【2024年春ドラマ】4月スタート 新ドラマ一覧＆
最新ニュースまとめ

【あらすじ】
高校の廃校を機に開かれた同窓会で、雪平明日香は忘れられなかった初恋の相手、水野遥斗と再会する。 12年前、互いに想いを伝えられずに卒業した二人であったが、実は当時両想いであったことを知る。 遅ればせながら交際をスタートさせ、幸せな日々を送り始める二人。 しかし、そんな矢先に遥斗が予期せぬ事故に遭い、意識不明の重体となってしまう。 明日香は、目覚めるか分からない遥斗に寄り添い続けながら、彼と過ごしたかけがえのない日々を思い返す。二人の愛の行方はどうなるのか...。

【あらすじ】
川内ミヤビは、将来を期待された脳外科医だったが、不慮の事故で脳を損傷。過去2年間の記憶を失い、今日のことも明日には忘れてしまう記憶障害を負う。 そんな彼女の前に、変わり者の脳外科医・三瓶友治が現れ、彼女にもう一度医師として働くよう促す。 ミヤビは葛藤しながらも、再び脳外科医としての道を歩み出す。目の前の患者を全力で救う中で、失われた自身の記憶と向き合い、再生していく。彼女の記憶の中には、どんな秘密が隠されているのだろうか。

【あらすじ】
かつて数々の高校で伝説を打ち立てたグレート・ティーチャー・オニヅカこと鬼塚英吉。 彼は、元教え子の依頼を受け、問題が山積する私立相徳学院高校へ臨時教師として赴任する。この高校では、フォロワー200万人を誇る暴露系インフルエンサー「裁ノカ笑」が生徒や教師の秘密を次々と暴き、校内は疑心暗鬼に陥っていた。 過激化する暴露に対し、事なかれ主義の教師たちは見て見ぬふり。そんな中、鬼塚は悩みを抱える令和の高校生たちに対し、かつてと変わらぬ型破りなスタイルと熱い心でぶつかっていく。現代ならではの問題に、鬼塚流の授業が展開されるのである。

【あらすじ】
1995年、渋谷。地下鉄サリン事件をきっかけに、平凡な高校生だった広重秋久（Q）の日常は一変する。カリスマ性を持つ同級生・翔太郎に誘われ、Qは仲間たちと共に大人たちが作った社会の仕組みに反抗し始める。 彼らは渋谷を拠点にチームを結成し、自分たちのルールで街を駆け抜けていく。時には道を踏み外しながらも、大切なものを守るため、仲間との絆を深め、激動の時代を熱く生きる高校生たちの青春群像劇である。

【あらすじ】
かつて才能ある外科医だった佐倉陸は、ある挫折からメスを握れず精神的にも追い詰められ、内科医に転向する。彼が担当する、余命宣告されたがん患者・成瀬翔は、来る日も来る日も同じような治療に絶望していた。 ある日、成瀬は殺してくれと陸に頼む。陸はこれを受け入れ、その前にやりたいことはと問い、二人は病院を抜け出した。 バイクでの人生最後の旅で、故郷や初恋の人を訪ねる一方、陸が薬を持ち出した疑惑が浮上し、彼らの旅は周囲を巻き込んでいく。

【あらすじ】
横浜地検中央支部の検事である西村奏は、中学生の時に父を亡くした過去を持つ。その死に向き合うため検事の道を選んだ彼女は、長野の大学時代、野木真樹ら4人の仲間と出会い、かけがえのない青春時代を過ごした。 しかし、ある人物の不可解な死亡事件を境に、彼らの友情と奏の初恋は終わりを告げる。それから12年後、多忙な日々を送る奏の前に、事件以来消息を絶っていた真樹が突然姿を現す。 この再会を機に、奏は封印してきた大学時代の事件、そして父の死の真相と向き合うことになる...。

【あらすじ】
桜舞うある夜、事故で記憶を全て失った緒方まこと。手元に残されたのは、誰かに贈るはずだった男性用の指輪だけ。 記憶喪失前の自分は、個性を抑え目立たぬように生きていたらしい。孤独を感じる彼女の前に、唯一の男友達と名乗る同僚の朝日結生、元カレと語る花屋の店主の西公太郎、そして人懐っこい年下の板垣律が次々と現れる。 なぜか、その指輪は三人の誰の指にもぴたりと合う。記憶をなくしたまことは、本当の自分と運命の恋の相手探しの渦中に飛び込む。

【あらすじ】
音、光、味など様々な刺激に過敏に反応してしまう「感覚過敏」の特性を持つ高校生・片瀬あまねの切実な願いは、「普通の日常」を送ること。 高校入学を機に、あまねは自分なりの工夫で不自由な世界を乗り越えようと決意する。 そんな彼女が出会ったのは、自身もまた独自のルールを持つ同級生・進藤琥太郎だった。 二人は互いの抱える「生きづらさ」に共感し、支え合う存在となっていく。周囲との違いに悩みながらも、自分らしく前を向こうとする若者たちの姿を描く。

【あらすじ】
人気若手俳優の渋谷大海は、妹・音夢の保育園の送り迎えで、担任の保育士・青田愛花と出会う。仕事一筋で、これまで恋愛に全く興味のなかった渋谷だが、一生懸命で純粋な愛花に、生まれて初めての感情が芽生える。 しかし、恋愛経験ゼロの渋谷は、どうアプローチして良いかわからず、不器用な行動ばかりしてしまう...。そして愛花もまた、彼のまっすぐすぎる思いに戸惑うことに。 保育園を舞台に、年の差のある二人のピュアでぎこちない恋模様が、個性豊かな周囲の人々を巻き込みながら進んでいく。

【あらすじ】
とある中学校、隣の席に座る高木さんと西片。 高木さんはいつも西片をからかって楽しんでいる。一方の西片は、毎日高木さんにからかわれては悔しい思いをし、「今日こそは高木さんをからかい返してやる！」と日々奮闘する。 しかし、西片の試みはいつも高木さんに見抜かれ、逆に上手にかわされてしまう。そんな二人の、何気ないけれど特別な毎日。 からかいの中に垣間見える互いへの意識と甘酸っぱい距離感が、瀬戸内海の島を舞台に描かれる青春ストーリー。

【あらすじ】
愛嬌はないがクールで孤独な探偵、玲奈。運が悪く間抜けだが、どこか憎めないチンピラ、佐藤。全く異なる世界に生きる二人は、ひょんなことから出会い、コンビを組むことになる。彼らに依頼されたのは、風変わりなタクシー運転手・小戸川の素行調査であった。 単純な調査のはずが、玲奈と佐藤は知らず知らずのうちに、街で起きた謎めいた女子高生失踪事件の深みへと足を踏み入れていく。 事件を追ううちに、二人はさまざまな人物たちと出会い、彼らの複雑な人間関係や隠された秘密に触れる。やがて、点と点が繋がり、大きな陰謀の輪郭が見え始めたとき、彼らの運命もまた大きく動き出す。

【あらすじ】
中堅編集者の宮田晃啓は、売れっ子の大学准教授、岩永崇に仕事を依頼する。 だが崇は、高校時代に別れた宮田の初恋相手であった。「二度と会いたくない」と言われた相手との、ビジネス上の再会。素直になれない宮田に対し、崇は大人の余裕を見せながら近づいてくる。 高校時代とは立場も変わり、十数年の時を経た二人。かつての想いと現在の関係の間で揺れ動きながら、不器用に紡がれる「二度目」の恋の物語である。

【あらすじ】
日本各地に突如出現した7つの巨大な穴。正体不明で、一度入った者は誰一人戻らない。 それでも人々は次第に穴と共存し始め、「穴には救済がある」と語る男・小澤のもとに信者が集まりはじめる。 ある日、小澤の呼びかけで8人の信者がリゾート施設に集結。彼らは、穴に入る前にそれぞれの人生となぜ入ろうとするのかを語り、記録する儀式に臨む。 一人ずつ明かされていく過去。やがてその告白は、想像を超える結末へとつながっていく。

【あらすじ】
特捜9のオフィスでは、模様替えの打ち合わせが大モメしていた。そんな中、マンション管理人・林田浩児の転落事故が発生し、浅輪直樹ら特捜班は現場へ急行する。 死因は特定されておらず、傍らには割れた植木鉢が残されていた。インフルエンサーや元教師、AIプログラマーなど多様な住民が暮らすマンションで聞き込みを開始するが、特捜班メンバーもそれぞれ異なる住人に疑いの目を向けていく。 価値観が複雑に絡み合う現代社会。その中で真実にたどり着くことはできるのか。特捜班の捜査が、静かに動き出す。

【あらすじ】
ある日、気象研究官の晴原柑九朗は、新たな部隊「特別災害対策本部（SDM）」の責任者として抜擢される。 翌日、悪天候による災害現場に急行するSDM。彼は、気象学の知識を最大限に活用し、自然災害から人々の命を守ることに全てを捧げる。 過去に災害で大切な人を失った彼は、助手の雲田彩らと共に、迫り来る気象の脅威を解析し、人命救助の最前線で指揮を執るが...。

【あらすじ】
新人交通警察官の陣内まどかは、金沢行彦とバディを組む。 最初の担当は深夜の衝突事故。片方の運転手は死亡し、信号無視が争点となるがドラレコはない。 死亡した運転手の車には、目が不自由な妹が同乗しており、カーラジオの曲で青信号を証明すると言う...。 その他にもポイ捨てによる失明、あおり運転、路上駐車など、交通事故にまつわる事件と人間模様を描く...。

【あらすじ】
女性用風俗店K&Kのセラピストとして働く男性たちの物語。 優しい雰囲気が魅力のヤマト、色気溢れる龍一、華やかなルックスのシアン。彼らは様々な事情や欲望を持つ女性たちに極上の癒やしを提供する。 彼らの元を訪れるのは、寂しさや心の隙間を埋めたいと願う女性客たち。現代社会に生きる女性たちの秘めた本音と、危険な秘密の仕事に身を置く男の姿を描く衝撃の人間ドラマだ。

【あらすじ】
文久3年（1863年）、幕末の京都。 小さな茶屋で働く心優しい青年・深草丘十郎は、ある夜、父・七也を長州藩士の庄内玄悟に目の前で斬り殺されるという悲劇に見舞われる。 悲しみと怒りに震え、復讐を誓った丘十郎は、その場で出会った壬生浪士組局長・近藤勇の存在を知り、壬生浪士組への入隊を決意する。しかし、刀を握ったことすらない丘十郎は、腕に覚えのある者たちが集う入隊試験で全く歯が立たない。 そんな彼に、沖田総司は応募者の中でも群を抜く剣の達人である鎌切大作との対戦を命じる。 二人の若者の運命的な出会いが、激動の時代の幕開けとなる。

【あらすじ】
広告代理店で働く白石郁子は、将来を真剣に考え始めるアラサー世代。しかし、彼女には大きな悩みがあった。 それは、定職にも就かずヒモ同然のダメ男・黒川浩次とズルズルと同棲を続けていることだ。浩次のことは大好きだが、そのだらしなさや将来性のなさに限界を感じ、何度も別れを決意する。だが、いざとなると浩次の人の良さや抗えない魅力に絆され、結局別れることができない日々を送っていた。 そんな中、会社の後輩でハイスペックな年下イケメン・青山が現れ、郁子に猛アプローチを開始する。

【あらすじ】
出版社の編集部に勤める五月女恵。彼女は仕事終わりや休日に、一人でさまざまな場所へ赴き、一人でしか味わえない贅沢な時間を過ごす「ソロ活」を楽しんでいる。 恵は、気になる場所ややってみたいことに積極的に挑戦し、ソロ活を通して新たな自分を発見していく。一人焼肉や一人水族館といった定番から、少し変わった体験まで、恵のソロ活の探求は続く。 今シーズンも、彼女ならではの視点で多様なソロ活が紹介される。

【あらすじ】
食品プロデュース会社の社員・押尾貴代が渋谷の路地裏で刺殺される事件が発生した。 遺留品の中には、なぜか懐かしいルーレット式おみくじ器があり、現場には昭和レトロなファッションの女がいたという目撃情報も。 その矢先、被害者の上司である社長・飯吉望のパワハラ音源がSNSで流出し炎上する。捜査を進めると、被害者の最後のSNS投稿が、永井杏子が営むレトロカフェのパフェの写真であることが判明する。しかし、杏子は24年前に起きた平成時代の誘拐事件の関係者だった。 大岩一課長は、昭和、平成、令和と時代をまたぐ謎多き事件の真相究明に、総力を挙げて挑む。

【あらすじ】
大手ゼネコン「帝和建設」の土木設計部長である狩山陸は、橋づくりに情熱を捧げる設計者。「龍神大橋」の建設に彼は心血を注ぐが、予期せぬ崩落事故が発生、多くの死傷者を出してしまう。 事故の責任を追及される狩山。会社や部下を守るため、狩山は真実を隠して罪を被ることを選択するが、面会に来た妻・玲子の言葉や、事故の裏に隠された陰謀の存在を知り、狩山の考えは変わってゆく…。 刑事、弁護士、会社の同僚、そして妻。さまざまな人々の思惑が交錯する中、狩山の孤独な戦いが始まる。

【あらすじ】
日本屈指の巨大病院「天堂記念病院」理事長の息子、天堂海斗。彼は、父との確執から家を飛び出し、出版社で週刊誌記者として働いていた。 恋人・朝比奈陽月との関係も順調で、平凡ながらも充実した日々を送る。だが、父がとある事件に巻き込まれたことを機に、海斗の運命は大きく動き出す。 父の築き上げた大切なものを取り返すため、彼は病院の世界へ戻ることを決意。しかし、そこは想像を絶する権力闘争が渦巻く場所であった。次々と現れる欲望にまみれた人間たちによって、海斗は大切なものを奪われ、人生のどん底へと突き落とされる。復讐を誓った海斗の闘いが始まる。

【あらすじ】
16年前、連続殺人犯として逮捕された父の無実を信じる刑事・桐生葵は、真相を追って故郷・望野町に戻る。 だが着任早々、過去の事件を模したような新たな殺人が発生。バディの香坂慧は葵を監視しつつも、葵は再会した同級生たちに疑念を募らせていく。 やがて、16年前に文化祭で制作予定だった映画の企画書が、事件と繋がっていた可能性が浮上。過去と現在の事件が交錯し、町に封じられていた16年目の真実が明かされていく。

【あらすじ】
地味で内向的な派遣社員・浅見ほのかは、ハラスメントが横行する社内で仕事を押し付けられ、耐える日々を送っていた。 そんな彼女の前に、美しく仕事もできる新しい派遣社員・深瀬のぞみが現れる。のぞみはほのかに優しく寄り添い、二人は次第に心を通わせていく。 だが、のぞみの入社を機に、ほのかを苦しめた社員たちが次々社内事件に巻き込まれ失脚。これは偶然か、謎多き彼女の罠か。 のぞみの正体と目的が明らかになる時、想像を超える展開が待つ。

【あらすじ】
無名の舞台俳優である白崎由岐はオーディションに合格し、人気俳優の羽山麻水が主演するBLドラマ「昼のゆめ」の相手役に抜擢される。 初めてのドラマ主演に戸惑う白崎。そんな彼に羽山「役作りのために恋人関係になりませんか」と提案する。 二人は撮影が終わるまでという期間限定で、恋人としての疑似関係を始めることになるものの、役として惹かれ合ううちに、白崎と羽山の間に本物の感情が芽生え始める。しかし、人気俳優と無名俳優という立場の違いや複雑な思いが交錯し...。芸能界を舞台に、二人の俳優が真実の愛を見つけるまでの葛藤が描かれる。

【あらすじ】
映像制作を学ぶ大学3年生の根津晴は、初めての監督作品に行き詰まっていた。 そんな折、SNSへの投稿をきっかけに恋人・久我ユリの浮気を知ってしまう。 投稿したのは、晴に思いを寄せる後輩の臼井都であった。彼女の裏切りを知ったことで晴の心は激しく揺れ動く。若さゆえの痛々しい恋愛感情と、その後に残る心の傷を描く物語。

【あらすじ】
大学でイケメン女子として知られる詩杏。 しかし彼女は、重度の男性恐怖症と母親からの過干渉という秘密を抱えて苦しんでいた。 ある日、アルバイトの面接へ向かう途中でナンパに遭い、パニックを起こしてしまう。 その窮地を救ったのは、容姿端麗な後輩の女子学生、律子だった。 面接先のバイトでも、料理長の蓮見とぶつかってしまい過呼吸になる。それに対し蓮見は冷たい態度を見せたにもかかわらず、なぜか不思議と落ち着きを取り戻す詩杏。 その帰り道、マンションの前で律子に再会する。彼女は詩杏が落としたペンケースを届けに来てくれ、しかも隣の部屋の住人だと判明する。 だが律子には大きな秘密があった。詩杏のペンケースに盗聴器を仕掛け、自室で彼女の様子を監視していたのだ。そして律子はウィッグを外し、本来の男性としての姿を現すのだった...。

【あらすじ】
39歳独身の薬剤師・上田樹。仕事も恋も順調で、平穏な日々を過ごしていたはずだったが、長年交際している恋人・沢田真和に別の婚約者が発覚する。 樹は沢田を心から愛していたが、嫌われることを恐れ本音を言えず、責めることができずにいた。そんな中、年下男性・松重瑛斗との同居が突然始まり、さらに真っ直ぐな愛をくれるMR・佐藤航平と出会う。 これらの出会いを通じて、樹は本当の幸せや愛される大切さに気づき始める。

【あらすじ】
交番勤務の警察官・多家良啓介は、親切で真面目な顔の裏に、もう一つの顔を持っていた。それは、法では裁けない悪徳詐欺師ばかりを狙う、天才的な詐欺師「K」としての顔である。 多家良は、巧みな話術と大胆な手口で悪人たちを欺き、大金を奪い取る。警察官としての職務をこなしながら、危険な二重生活を送る彼の目的とは何か。 次々と現れる悪党を相手に、彼の仕掛ける華麗なる騙しの手口が展開される。

【あらすじ】
黒羽ミコはかつてベストセラーを生んだミステリー作家だが、現在はプレッシャーで小説が書けない“イップス”に陥っている。 一方、森野徹も警視庁のエリート刑事だったが、ある事件を機に犯人を逮捕できなくなる“イップス”を抱えていた。 そして、ひょんなことから「書けない」作家と「解けない」刑事、絶不調な二人がバディを組むことに。彼らは互いの苦手な部分を補い合い、時に反発しながらも事件解決に挑む...。

【あらすじ】
依頼された人物になりきる稼業「演じ屋」のアイカと、痴漢冤罪から救われた経験を持つトモキ。 一度は演じ屋稼業から足を洗ったアイカだったが、ある出来事をきっかけに再びトモキと共にその世界へと戻ることを決意する。 新たな相棒となった二人は、「演じ屋」として様々な依頼を受け、人々の複雑な願いを叶えるために奔走する。しかし、演じ屋の仕事には常に危険が伴い、予期せぬトラブルや過去の因縁が彼らを待ち受ける。 演じることを通して浮き彫りになる人間の業や、アイカとトモキの関係性の変化が描かれる。

【あらすじ】
青森で人権派弁護士の祖父・倫太郎に育てられた桜木みやびは、現役女子高生にして司法試験に史上最年少で一発合格した「JKB（女子高生弁護士）」だった。 祖父に認められたみやびは、念願だった上京を果たし、東京の大手法律事務所所長である祖母・華のもとで見習い弁護士として働くことになる。同時に都内の高校へ転入したみやびは、弁護士であることを隠して学園生活を送る。法廷では新人弁護士として、学校ではごく普通の高校生として奮闘する日々。 持ち前の天真爛漫さと物怖じしない性格、そして祖父譲りの正義感を武器に、大人たちが抱える問題や学園に潜む闇に立ち向かう。

【あらすじ】
「The Beast」と称される史上最悪の毒ガステロが発生した。その犯人は、神崎一の幼なじみであり、若手人気俳優の希堂琴音だった。 神崎は、琴音と親しかった俳優の宮ノ森真由と共に琴音の犯行動機を探り始めるも、その調査の途中で何者かによって銃殺されてしまう。 気がつくと、神崎は毒ガステロ発生当日にタイムリープしていた。過去に戻った神崎は、まだ「獣」となる前の琴音と対峙し、未来を変えるために行動を開始する。

【あらすじ】
「ナニ」と呼ばれる大災害から12年が過ぎた、ある街の仮設住宅。主人公の田中新助、通称・半助は、街で起こる出来事を報告する仕事を引き受け、愛猫とともにこの地へやってきた。 そこには、「月収12万を超えると退去させられる」という厳しい条件下で暮らす、18世帯の個性的な住民たちがいた。 街の青年部のタツヤや酒店のオカベに迎えられた半助は、徐々に住民と交流を深めていく。しかし、彼の仕事が街に予期せぬ波紋を広げることになるのだった。

【あらすじ】
大手銀行・東京第一銀行の支店で窓口係を務めていた花咲舞は、ある日突然、本部の臨店班への異動を命じられる。 臨店班とは、問題を起こした支店に直接赴き、業務改善の指導や不祥事の調査を行う部署である。そこで舞は、かつての上司であり出世コースを外れたベテラン行員・相馬健とコンビを組むことになる。 不正行為や間違ったことを見て見ぬふりできない正義感の強い舞は、訪問先の支店で起こる様々な事件やトラブルに対し、「お言葉を返すようですが」と啖呵を切り、立場の弱い人々のために忖度なく問題を解決していく。

【あらすじ】
亡き祖父から受け継いだ時計店を一人で切り盛りしている美谷時乃には、もう一つの顔があった。それは、1回5,000円で難事件のアリバイを崩す、時計修理と推理の名手である。 彼女の卓越した推理力に頼るのは、県警捜査一課の管理官・察時美幸。今回、察時が時乃に持ち込んだのは、資産家のパーティーで起きた密室殺人事件であった。 複雑な人間関係と鉄壁のアリバイ。時乃は時計修理の合間に、察時や彼を慕う刑事・渡海雄馬と共に、時計のように正確なアリバイトリックの解明に挑む。

【あらすじ】
ありふれた日々に退屈する医大生の小島透は、建築家・浅野詩史と出会う。 彼女の事務所で過ごす穏やかな時間に惹かれ、詩史が東京タワーの写真を、寂しそうだから苦手と語る姿に自身の思いを重ね、愛おしさを感じる。 後日、透は再び詩史を訪ね、もっと知りたいと告げる。一方、透の親友・大原耕二も家庭教師先の母親・川野喜美子に惹かれ始めていた。二組の男女が紡ぐ、許されざる愛の物語が始まる。

【あらすじ】
前作から1年。花火師の望月星太郎は、自室に引きこもり、望月煙火店は開店休業状態。再び現れるようになった父・航の幽霊には、店を畳んでしまえと言われる始末だった。 しかし、そんな星太郎の前に、突然弟子入りを志願する謎の女性・野口ふみかが現れる。 彼女との出会いと、再び頻繁に姿を見せるようになった父の幽霊によって、星太郎の日常はかき乱されていく...。

【あらすじ】
東京の一軒家で妻・千鶴と暮らす、ちょっと頑固な父親・伊藤源太郎と、独立した三人の娘、由香、里香、美香の人生を描く物語。 長女・由香は不倫相手との関係に悩み、次女・里香は優柔不断な夫との生活に変化が訪れ、三女・美香は夢を追う中で新たな出会いを経験する。 源太郎は、そんな娘たちの幸せを願いながらも、心配のあまりつい口を出してしまう。食卓を囲みながら交わされる、伊藤家の賑やかで少し厄介な日常が再び描かれる。

【あらすじ】
平安中期、京の下級貴族の家に生まれた少女・まひろ。後の紫式部となる彼女は、つつましい暮らしの中で育ち、ある日出会った少年・三郎と互いの素性を知らぬまま惹かれ合う。 だが運命は過酷で、2人は離ればなれに。成長したまひろは文才を開花させ、宮中に出仕。 そこで三郎 藤原道長と再会し、彼の庇護のもと『源氏物語』の執筆を始める。激動の時代に才能と心を貫いた女性作家の波乱に満ちた一代記。

【あらすじ】
有罪率は99.9%と言われる日本の刑事裁判。しかし、そこに風穴を開ける弁護士がいた。 彼の名は明墨正樹。たとえ依頼人が殺人犯で、その証拠が100%揃っているように見えても、明墨はあらゆる手段を駆使して無罪を勝ち取る。 彼のやり方は、時として常識的な正義とはかけ離れている。「アンチヒーロー」とも呼べるその姿の裏には、一体どんな目的が隠されているのか。同僚の弁護士たちも彼の真意を測りかねる。正義とは何か、悪とは何か。常識が覆される逆転パラドックスエンターテインメント。

【あらすじ】
大企業の御曹司である織田照朝は13年前、父から謎めいた「悪魔の鍵」を託された。その直後、父は鍵を狙う謎の男に殺害されてしまう。 照朝は父の遺言に従って鍵の秘密を守り、父の死の真相を追って海外へ渡った。そして、時を経て日本に帰国した照朝の前に、再び悪魔の鍵を狙う者たちが現れる。99本存在する悪魔の鍵は。全て集めるとこの世の全てを手に入れられるという。 鍵の所有者は、敗者が要求を呑まねばならない「アクマゲーム」に参加する権利を持つ。父の無念を晴らし、鍵に隠された謎を解き明かすため、照朝は命懸けの頭脳戦アクマゲームに身を投じることを決意するのだった。

【あらすじ】
昭和初期、日本初の女性専門法律学校に入学した猪爪寅子。彼女は社会の偏見や困難に立ち向かい法律を学び、やがて日本初の女性弁護士の一人となる。だが戦争が彼女の活動の場を奪う。 終戦後、全てを失った寅子は学んだ法律を頼りに裁判官になることを決意。戦争孤児や苦境の女性のため家庭裁判所設立に尽力し、裁判官として人々の問題に情熱を注ぐ。 道なき道を切り開いた女性法曹・猪爪寅子の物語。

【あらすじ】
1986年、角島に建つ十角形の奇妙な館「十角館」。館を建てた天才建築家・中村青司は半年前に謎の死を遂げた。K大学ミステリ研究会の男女7人は合宿でここを訪れるも、次々とメンバーが殺害される連続殺人事件が発生する。 1週間は脱出不可能な孤立した島で、彼らは疑心暗鬼な状態に。 一方、本土では元ミス研メンバーの江南孝明に、死んだはずの中村青司から謎の手紙が届く。江南は島田潔と共に調査を開始し、二つの物語は並行して進む。