港に灯がともる

制作国日本
作品カテゴリー映画
公開日2025年1月17日
作品ジャンルドラマ
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キャスト

【出演】
富田望生 伊藤万理華 青木柚 山之内すず 中川わさ美 MCNAM 田村健太郎 土村芳 渡辺真起子 山中崇 麻生祐未 甲本雅裕  
【スタッフ】
監督/脚本[ 安達もじり] 脚本[川島天見] 音楽[世武裕子] 製作[ミナトスタジオ] エグゼクティブプロデューサー[大角正] プロデューサー[城谷厚司/堀之内礼二郎/安成洋] 取材[京田光広] 写真[平野愛] 配給[太秦]  


あらすじ


1995年、阪神・淡路大震災直後の神戸市長田区。在日韓国人3世の金子灯(あかり)は、この地で生を受ける。

大きくなった灯は、家族から震災の記憶やルーツについて聞かされるが、実感を持てず孤独を感じていた。震災で仕事を失った父との関係は悪化し、家庭には冷たい空気が流れる。自身のアイデンティティや家族との間に揺れる灯は、やがて心のバランスを崩していく...。

高校卒業からの12年間、葛藤と模索を続けながらも、コロナ禍を経て回復への道を歩み始める彼女の姿を描く。



作品概要


「港に灯がともる」は阪神・淡路大震災から30年、アフター震災世代のリアルを描いた作品です。

被災の記憶のない、在日コリアン3世の主人公が国籍や家族との葛藤と闘いながら、自身の居場所を見つけていくストーリー。

監督はNHKの連続テレビドラマ小説「花子とアン」や大河ドラマ「花燃ゆ」の安達もじり。「ソロモンの偽証」の富田望生の初映画主演の作品です。



予告動画

レビュー 1件

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2025.7.12

チサタキ33/20代/男性

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富田望生のあの演技には思わず見入ってしまった。特に灯と父(甲本雅裕)との距離が少しずつ変化していく様子が丁寧に描かれていて、変化の“瞬間”じゃなくて、揺れ動きの“過程”をちゃんと見せてくれるのが良かった。父の部屋のシーンとか、台詞がなくても空気でわかるっていうか。あと、青木柚が演じた弟も印象に残った。姉と母と弟、どの関係性も微妙な温度差があって、どこかで見たことあるような家族だったな。全員が語らずとも“背負ってるもの”を感じさせるのがこの映画の強みだと思う。



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