月刊Gファンタジーにて連載されていた漫画「PandoraHearts(パンドラハーツ)」の最終回24巻のネタバレをまとめました。
「PandoraHearts」は望月敦さん作の漫画で、単行本は全24巻で最終回完結を迎えました。
このページでは、「PandoraHearts」の最終回24巻ネタバレや読んだ感想などをまとめています!
そして結論を先に述べると、「PandoraHearts」の最終回24巻は無料で読むことができません。
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「PandoraHearts」の最終回24巻のあらすじ
「お前の罪、それはーーお前の存在そのものだ」
主人公オズ・ベザリウスは15歳の成人式の途中、何者かによって永遠の牢獄アヴィスに落とされてしまいます。
そこで‐血染めの黒兎(ビーラビット)‐と呼ばれるアリスと出会いチェインとしての契約を結び、そこから物語の歯車は動き始めます。
オズ、アリス、そして従者のギルバートの3人と100年前に起きたサブリエの悲劇の渦中にあった英雄、呪われた少女、悲劇の首謀者との因縁をめぐる物語です。
【漫画 PandoraHearts】最終回24巻ネタバレ
アヴィスの空間において実体を取り戻したジャックとオズワルドの戦いの場でジャックは「レイシーの為であればこの世界をアヴィスに落とすこともいとわない、自分が存在するためにレイシーが必要なんだ」と言い放ちオズワルドを殺してしまいます。
それを見て勝手だというリーオですが、レヴィから「おまえはどうしたいのか、歴史を変えることもできる」と問われ過去の改ざんを阻止することを決心しました。
一方アヴィスの核と対峙したアリスもまたアヴィスの意志からアリス(白アリス)を開放することを宣言し、グレンと戦うオズもビーラビットの力でアヴィスの意志を破壊するためグレンに協力を求めます。
白アリスとの別れを拒み暴走するアヴィスの意志に襲われそうになったアリスをギルバートが助けますが、暴走によってアヴィスの空間自体が壊れかけていきます。
「アヴィスと肉体の分離に失敗すればこの世界そのものが消失するかもしれない」
というグレンに対してオズは、それでも希望(可能性)だってあると説得を試みるも、おのれの過ちを正そうとするグレンがジャバウォックを呼びだし、アリスを止めに向かいます。
オズはギルやアリス、ブレイク達を思い出しながら、かれらが生み出した絶望を照らす小さな光にむかって手を伸ばし続けるとグレンに立ち向かっていきます。
そしてまた、グレンの心の中でも傷だらけのオズワルドをリーオが「自分の意志を勝る強い思いを持った誰かに止めてほしいと願ってるんだ!」と必死に食い止めていました。
グレンはアヴィスの深淵へと落ちていきながらレイシーへと思いをはせていました。崩れていくアヴィスの中で、アヴィスにいた全員を記憶の渦が襲ったとき、記憶の中のレイシーの目がオズワルドを捕らえ「兄さま、ごめんね。」とつぶやきます。
記憶にいざなわれレイシーの幼少期にたどり着いたオズワルドはレイシーを殺そうとしますが、「私にレイシーは殺せない」と膝をつき優しくレイシーを見送ってオズワルドの魂は消えていきました。
グレンの主導権を取り戻したリーオは、束の間昔のようにオズと言い合いをしながら過去の改竄の阻止とアヴィスの正常化を協力すると約束します。
オズがみんなに契約者の刻印の力を使いアヴィス絵の道を開くと告げたとき、エクエスがシャロン達とオズのもとにいたロッティをつなぐことができました。
シャロンはオズにお茶会の準備をして待っているから、みんなで帰ってきてくださいと告げ、オズと共にいたヴィンセントは「お前のことなんか好きじゃない・・さようならですエイダ様。」とエイダをエクエスを通してシャロン達のもとへ送りました。
アヴィスの深淵でアリスは一人になりたくないと暴走するアヴィスの意志に飲み込まれてしまいますが、その瞬間オズの刻印が一周するのを感じたのでした。
アヴィスの深淵絵と飲み込まれていく途中オズはジャックに「アリスを迎えに行って約束を果たせ」と言って別れを告げます。
そしてアヴィスの核、アリス、ギルバートの前に現れたオズはジャックとして白アリスに「約束を果たしに来たよ」と微笑んだのでした。
ジャックに対してなぜか拒絶を示す白アリスを見て、ジャックはギルバートに協力を求めます。
リーオも自分にしかできないことをやりに来たんだとジャバウォックの力で鎖の崩壊を食い止めようとします。
そして「当代グレンは僕だ!!僕がやれと言ってるんだから黙って言うこと聞きゃいいんだよタレ目野郎!」と吹っ切れたようすでレヴィの力を借りてチェインの制御へと向かいました。
傷を負い意識がもうろうとするギルバートのもとにはヴィンセントが駆け付け、背中合わせに互いのチェインを発動します。
ヴィンセントにとってトラウマであるチェインを扱う姿を見て心配するギルバートでしたが「ただの力であって僕を縛る過去じゃない」というヴィンセントを見て嬉しそうに先を急ぐのでした。
アヴィスの核の中では、白アリスがジャックが好きだからこそ失った孤独に怯え助けを求めて叫んだとき彼女に向かってアリスが飛び込み、自分たちの記憶を共有し私たちは二人でアリスなのだと言います。
そして契約が終わり解き放たれた黒うさぎのオズがギルバートのもとに現れました。
オズはジャックと別れる際「アリスを迎えに行く代わりに、鎖の破壊を止めてあげる」、そのためにジャックの考えが間違っていることをわからせることを約束していたのでした。
しかし、オズとの約束に対して裏切ろうとするジャックでしたがなぜか「君への思いはすべて自分のためのウソだった」という言葉が口を突いて出たのです。
そんなジャックに白アリスはやっと本当のあなたを見つけられたと微笑み、オズとの契約を申し出ました。
そしてオズはアリスとアヴィスの核のつながりを絶つため「私の・・私たちの愛しい黒うさぎ」と名前を呼ばれアリスと契約を結んだのでした。
[そこはすべてを飲み込む闇だと誰かが言った
。でも決して・・・光がなかったわけじゃない―――]
「オズ」
声をかけられて目を開けると、そこは自分自身が主催したお茶会で、死んだはずのエリオットと共にリーオと3人で楽器を演奏したり、ヴィンセントとエイダがいちゃついていたり、ケーキを山積みにご機嫌なブレイクがシャロンやレイム、エコと共に笑っていたのでした。
昔のように頭をなででくれたオスカーが誘ってきたのはオズの父、ザイでした。
緊張した面持ちで挨拶するオズにザイは「ベザリウス家の次期当主として」相応しい振る舞いを心掛けるようにと声をかけてくれました。
「今日という日を共に過ごせる奇跡に!」と最後にオスカーが音頭を取りみんなでティーカップを空に掲げるのでした。
[なんでもない日おめでとう(ハッピーアンバースデイ!)]
「オズ」
また呼び声がしてオズは少し物悲し気にみんなと離れ、虚空から延ばされる手をつかみました。
そこには2人のアリスが心配そうにオズを見つめ、アヴィスの意志にオズの精神が飲まれないか心配していたのです。
しかし涙を流すオズに気付きどこか痛いのかと聞きますがオズはただ、本当に幸せな夢を見ていたから・・・と答え、夢の話を聞いた白アリスは言います。それはもしかしたら夢ではなくて、アヴィスの核の見せた別の物語(世界)の話だったのではないかと。
白アリスは、孤独を恐れるよりもアリスのことを大切に思ってくれているアヴィスの核に別れを告げてオズの鎌を受け入れます。
解放された白アリスは駆け付けたチェシャを胸に抱きかかえ、花になって散っていきました。
すると、この世界で壊れかけていた鎖が再生していき、町で戦っていたシャロン達はオズが崩壊を阻止したことを知ります。
もう一息と兵士たちの士気を挙げていたシェリルのもとに死んだと思われていたバルマが走り寄り、シェリルの窮地を救いました。
戦いを終えた町中に黄金に輝く雪が舞っているような本来のアヴィスが姿を現しました。
黄金に輝く世界を目の当たりにしたジャックはレイシーがこの世界も愛してたことを悟りもう世界を壊そうとはしない事、自分の魂もあとわずかで消えることを告げます。
こうなる前に別の道を選ぶことはできなかったことも。そして、泣きながら駆け付けたギルバートに向かって、オズはアヴィスの核が白アリスとともに消えるはずだったオズとアリスの魂にお別れを言う時間を与えてくれたという。
ギルバートは「ありがとう」と言って、あとのことをリーオに任せ消えようとするオズとアリスを抱きしめ「嫌だ」「納得できない」「一緒にいたいんだ」とわがままを言います。
それを聞いたオズは「ほんとは消えたくない、みんなと出会うことによって、そう思える自分がうれしい。」「今こうして泣くことができる。それね“幸せ”だなって思うんだ。」と泣きながらみんなとの別れを惜しみます。
やがて、光に包まれていくアリスとオズに向かってギルバートは「この世界はすべてが奇跡だ、だからこの先に何が起こったっておかしくない。10年待ったんだ100年になっても大して変わりはしない!」と待ち続けることを約束します。
そんなギルバートにオズとアリスは笑って「またなギルバート」と手を振り消えていったのでした。
それからの世界では、四大公爵家は爵位剥奪、パンドラの組織は解体されることになりました。
シャロンはサブリエから帰還して2年後再び体が成長し、4年後にレイムと結婚してブレイクとの記憶を共有しながら穏やかに過ごしました。
エイダはずっとヴィンセントの帰りを待ち続け、ヴィンセントが死んだと伝えられても心のどこかではヴィンセントを探しているようでした。
そして、ギルバートとヴィンセントはバスカヴィルの民としてリーオを支えることに専念しました。
リーオはアヴィスの核にジャックの体を与え、自分たちが友人として会いに来る架け橋としてヴィンセントにその役目を与えました。
それから幾度となく季節が廻ったころ、レイシーの墓地にいたギルバートのもとをヴィンセントが訪ねてきました。
そして「僕はここにいられてよかった」と呟き、ギルバートのために見つけてきたものと控えにその魂は消えていきました。
歯を食いしばって俯くギルバートのもとに少し見た目の幼くなったオズとアリスがヴィンセントを追って走ってきて、ギルバートを見つけたオズはまだ完全に思い出したわけではないと言いながら涙を流しながら言いました。
「久しぶり・・・ギルバート」
[そこには必ず希望(光)だって在るんだ 全ての色を抱き込んだこの世界で
今再び物語を紡ぎ始めよう]
「ああ、おかえり!」
そう言ってギルバートはオズとアリスを抱きしめました。
【漫画 PandoraHearts】最終回24巻感想
一巻から読み進めていくうちに、そんなに重要じゃないキャラクターが最後にはキーパーソンになったり、全も悪も反転するようなそんな世界で生きてる彼らにとっては、ほんの数ページの笑いあっているコマだったりがとても本当に大切な「なんでもない日おめでとう。」につながったのだと思うと、読み終わって涙が止まりませんでした。
特にクライマックス前のみんなでお茶会をしているシーンでは、主人公の果たせなかったたくさんの約束が詰まっていて、そして死んでしまった大切な人たちもいて・・。
泣かずにはいられないシーンです。どうか違う世界ではその夢がかなっていますようにと願わずにはいられません。
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