フィリップ・ノワレ シルヴィア・モンフォール
【監督】
アニエス・ヴァルダ
【脚本】
アニエス・ヴァルダ
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