ファンタスティック4:ファースト・ステップ

映画「ファンタスティック4:ファースト・ステップ」は、宇宙で起きたアクシデントから特殊能力を得てしまった宇宙飛行士たちの戦いを描く映画作品です。
制作はアベンジャーシリーズなどマーベルコミックが生み出したスーパーヒーローたちを映像化してきたマーベルスタジオ。
数々のヒーローの原点であり、礎となったヒーローチームの活躍を描きます。
「マーベル・コミック」の最初のヒーローチームにして、4人の家族でもある“ファンタスティック4”を描くヒーローアクションです。
一般では未公開になった1994年の「ザ・ファンタスティック・フォー」、2025年の「ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]」、2007年の「ファンタスティック・フォー:銀河の危機」、2015年のリブート「ファンタスティック・フォー」と過去にも映画化されてきた人気作品を、「アベンジャーズ」を中核としたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の一作として新たに映画化された作品です。
マーベル・スタジオが製作する【マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)】の第37作目となります。
出演は過去の同作品シリーズから一新されて、「グラディエーターII 英雄を呼ぶ声」などのペドロ・パスカル、「クワイエット・プレイス:DAY 1」などのジョセフ・クイン、「ミッション:インポッシブル」シリーズなどのヴァネッサ・カービー、「テスラ エジソンが恐れた天才」などのエボン・モス=バクラック、「オーメン:ザ・ファースト」などのラルフ・イネソン、「ロイヤルホテル」などのジュリア・ガーナー、「レッド・ブレイク」などのジョン・マルコヴィッチなどが顔を揃えました。
ヴァネッサ・カービーの低い声も相変わらずセクシーで、とても魅力的です。
監督は、ドラマ『ワンダヴィジョン』などのマット・シャクマンなので、見せ方は『ワンダヴィジョン』な雰囲気も継続されていて、ファンには馴染みやすいところかもしれません。
「アベンジャーズ ラストゲーム」以降、全世界のみなさんがヒーロー映画疲れに陥り、「デットプール」などの一部作品を除いて、特大ヒット作の割合が少なってきたアメコミもの。
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に限らず、DCもその傾向にあります。
しかし、今作の世界観は全シリーズの時から独特のものがあって、「アベンジャーズ」ラインとは少しだけ違ってテイストがあったりします。
ファンの方には、きっとファンの方独自の見方があって入り込める要素が多かったりするのですが、特にファンでもない方には、ここ近年の【マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)】作品は少し引いてしまう要素があったのかもしれません。
今作は、やはりいつもの【マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)】とは少しテイストが違うところもあります。
映像は、いつものMCU作品と言う感じで特に驚きや新鮮味はありません。
物語も、まあ、こんなものなのでしょう。
とにかく、この4人の家族のキャラたちが魅力的に描かれていて、単純になにも考えず観ていて楽しいです。
世界観も、近未来的なレトロな世界観が響く方も多いんじゃないでしょうか。
セットとか武器や小道具、空気感が近未来レトロで、私が小学生の時に愛読していた、『SFこども図書館』シリーズという児童書籍の雰囲気があしました。
昭和を知っている方なら、懐かしい気持ちにもなれると思いますよ。
内容的にもなかなかよく出来ていて、家族愛の温かさが描かれているのもドラマ的にもいいんです。
ヒーローものなのに、ポワッとあったかい気持ちになれます。
まさに、テーマは家族です。
内容もシンプルで観やすく、観やすいです。
ストーリーもちゃんと面白いし、コミカルさもいい感じに仕上がっています。
それから、マイケル・ジアッチーノの音楽もとても雰囲気を盛り上げてくれます。
映画音楽というスケール感がテンションを上げてくれます。
「スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ」、次の「アベンジャーズ」に続いていく今作。
2026年公開の「アベンジャーズ/ドゥームズデイ」で、「ファンタスティック4」の家族がまた帰ってきます。
いつものようにエンドクレジットの後にも続きの映像があります。
これもいつものようにエンドロールの後にもおまけがあります。
ユニバースに続く予告もあります。
最後までご覧になってくださいね。
興行収入では、2005年の「ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]」は、製作費が1億ドルで、全世界で約3,305万ドル、日本で約10億1,000万円。
2007年の「ファンタスティック・フォー:銀河の危機」は、製作費が1億3,000万ドルで、全世界で約2億8,900万ドル、日本で約9億2,300万円。
2015年のリブート版「ファンタスティック・フォー」は、製作費1億2,000万ドルで、全世界で約1億6,797万ドル、北米で約5,6117万ドル、日本で約3億3,467万円。
過去作は、どの作品も大ヒットとまでには至っていません。
特に、2015年のリブート版は悲惨な結果になってしまいました。
そして2025年の今作は、全世界で約3億6,870万ドル、日本で約7億6,000万円と、日本ではあまりヒットしませんでした。
やはり、アメコミものがヒットしない日本市場ですね。
【書いた人】
映画大好きroninです。
年間、劇場など新作を350本前後、その他配信などで約700本以上の映画を観ています。
ラジオドラマを数本、映画のシナリオや企画も執筆しています。
たまに映画のトークイベントやラジオにも出演。
映画検定2級。
アメブロで映画のブログやってます!
https://ameblo.jp/roninfilms/
制作国 | アメリカ |
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作品カテゴリー | 映画 |
公開日 | 2025年7月25日 |
作品ジャンル | アクション,ファンタジー・アドベンチャー |
公式サイト | 公式サイトへ移動する |
あらすじ
宇宙でのアクシデントから特殊能力を得た天才科学者のリード・リチャーズ、パートナーのスー・ストーム、スーの弟のジョニー・ストーム、さらに親友のベン・グリムの4人。
地球に帰還した4人はヒーローとして国民から人気を博していた。
そんなある日、夜空を覆うように無数の光が押し寄せ、現れた全身銀色のシルバーサーファーによって地球の運命が告げられる。
強大な力を持ち地球を滅ぼそうとするギャラクタスの出現に、人々はパニックに…。
その時リードは葛藤を抱えながらもファンタスティック4として立ち上がる!
レビュー 3件
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~5
33%
~4
67%
〜3
0%
〜2
0%
〜1
0%

2025.8.13
うたは/20代/女性
0
前向きになれる
最近のマーベル映画の中ではとっても分かりやすくてよかったです!
アベンジャーズ前にわかりやすいリメイクを作ってくれてありがとう!

2025.8.5
ちぃ/30代/女性
0
面白い すっきり
以前公開されたファンタスティック・フォーのリブート版です。いきなり特殊能力が身に付いた状態での話のスタートなので、初めて見る人にとっては情報が足りなさすぎるかもしれません。ある程度の基礎知識が必要だと思います。
単体映画なのでストーリーも分かりやすく、初めてマーベル映画に触れる人には入りやすい内容だと思います。その中でも既存のmarvelファンにもしっかりと応えてくれる展開もあって、しっかりと楽しむことができました。
面白い
過去作を観る時間がなく今作を観に行ったが、何も知らなくても面白かった。ジョニーがいいキャラしてて好きになった。今回のファンタスティック4は次に繋がるのですごく次が楽しみ!!
キャスト
【出演】
ペドロ・パスカル ヴァネッサ・カービー ジョセフ・クイン エボン・モス=バクラック
【スタッフ】
監督[マット・シャクマン]
予告動画
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