UTA「まだ俳優としての初めの一歩」ドラマ『赤灯えれじい』で関西弁の演技に挑戦

大阪を舞台に繰り広げられる青春純情ラブコメディードラマ『赤灯えれじい』

若手実力派俳優が集結した本作で、チーコの元カレ・ユーサクを演じたUTAさんにインタビューしました。

関西弁でのお芝居に挑んだ裏話や、モデル・俳優として活躍を重ねるバイタリティを語っていただきました。

ドラマ『赤灯えれじい』は2026年10月8日(木)深夜24時から放送開始です。

ドラマ『赤灯えれじい』作品紹介

実家暮らしで自堕落な日々を送る、無職のヘタレ男・サトシ(黒崎煌代)。地元の不良に金をせびられる情けない毎日を過ごすなか、そんな日々から抜け出そうと、交通誘導のバイトを始める。

理不尽な運転手たちに馬鹿にされながら、赤灯を振る現場で出会ったのは、自分とは正反対の金髪で喧嘩っ早いヤンキー女・チーコ(鳴海唯)だった。「謝るくらいやったら、ちっとは根性見せてみいや」——気が強いチーコに最初はビビり倒すサトシだったが、心優しい一面を知るうちにどんどん心を奪われていく。

やがて、ヘタレなりに彼女を守ろうと奮闘し始めるサトシ。その真っ直ぐな想いは、チーコにとっても次第にかけがえのないものになっていき…。人情と風情あふれる大阪を舞台に、最高に不器用で愛おしい凸凹カップルの純愛ストーリーが幕を開ける!

ドラマ『赤灯えれじい』公式サイトより引用

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目次

関西弁でのお芝居という壁「そこにチャレンジしていきたい」

UTA、関西弁でのお芝居という壁「そこにチャレンジしていきたい」

ー最初に原作を読んだ時の感想を教えてください。

UTAさん(以下、UTA):もうとにかく面白くて笑いが止まらなかったですし、あのタッチの漫画がどういうドラマになって、どう描かれるのか、いち読者としてすごく楽しみでした。

ードラマ『赤灯えれじい』への出演が決まった時のお気持ちを教えてください。

UTA:本当に嬉しかったですし、今最も注目されていると言ってもいい俳優の黒崎煌代さんと鳴海唯さんのおふたりと共演できることに、とてもワクワクしていました。

役者としての経験自体がまだ少ないうえに関西弁でお芝居をするという壁もあったので、そこにチャレンジしていきたいという気持ちでした。

UTA、U-WATCH取材写真

ー関西弁かつユーサクの持つ背景がかなり特殊かと思いますが、役作りはどう進めていったのでしょうか。

UTA:原作を読んで、まずユーサクがどんな人物なのかというところに注目しました。同時にサトシとチーコはどんなキャラクターなのかという部分にも、フォーカスを当てていました。

ーご自身が演じられるキャラクターだけでなく、物語の全体像を掴んでいったような感じなのでしょうか。

UTA:そうですね。サトシとチーコの2人の空気感を感じ取って理解したうえで、「ユーサクとしてどういう気持ちを抱いて、どんな振る舞いをするのか」を探っていきました。

ユーサクだけではなく、ユーサクの周りのキャラクターをメインに考えていたからこそ、逆にユーサクを客観視できたのかなと。これはユーサクを演じるうえで、すごく良いヒントになりました。

ユーサクが一緒に育った人や、チーコと一緒にいた時の原作の絵を見て、「こういう要素を取り入れてみよう」と考えていきました。

ー実際に演じられて感じたユーサクの魅力や人柄をどう捉えているかを教えてください。

UTA:ユーサクは、怒った時は頭に血がのぼってしまい、冷静ではいられなくなってしまいます。不器用な人ですが、はっきりとしている部分もちゃんとあります。

しっかりコミュニケーションを取らないといけない時に、真っ直ぐに伝えられるのはユーサクの良いところだと思いました。

UTA、U-WATCH取材撮り下ろし

ー撮影が進む中、監督をはじめスタッフさんとディスカッションしたお芝居のポイントはありますか。

UTA:ユーサクは西成という、大阪の中で割とディープでローカルな場所で育ったというバックボーンがあります。そういう場所や環境で育った人が話す関西弁の口調や立ち振る舞いは、おそらくオフィス街のような都心部にいる人とは全然違うと思います。そういう設定的な部分は、プロデューサーさんから学びました。

決定稿ができた後でも、新しいセリフや違った言い回しに変えることもあったりして、実際に撮影現場で作っていく部分も多かったです。

ーそうだったのですね。撮影していて印象的だったシーンはありますか。

UTA:サトシと初めて対面するシーンは緊張していましたが、その日の撮影は僕も黒崎さんもお互いに良いゾーンに入れていて、自分でも感情的になるくらいすごく良いシーンになった手応えがありました。

現場にいたスタッフさんも「すごく良いシーンだった」と言ってくれたので、どんな映像に仕上がっているのか、僕自身も楽しみです。

ロケ地・大阪での撮影裏話。UTAが太鼓判を押す大阪グルメ

ー大阪で撮影されていたかと思いますが、撮影現場の雰囲気を教えてください。

UTA:すごく明るくて、大阪でロケをしている楽しさが溢れ出ているような雰囲気でした。ドラマ『赤灯えれじい』は大阪のグルメを紹介している部分もあるので、“とにかく食べて食べて”という感じでした。

ー関西出身のキャストさんが多かったかと思いますが、撮影の休憩中などにはお話をされましたか。

UTA:色々話しましたし、関西弁のチェックもしてもらっていました。「ここをもう少し強く言うと、どういうトーンになるのか」「どんな言い回しになるのか」というところを聞きました。

あと、自分の出番はなくても、サトシとチーコの撮影を見に行ったりもしました。

ーそれはどうしてですか。

UTA:サトシとチーコの2人を外から眺めているような構図を実際に作ることで、「チーコを取り戻したい」というユーサクの中で湧き上がる気持ちが、自然と自分にリンクしていくと思いました。

2人の空気感の良さや近い関係性を目に焼き付けるようにしていました。

ーそういう糸口でも役作りをされたのですね。先ほど大阪グルメの話題がありましたが、UTAさんが印象に残っている大阪の食べ物はありますか。

UTA:おでんとうどんです。スタッフさんから「もう食べないでください」「これ以上食べたらお腹いっぱいになりますよ」と言われても、ずっと食べていました。もうそれぐらい美味しかったです。

うどんは4、5玉くらい食べちゃって、そのあとに少し後悔しました(笑)。

大阪グルメが本当においしくて、ドラマにも出てくるので注目して見ていただきたいポイントの1つです。

ー原作漫画の連載終了から約20年の時を経て実写化される本作ですが、原作のある作品を演じる難しさや、逆にそれゆえの面白さは何か感じられましたか。

UTA:『赤灯えれじい』は原作ファンが大勢いらっしゃるので、ファンの皆さんのイメージにちゃんと合っているのかというプレッシャーは感じています。

ですが、黒崎さんと鳴海さんが本当に素晴らしいお芝居をされていたので、撮影現場全体で、原作の空気感はしっかりと作られていたと思います。

原作に登場するキャラクターは良い意味で大げさなところがあるので、そういうところも意識をして演じました。ただ、ユーサクは僕の人生の中で出会ったことのないようなキャラクターだったので、それをいかに自分に落とし込めるかがすごく重要でした。

この「ユーサクのキャラクターをどこまで表現できるか」というバランスを探っていく作業は難しかったですが、そこを含めて楽しめたと思います。

ードラマを楽しみに待つ方へ向けて、メッセージをお願いします。

UTA:ドラマ『赤灯えれじい』は、“B級レトロ感”があるところも魅力です。もちろんどのシーンもちゃんと見ていただきたいですが、気兼ねなく流して見るだけでもすごく心地良い作品です。

腹を抱えて笑ったと思ったら、繊細なヒューマンドラマに胸を打たれて感動するので、そこを行ったり来たりできる作品です。実写ドラマ化したことで原作とはまた少し違う要素や印象があると思いますが、そこも楽しんでご覧いただけたらうれしいです。

次ページ:モデルに俳優。活躍の幅を広げるUTAの現在地 アザーカットも!

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