【北海道編】映画館おすすめランキング|デート・4DX・お出かけ【保存版】

コラム
コラム

本ページでは北海道にある映画館のうち、施設が充実していて満足度が高く、周辺観光や買い物も楽しめる複合型施設にある映画館を紹介しています。札幌と旭川は車、電車共に約2時間かかり、気軽に4DXがある映画館に行くのは難しいですが、近場に行く際には是非立ち寄ってみてください。

根室・札幌間は電車で約7時間~9時間ほど、車で6時間ほど、根室・旭川間は電車で12時間ほど、車で6時間ほどかかります。

根室・東京間は飛行機で約2時間、根室・新千歳空港間は飛行機で約1時間、根室から旭川空港への運航便は2025年10月時点ではありません。(※根室中標津空港)

函館・札幌間は電車で約4時間ほど、車で約4時間半ほどかかります。

稚内・旭川間は電車で9時間ほど、車で4時間ほどかかります。

>ユーネクストなら対象映画館のクーポンを発行できてお得!!<

北海道でおすすめの映画館 ベスト5

北海道には約20館の映画館があり、主に札幌、旭川などに集中しています。ここでは、北海道で4D上映を楽しめる映画館と特徴的でおすすめの映画館を紹介しています。基本的に北海道の都会に出ないと新作映画が見られない場合が多いため、札幌や旭川にお出かけする際に、映画館に行く予定も一緒に入れておくとよいでしょう。

4DX:主に座席に香り、温度、霧、風、振動、揺れなどの機能を追加したアトラクション要素のある上映スタイルで、スクリーンそのものではなく映画の中で起きているシーンと同じような環境を再現することで臨場感を高めるシステム。

ScreenX:巨大な3面マルチプロジェクションスクリーンと音響により臨場感や没入感を高めており、270度の範囲に映像が映し出されるため、視界より広い範囲で映像を楽しめるシステム。

ULTRA 4DX:270度をカバーする3面マルチスクリーンがあるScreenXと4DXを組み合わせたものでより没入感と臨場感が高まっており、音響も合わせてこれまでにない映画体験ができるシステム。2025年時点ではULTRA 4DXを体験できるのは4箇所のみ。

MX4D:体験できることは4DXとほぼ同じで、座席に香り、温度、霧、風、振動、揺れなどの機能を追加したアトラクション要素のある上映スタイル。4DXは韓国のCJグループによるもの、MX4DはアメリカのMediaMationによるものという違いで、4D体験できるという点では大きな差はない。

IMAX:IMAX専用の高性能カメラで撮影された作品でないと楽しめないシステムで、大型で視界をすべて覆うような巨大スクリーン、どの座席でも最高の音響を体感できる計算し尽くされたサラウンドが合わさったシアターシステム。

BESTIA:大型スクリーンに映し出される4Kレーザープロジェクションと3D立体音響システム「DOLBY ATMOS/DTS-X」「enhanced」「7.1ch/5.1ch」を組み合わせることでより迫力のある映像を映し出すシステム。

DOLBY ATMOS:天井や壁にも音響が設置されている仕組みのことで、臨場感ある立体音響が実現されているシステム。

ローソン・ユナイテッドシネマ札幌(4DX・ScreenX・IMAXあり)

北海道で4DXを利用できる2館の映画館のうちの1つです。4DXはスクリーン1、ScreenXはスクリーン6、IMAXはスクリーン11で利用できます。一般料金は2,000円ですが、年会費600円(税込)のクラブスパイスメンバーズ(会員)になっていると、平日は一般1,300円、土日祝日は1,500円で映画を見られるようになるサービスがあります。

クラブスパイスメンバーズ(会員)になっていれば、非会員よりも数時間早く映画の予約を取れるため、映画館の予約競争において有利になります。北海道内で4DXで新作を見たい場合には座席数も限られてきますので、会員になっておいて確実に予約するのがベストです。

ローソンユナイテッド・シネマ札幌の北西には北海道大学があり、大通公園は西側にあります。北海道立近代美術館や映画館「シアター・キノ」もあり、スタバやタリーズも近隣にあります。交通アクセスもよく、カフェやレストラン、観光地も多く、映画以外にもいろいろと楽しめるスポットです。

一般料金2,000円
4DX料金
4DX&3D料金
IMAXレーザー2D料金
IMAXレーザー3D料金
通常料金+1,000円
通常料金+1,500円
通常料金+700円
通常料金+1,200円
スクリーン数11(約2,356席)
最寄り駅JR札幌駅東西線「バスセンター前駅」
駐車場サッポロファクトリー・1条館
第一・第二駐車場
公式サイトhttps://www.unitedcinemas.jp/sapporo/index.html

新千歳空港シアター

新千歳空港国内線ターミナルビル4Fの「オアシスパーク」に入っている映画館で、旧名称は「じゃがポックルシアター」、「ソラシネマちとせ」など。最新作の上映がありますが、座席数は少なめでスクリーンも3つだけです。

通常の座席でもゆったりしていますが、特別席はさらにゆったりと広く、十分な余裕があるシートです。最新のDLPプロジェクターによる美麗映像が映し出されるため、飛行機の待ち時間に見たかった映画を臨場感満点に楽しむこともできます。

毎日朝一番のモーニングショー、20時以降のレイトショーは一般料金が1,400円になる割引サービスがあります。木曜日は1,200円になるサービスデイになっており、学割などと合わせてお得に映画を楽しめます。

一般料金1,900円
追加料金
スクリーン数3(377席)
最寄り駅JR新千歳空港駅
駐車場新千歳空港の駐車場
公式サイトhttps://www.hokkaido-airports.com/ja/new-chitose/theater/
https://cts-theater.hokkaido-airports.com/theaters/new-chitose-airport/

シネプレックス旭川(4DXあり)

旭川のパワーズにあり、北海道で4DXを体験できる貴重な映画館です。駐車場はかなり広々としており、JRの最寄り駅「南永山駅」からのアクセスも良好です。4DX(スクリーン1)は通常料金に1,000円追加、4DX&3Dは通常料金に1,500円追加で利用できますが、4DXに対応している映画があまりないため、好きな作品で4DXを体験できるかどうかは定かではありません。

クラブスパイスメンバーズに加入しているとお得に映画を見れる割引サービスが受けられます。ユナイテッドシネマ系列のものと考えてよいでしょう。

2025年10月時点で4DX上映されているのは、「チェンソーマン レゼ篇」、「鬼滅の刃 猗窩座再来」、「ミュージカル刀剣乱舞」で、1日に何度も上映されているわけでもないため、前日か2日前くらいには予約必須です。

映画館の隣には地域住民の方々向けのスーパーマーケット、トイザらス、ユニクロなどがあり、旭川駅からは車で15分ほどの場所にあります。映画館から旭山動物園までは車で同じく15分ほどの距離があります。

一般料金2,000円
4DX料金
4DX&3D料金
通常料金+1,000円
通常料金+1,500円
スクリーン数7(約1,145席)
最寄り駅JR南永山駅
駐車場ウエスタンパワーズ駐車場
公式サイトhttps://www.unitedcinemas.jp/asahikawa/index.html

サツゲキ

シネマサンシャイン系列の映画館で、シネマサンシャインの会員サービスを「サツゲキ」でも「ディノスシネマズ」でも利用できます。映画館「サツゲキ」は狸小路沿いにあるため、映画視聴前後に散策を楽しんだり、食べ歩きを満喫したりできます。スクリーン数は4つ、席数も446席と単館系ともシネコンとも言えそうな規模です。

上映されている映画は世間でも知名度が高いものと、少しマイナーなものが入り混じった様子で、見たい映画があるならばさほど大混雑することなく楽しめる穴場スポットかもしれません。

周辺は少し散策すると他の映画館も見つけられるため、4DXを利用したいか、混雑を避けて映画を見たいかなどで選ぶのも良いでしょう。北東にはサッポロビール博物館があり、北には大通公園があります。およそ1.5km圏内に映画館がいくつかありますので、どこの映画館にするかじっくり検討してみてください。

一般料金2,000円
追加料金
スクリーン数4(446席)
最寄り駅南北線「すすきの駅」
JR札幌駅
駐車場提携駐車場無し
公式サイトhttps://www.cinemasunshine.co.jp/theater/sapporo

大黒座

大正7年創業の歴史のある映画館で、毎週水曜日は休館、看板猫のちーたんは地域の人々にも愛されており、現地の人々によって大切に守られて継続している映画館です。X(旧Twitter)よりはFacebookの方が更新が多いです。臨時の休館日がないかチェックするならFacebookがおすすめです。

ドキュメンタリー映画や北海道のアイヌについて語られる映画作品などが上映されており、国宝や鬼滅の刃など新作は上映されていません。上映予定、タイムテーブルは手書きのものが公式ページにアップされており、人の温かさと映画文化に触れられるスポットです。

シネコンのような雰囲気とは全く異なっており、一つの特別な映画体験として有意義な時間となるでしょう。

北海道浦河町は札幌駅から車で3時間ほどの距離にある町で、北海道の南側の尖ったような所よりも少し西側、海に面している場所です。6,652世帯、約11,080人が暮らしている町にある貴重な映画館です。

一般料金1,500円
追加料金
スクリーン数1(48席)
最寄り駅JR日高線「浦河駅」
駐車場専用駐車場3台あり
公式サイトhttps://www.daikokuza.com/

北海道の映画館(スクリーン数)は20館・約113個

北海道には約20館の映画館、113個のスクリーンがあり、イオンシネマ、ローソン・ユナイテッドシネマなどもあります。TOHOシネマズは1箇所しかなく、それぞれ何度も映画館に行ける土地に住んでいないと会員になるメリットはあまりないかもしれません。

映画館は北海道内各地に散らばっており、新作も上映されていますが、4DXが上映されている映画館は2箇所のみなため、場所によっては東京や東北まで飛行機で移動したほうが確実な場合もあります。

出典:https://www.eiren.org/toukei/screen.html

北海道にある映画館20館一覧・全リスト(2025年時点)

以下、北海道にある映画館20館の一覧とそのおおまかな場所の紹介です。イオンシネマで38スクリーン、ディノスシネマズで11スクリーン、TOHOシネマズが10スクリーンあり、これだけで59スクリーンと北海道内にある全スクリーン数の半分を超えています。

  • イオンシネマ小樽(7スクリーン)
  • イオンシネマ旭川駅前(8スクリーン)
  • イオンシネマ釧路(8スクリーン)
  • イオンシネマ北見(7スクリーン)
  • イオンシネマ江別(8スクリーン)
  • ディノスシネマズ室蘭(4スクリーン)
  • ディノスシネマズ苫小牧(7スクリーン)
  • TOHOシネマズすすきの(10スクリーン)
  • 札幌シアターキノ
  • 札幌シネマフロンティア
  • ローソン・ユナイテッドシネマ札幌
  • サツゲキ
  • シネマ太陽函館
  • シネマ太陽帯広
  • シネマアイリス
  • シネプレックス旭川
  • シネマ・トーラス
  • T・ジョイ稚内
  • 浦河大黒座
  • 新千歳空港シアター

赤丸は映画館があるだいたいの場所です。

地図上で見てみると、北海道内のあちこちに映画館があるように思えますが、札幌-旭川間は約140kmあり、東京から栃木県の那須塩原市や静岡県の静岡市に到達するほどの距離があります。

釧路市から札幌市までの距離は約330kmあり、これは東京から愛知県豊田市に到達するほどの距離があります。

北海道において、映画館が密集しているのは札幌で、少しだけ足を伸ばすと新千歳空港や苫小牧の映画館も利用可能です。旭川には映画館が2館あり、釧路や北見に比べると多いですがそれでも2館しかない上に4D上映はされていません。

北海道で4Dを楽しむなら札幌か旭川へ

北海道で4D上映に対応している映画館は、2025年時点で以下の2つのみです。

  • ローソン・ユナイテッドシネマ札幌
  • シネプレックス旭川

道北・道東の人は旭川を目指すのが無難で、道南の人は札幌を目指すのが無難です。住んでいる地域によっては映画のチケット代よりも交通費にかかるお金のほうが多くなりやすいため、この際、数日かけてお出かけする予定を立ててしまったほうが効率的です。

場合によっては東京まで飛行機で移動したほうがより充実した体験ができる可能性がありますので、道内だけで済まさず、さまざまなプランを立ててみてください。

映画館でのマナー・約束

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 2.png

映画館では、シネアド時にも映画館でのマナーや注意の動画が流れますが、劇場内に入ったらマナーを守らないと周囲の人を不快にさせ、劇場での視聴体験の質が低下し、嫌だった記憶として残り続けます。映画館では、双方が最低限のマナーを守るようにしましょう。

上映中にスマホを操作しないこと

劇場内に入ったら、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末等は電源を切ったり、マナーモードに設定する以外の操作はしないようにしましょう。劇場内が真っ暗になっていなくても、スマホを操作しているのはかなり目立つ上、後ろの席からはスマホの操作をしている様子がよく見えます。

シネアドの上映中でもスマホの操作はせず、当然ながら本編上映中にもスマホの操作はしないようにしましょう。

スマートウォッチも外したほうがいい

腕を動かしたり、少し傾けたり、通知が届いたりしただけでディスプレイが明るくなってしまうスマートウォッチにも注意しましょう。上映中のスクリーンを録画していると疑われたり、周囲の人々の視聴体験を悪化させたりするためトラブルの元になります。

マナーを守れない利用客は上映中でも強制退場の対象となるため、映画を心の底から安心して楽しむために劇場内に入ったらスマホ操作やスマートウォッチの操作は極力しないようにしましょう。

マナーモードに設定するのも劇場に入る前にできることですので、劇以上ないで座席に座ったら、スクリーンだけに集中しましょう。

上映中はスマホの電源をOFF、または、マナーモードにすること

上映中に電話の着信音が鳴ったり、LINEの通知音が鳴ったりするのはマナー違反以前に劇場内でのルール違反となります。必ず座席に座る前のロビーや待合室、ポップコーンを購入する際の行列待ちの際にマナーモードに設定しましょう。マナーモードでも不安な方は、座席に座る前にスマホの電源をOFFにして、スマホをカバンにしまっておくとよいでしょう。

緊急地震速報などをスマホで受信するケースもありますので、電源をOFFにしなくてもよいですが、最低限マナーモードに設定しておきましょう。

劇場内・上映中には基本喋らないこと

劇場内の座席に座ったら、スクリーンでは既にシネアドが流れている事が多く、このシネアド中は本編上映中ではないですが、シネアドを見ている人がいるため、友人とおしゃべりしている人は非常に迷惑です。劇場内では多くの人が必要最低限の会話のみをしており、スクリーンに集中しているため、ずっとべらべら喋っていると小さい声でもかなり響いて聞こえて迷惑です。

おしゃべりがしたいならば劇場の外のロビーやファミレスですればよく、座席に座ったら本当に必要な会話以外はしないようにしましょう。言葉を発する場合も一言、二言程度にし、基本的に無駄なおしゃべりはしないようにしてください。

劇場内で周囲の席の人に迷惑をかけないこと

映画館の座席に座った人はみな同じ料金を支払って、映画を楽しみに来ている人たちです。映画を楽しみに来ているのであって、迷惑な人にイライラするために来ているわけではありません。

座席を蹴ったり、ドリンクホルダーへの配慮がなかったり、上映中に座席を移動して他の人の前を通ったりするのは非常に迷惑である上、上映中の座席の移動は場合によっては重要なシーンを見逃す可能性があるので、見ている人の前を通過する行為は絶対にやってはいけません。

ポップコーンを食べたり、ドリンクを飲んだりする際に多少音が出るのは問題ないですが、音を立てないように気をつけなかったり、食べるタイミングを気にしなかったりするのは周囲の人からするとかなり目立って邪魔になり、映画に集中できなくなる要因になります。

映画館の劇場内は共用スペースですので、周囲の人に迷惑をかけないように心がけてください。

映画館に行く時の必須アイテム

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 3.png

映画館に行くときはシンプルな服装であれば特に問題ないですが、あると助かるアイテムもいくつかあります。ここでは完ぺきに映画館を楽しみたい場合に持っていると安心できるものをまとめています。服装やヘアスタイルに関しても映画館で長時間座席に座ったままになることを考慮すると良いでしょう。

ウェットティッシュ・ティッシュ

劇場内でポップコーンを食べる場合はポケットティッシュ、または、ウェットティッシュがあった方が良いでしょう。ポップコーンの味によっては手がベタついてしまうため、映画鑑賞後に少し指を拭き取る際にウェットティッシュがあったほうが良いです。

作品によっては予想外に泣ける映画で涙が溢れて止まらない事もありますので、ポケットティッシュはあったほうが良いです。100円ショップなどで売っているソフトな質感のティッシュならば肌にも優しく安心です。

ひざかけ・ストール・マフラー

季節によっては映画館内はかなり気温が低く感じられる事もあります。夏場はエアコンが効いていて喉の乾燥を感じる場合もあり、足元や首周りが冷えすぎてツラくなる事もあります。夏場はかなり薄手のストールやひざ掛けがあると体温調節しやすくなります。

冬場はマフラー、厚手のひざ掛けがあれば寒すぎてきついこともないでしょう。映画館では2時間ほど座りっぱなしで動けなくなるため体温調整しやすいアイテムをお忘れなく。

ストールやひざ掛けは最悪汚れたり、なくしたりしてもよいカジュアルなものを選ぶことをおすすめします。暗い映画館内では、ポップコーンやジュースを少しこぼして汚してしまうことはよくあることです。

うるさい音が鳴らない服装・靴

作品上映中は基本座ったままになりますが、ぶつかって音がなるアクセサリーやジャラジャラしたチェーンが付いている服装は着席中に少し動くだけでも音が出て周囲の人々の映画鑑賞を妨害します。

アクセサリーだけでなく、ガサガサ音が出てしまう服、カタカタ音のする靴などは避けましょう。小さなお子様がいる場合は、歩くとキュッキュと音の出る靴は避けましょう。

リラックスできる服装・靴

映画館では約2時間ほどずっと座ったままになりますので、首周り、肩周りが楽な服装を選ぶのがおすすめです。できれば着慣れていて長時間身につけていても疲れないものが良いですが、新しい服、新しい靴を身に着けていく場合は事前に1日くらいは着て身体に馴染ませるようにしましょう。

映画を見に行く当日に肩こりや首コリをひどくする服は避けたほうが良く、靴擦れを起こすようなものも避けたほうが良いです。周囲や隣の人の迷惑にならないよう、香水も控えめにし、汗臭さなどを予防するニオイ対策もしておくと安心です。変に着飾らず、シンプルな服装であれば問題ありません。

シートでリラックスできるヘアスタイル

映画館では、座席のヘッドレストなどに長時間頭をのせておくことになります。髪の毛を後ろで束ねたり、お団子を作ってまとめたりするとヘッドレストに頭をのせにくくなり、首がつかれてしまいます。また、座席によってはかなり上向きな状態で2時間ほど過ごすことになるため、カジュアルでリラックスできるシンプルなヘアスタイルを選ぶのが無難です。

暗い中で落とすと見つけられないため髪飾りなどもつけなくて済むようにして、快適に映画を楽しめるようにしましょう。

映画館を120%楽しむライフハック

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 4.png

映画館での映画鑑賞を楽しむには、ちょっとした工夫と事前準備が欠かせません。ここでは、映画館行く前のトイレ対策、座席選び、スクリーンの見やすさ、ポップコーンが売られている理由なども解説します。

映画館は映画を見るだけではなく、推しグッズを買ったり、ポップコーンを味わいながら作品を楽しんだり、迫力の大画面と音響で作品に没頭したりして楽しむ場です。それぞれの不安を減らし、疑問を解消してもっと映画を楽しみましょう。

一番スクリーンが見やすいのは何列目?

映画館の座席のベストポジションは、座席の中心付近です。劇場内の中心から前後左右3席分くらいは無理な姿勢にならなくてもスクリーンをのんびり見られる座席で、音響などもちょうどよく聞こえてきます。

しかし、座席中心付近は、劇場内の座席が多く埋まっていると上映中に立ち上がって移動するのが難しくなるため、途中でトイレに行くのは難しいという欠点があり、かつ、上映終了後にすぐにトイレに行きたくても他の座席の人が移動するのを待たないといけないため心身ともに余裕がないと気が落ち着かない人もいます。

途中でトイレに行くことになりそうな場合は、スクリーンから少し離れた目の前に通路がある最前列の座席(D、E、Fなど)を選ぶか、通路側の座席を選ぶと安心です。

両サイドや最前列の座席も意外とあり

劇場内の両サイドはハズレ席と思われている事も多いですが、上映が始まってしまえばそれほど気にならずに作品を楽しめます。席の移動をする人も少なく、並んでいる座席数も少ないので移動もしやすく、多くの人が選ばない座席なのでお気に入りのポジションを選べます。

また、スクリーンに一番近いA、B、Cなどの最前列周辺の座席はスクリーンの近くで見ることになるので迫力があります。視界内におさめられないくらいにスクリーンに近いため、没入感があり、音響にも近いので迫力があります。

最前列の欠点は、スクリーンを見やすくするために座席に浅く腰掛けたり、首が上向き気味になって姿勢がきつかったりすることですが、ちょっとしたクッションやフェイスタオルなどがあれば自分の身体にきつくない状態で映画を楽しめます。

真正面から見るだけがベストポジションではないため、お気に入りの映画館を見つけたら、さまざまな座席を利用してみてください。それぞれの座席の良さがあります。

映画館でポップコーンが売っているのはなぜ?

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 5.png

映画館の収入源としてポップコーンやドリンクの売上は欠かせないものです。利益率が高く、原価は安く、製造や準備が容易で比較的安価で映画館の利用客に提供できるなどのメリットがあります。ポップコーンは利益率が50%~80%ほどあり、床にこぼしたり、座席に落として潰してしまっても片付けや掃除が簡単で、観客の手もほとんど汚れず、咀嚼音もそれほど漏れません。

歴史的には1920年のアメリカで映画鑑賞中にポップコーンを食べるという慣習が生まれたとされており、大量に残っていたとうもろこしをポップコーンに加工しておやつにして食べたという話や、映画館の換気を良くするためにポップコーンの匂いで対策を講じたという話もあります。

ポップコーンは製造してからしばらくは味が劣化せずにおいしく食べられて、雑菌が繁殖したり、食中毒を起こしたりしにくいため、おやつとしても最適です。もちろん大量に食べすぎれば腸閉塞や消化不良などの不安がありますが、映画を見ている間に食べ切れる程度の量ではその心配もありません。

映画を見たとしてもその映画チケットの売上の多くは配給会社に流れてしまうため、映画館そのものの売上としては不十分になります。特別な映画館で、特別な環境で映画を楽しんでいきたい方は、映画館を利用した際はポップコーンやドリンクなどを利用して、映画館の継続的な運用を支えられるようにできると理想的です。

上映中にトイレに行かずに済む方法は?

最近の映画は作り込まれているものが多く、2時間以上の作品や3時間を超えるものまであります。上映中にトイレ休憩の時間は用意されていないため、トイレを我慢しないといけない可能性があります。

上映前に食べると尿意を抑えられる食べ物があります。

  • お餅
  • 大福
  • ボンタンアメ
  • ポップコーン

これらの腹持ちがよく、水分を少し吸収するようなものを事前に食べておき、映画鑑賞の2時間前くらいからコーヒーや緑茶、紅茶など利尿作用のあるカフェインなどが入っている飲み物は控えるようにすると良いでしょう。

ずっと楽しみにしていた映画を見に行く日には、映画鑑賞中にトイレに行かなくて済むように汁物の多い食事は避けて、海苔巻きおにぎりやお寿司の太巻き、お餅などを食べ、水分補給については上映開始2時間前からはあまり飲まないようにしておきましょう。

上映中には、ポップコーンを少しずつ食べると尿意を抑えられます。どうしても不安な方は大人向けの紙おむつを履いていくのも良いですが、排尿直後には尿のにおいが漏れてしまう製品もあるため、密室で隣の席に人もいる映画館ではあまりおすすめできません。

映画鑑賞後のむくみ対策

上映前には水分を抑えて、腹持ちの良い食べ物を摂取し、上映中にポップコーンを食べると、映画鑑賞後は長時間座りっぱなしになっていることもあり足腰がむくんでしまう事も多いです。たいていおしゃれな映画館はロビーなど座って休憩できるスペースがありますので、ふくらはぎを少しもみほぐしたり、足首を回したり、軽くストレッチしたりすることでむくみ予防になります。

むくみ予防の着圧ストッキングを履いていくのも良いですが、上映前の水分不足、上映中にポップコーンを食べることで起こる塩分などの影響で人によっては次の日までむくみやだるさが残ることがあります。

長時間ある映画を楽しんだあとは、少し体を動かすためにお散歩をしたり、スーパー銭湯に行ったり、足湯に入ったりしてデトックスするのがおすすめです。