東京都内で映画を見るのにおすすめの映画館を紹介しています。東京都内には412件のスクリーンがあり、それらの映画館の中でも特に行っておいて損はない、最高の鑑賞体験ができる映画館を紹介をまとめています。通常の上映スタイル以外にも、4DX、MX4D、ScreenX、IMAXなどに対応している映画館・スクリーンもありますので、ぜひ1度お試しください。
東京でおすすめの映画館 ベスト11
ここでは東京都内で特別な映画鑑賞体験ができる映画館をいくつかピックアップして紹介しています。TOHOシネマズのようにいくつもスクリーンがある複合的施設のような「シネコン」も映画を楽しむのにおすすめですが、昭和や平成の頃のレトロな昔懐かしい映画をお手軽な料金で2本立てでのんびり見られる1スクリーンだけの個性的な映画館も紹介しています。
※4DX:主に座席に香り、温度、霧、風、振動、揺れなどの機能を追加したアトラクション要素のある上映スタイルで、スクリーンそのものではなく映画の中で起きているシーンと同じような環境を再現することで臨場感を高めるシステム。
※ScreenX:巨大な3面マルチプロジェクションスクリーンと音響により臨場感や没入感を高めており、270度の範囲に映像が映し出されるため、視界より広い範囲で映像を楽しめるシステム。
※ULTRA 4DX:270度をカバーする3面マルチスクリーンがあるScreenXと4DXを組み合わせたものでより没入感と臨場感が高まっており、音響も合わせてこれまでにない映画体験ができるシステム。2025年時点ではULTRA 4DXを体験できるのは4箇所のみ。
※MX4D:体験できることは4DXとほぼ同じで、座席に香り、温度、霧、風、振動、揺れなどの機能を追加したアトラクション要素のある上映スタイル。4DXは韓国のCJグループによるもの、MX4DはアメリカのMediaMationによるものという違いで、4D体験できるという点では大きな差はない。
※IMAX:IMAX専用の高性能カメラで撮影された作品でないと楽しめないシステムで、大型で視界をすべて覆うような巨大スクリーン、どの座席でも最高の音響を体感できる計算し尽くされたサラウンドが合わさったシアターシステム。
※BESTIA:大型スクリーンに映し出される4Kレーザープロジェクションと3D立体音響システム「DOLBY ATMOS/DTS-X」「enhanced」「7.1ch/5.1ch」を組み合わせることでより迫力のある映像を映し出すシステム。
※DOLBY ATMOS:天井や壁にも音響が設置されている仕組みのことで、臨場感ある立体音響が実現されているシステム。
109シネマズプレミアム新宿(ScreenXあり)
ほかでは体験できない特別な映画体験を堪能できるのが「109シネマズプレミアム新宿」で、2023年に開業してから多くの人々に感動を届けてきた映画館です。最新の設備、考え抜かれた最上の音響のほか、特別な座席やScreenXの導入で映画を見ている時間が最高に贅沢な時間になります。
映画の鑑賞希望日の2日前からスマートフォンでチケットを入手できるため、当日窓口で発見する必要はなくスムーズに入場できます。ほぼ全ての座席が高級感ある座席なため、当日では座席を確保できない可能性があります。事前に予約をする形で確実にチケットを手に入れるのがおすすめです。
「109シネマズプレミアム新宿」は完全キャッシュレス対応の映画館なため現金の取り扱いはなく、キャッシュレス決済かクレジットカードでの購入が必須です。基本的にはクレジットカードを使用するのがおすすめです。
109シネマズには年会費無料のポイント制度があり、109シネマズでは1回有料鑑賞すると1ポイント加算、109シネマズプレミアムでは1回の有料鑑賞で2ポイント加算されます。6ポイント貯まると通常の109シネマズで1本の映画がポイントだけで見られるようになりますが、109シネマズプレミアム新宿では1本の映画を見るのに12ポイント必要です。通常の109シネマズで12本の映画を楽しむとCLASS Aの座席での映画鑑賞が1回無料になります。ポイントを賢く活用してお得に最高の劇場体験を楽しみましょう。
一般料金 | CLASS A:4,500円CLASS S:6,500円 |
ScreenX料金 | 追加料金:通常料金+700円スクリーン6 |
スクリーン数 | 8(752席) |
最寄り駅 | 西武新宿駅 |
駐車場 | 東急歌舞伎町タワー駐車場新宿サブナード駐車場 |
公式サイト | https://109cinemas.net/premiumshinjuku/ |
グランドシネマサンシャイン池袋(4DXあり)
2019年に開業した複合型の映画館で、池袋駅東口の近くにあるキュープラザ池袋内にあります。建物の外観もおしゃれで高級感があり、一般料金は2,000円と誰でも利用しやすい料金設定になっています。4DXやIMAXなど追加料金を支払うことで他の劇場では楽しめないさまざまなアトラクション要素が追加された座席での視聴が可能で、これまでの映画体験を覆すような最高の経験ができます。
ロビーの高級感も話題に上がる事が多く、日本最大のIMAXシアターとも言われています。一般上映を見るのももちろん良いですが、追加料金を支払って「4DX」や「ULTRA 4DX」などを視聴するのが一番のおすすめです。ScreenXも利用できるため、他と比べると比較的お得な料金でテーマパークのアトラクションのような体験ができます。
リバイバル上映されている作品も多く、公開当初に見逃してU-NEXT(ユーネクスト)などの配信で見た作品を「ULTRA 4DX」やIMAXで見るのも貴重な体験になります。
一般料金 | 2,000円 |
4DX料金 | 4DX:通常料金+1,200円ULTRA 4DX:通常料金+1,600円3D:通常料金+500円IMAX:通常料金+800円IMAX 3D:通常料金+1,300円ScreenX:通常料金+700円BESTIA:通常料金+300円 |
スクリーン数(座席数) | 12(2439席) |
最寄り駅 | JR池袋駅 |
駐車場 | グランドスケープ池袋有料駐車場など※提携駐車場なし |
公式サイト | https://www.cinemasunshine.co.jp/theater/gdcs/ |
ユナイテッドシネマ豊洲(4DXあり)
「アーバンドック ららぽーと豊洲」内にある劇場で、海が見えるカフェなども併設されているのが特徴です。海と言っても東京湾北部の湾内の一部が見えるだけなので、そこまで感動はないですが、豊洲駅から徒歩数分でたどり着ける複合商業施設で4DXを楽しめるというメリットがあります。
特に嬉しいのは、年会費600円で会員になれば鑑賞料金が平日は1,300円、土日は1,500円になるという点です。年間2本以上の映画を見るのであれば確実にお得になります。会員になっていればインターネットチケットを非会員よりも3時間早く予約できるため、絶対に公開初日に見たい作品がある場合などには非常に有益です。
ポイントの仕組みも他の劇場とほぼ同じで映画を1本有料鑑賞すると1ポイント貯まり、6ポイントで1ポイントで映画が1本無料で見れるようになります。映画館で映画を見たい人にとってはありがたい条件が揃っています。
さらに、フードやドリンクなども他の劇場に比べると若干割安なため、たくさん映画を楽しみたい人に最もおすすめしたいのが「ユナイテッドシネマ豊洲」です。鑑賞料金がお得な上に、周囲には商業施設やカフェなどのデートスポットも多いため、家族でもカップルでも一緒に楽しめるでしょう。
一般料金 | 2,000円 |
会員料金(年会費:600円) | 平日:¥1,300土日祝:¥1,500 |
4DX料金 | 4DX2D:通常料金+1,000円4DX3D:通常料金+1,500円3D:通常料金+500円 |
スクリーン数(座席数) | 12(1756席) |
最寄り駅 | ゆりかもめ 豊洲駅 |
駐車場 | ららぽーと豊洲駐車場 |
公式サイト | https://www.unitedcinemas.jp/toyosu/index.html |
TOHOシネマズ 新宿(MX4Dあり)
新宿東宝ビルに入っている映画館で、映画視聴後にドリンクがサービスされたり、お買い物の金額が割引されたりする半券サービスなどもある交通アクセスの良いほか、駐車場も充実している施設です。1階はショップ・レストラン、3階から6階が映画館で、8階以上はホテルになっています。
一般料金のチケット以外に、ドルビーアトモス、MX4D、IMAXレーザーなどに対応しており、さまざまな映画体験が楽しめます。TOHOシネマズの「シネマイレージ」会員になっているとお得に映画を楽しめるサービスを利用でき、2026年春からは有料鑑賞の回数ではなく、使用金額でポイントが貯まる仕組みに切り替わり、もっとお得に映画を楽しめるようになります。
これまでは1回有料視聴すると1ポイント貯まり、6ポイントで1回分の映画が無料になる仕組みでしたが、TOHOシネマズでは2026年春頃から使用金額に応じたポイント制に変わるため、ポップコーンやドリンクを購入した場合にもポイントが貯まるようになります。
「TOHOシネマズ 新宿」ではIMAXレーザー、MX4Dが楽しめるほか、DOLBY ATMOSが導入されています。DOLBY ATMOSは天井や壁などさまざまな場所に音響が埋め込まれており、立体音響を楽しみながら映画を鑑賞できます。より臨場感が増し、座席ごとに音響の聞こえ方が変わらず、誰もが迫力ある映画を楽しめるようになります。
Pontaパス会員になっていると特定の条件で映画のチケットが安くなったり、曜日によってクーポンで映画が安くなったりするサービスが多いのも特徴です。auマンデイ(月曜)、FODフライデイ(金曜)、TOHOウェンズデイ(水曜)、シネマイレージデイ(水曜)、ファーストデイ(毎月1日)などを活用すると、映画をもっとお得に楽しめます。お得にチケットが手に入る分、MX4Dやドルビーアトモスを気軽に楽しめるでしょう。
一般料金 | 2,000円 |
MX4D料金 | MX4D:通常料金+1,300円DOLBY ATMOS:通常料金+200円IMAXレーザー:通常料金+700円 |
スクリーン数(座席数) | 12(2323席) |
最寄り駅 | 西武新宿駅 |
駐車場 | 新宿東宝ビル内 地下駐車場新宿サブナード駐車場 |
公式サイト | https://hlo.tohotheater.jp/net/schedule/076/TNPI2000J01.do |
TOHOシネマズ 六本木ヒルズ(MX4Dあり)
MX4Dやドルビーアトモスなどの特別な映画体験ができる設備もあるTOHOシネマズで、都内では比較的普通の映画館ですが、六本木ヒルズに入っている映画館ということもあり、周辺の雰囲気や客層の違いを感じられるのも含めて楽しめる映画館です。
周辺はオフィスビルが多いこともあり、曜日と時間帯によってはかなり混雑します。六本木ヒルズには、ショップ、レストラン、展望テラス、美術館、ホテルなどが入っているため、客層はかなり落ち着いた大人よりで、服装もおしゃれな人が多い印象です。
通常の座席は他のTOHOシネマズと何ら変わりありませんが、通路、劇場外の雰囲気、立地などおしゃれさや上質さが異なるため映画体験もまた少し異なったものに感じられるでしょう。
割引サービスは他のTOHOシネマズと同様、auマンデイ(月曜)、FODフライデイ(金曜)、TOHOウェンズデイ(水曜)、シネマイレージデイ(水曜)、ファーストデイ(毎月1日)など活用できる割引が多いです。
TOHOシネマズ 六本木には、プレミアボックスシート(+1000円)、プレミアラグジュアリーシート(+3000円)もあります。プレミアラグジュアリーシートは座席がゆったりしていますが、隣の人と共有する台座があるのが欠点で、周囲の目を気にしないで映画に集中できそうな衝立があるプレミアボックスシートの方がおすすめです。
一般料金 | 2,000円 |
4DX料金 | MX4D:通常料金+1,300円DOLBY ATMOS:通常料金+200円 |
スクリーン数(座席数) | 9(1819席) |
最寄り駅 | 六本木駅 |
駐車場 | 六本木ヒルズ内駐車場六本木ヒルズ森タワー1Fバイク駐輪場 |
公式サイト | https://hlo.tohotheater.jp/net/schedule/009/TNPI2000J01.do |
新宿ピカデリー
新宿ピカデリーは、4DXなどの特別なアトラクション要素はないですが、座席数は多く、立地もよく、ファーストデイ(毎月1日)と水曜サービスデイには1300円で映画を見れるようになります。
JR新宿駅東口、西武新宿駅から徒歩で数分の位置にあり、アクセスもかなりよく、紀伊国屋、ドン・キホーテ、伊勢丹、新宿サブナードなどもあるため1日中楽しめる場所です。
新宿ピカデリーには、1人5000円で利用できるプラチナシートがあり、「Comfort×Wrapped」をコンセプトにカッシーナ・イクスシーがデザインした最上級の座席を利用できます。
プラチナシートは2人席と1人席があり、カップルで利用する場合は10000円必要ですが、映画鑑賞代とウェルカムドリンク、専用ラウンジの利用料金も含まれているため一般料金が2000円であることを考慮すると1人3000円の追加料金でTOHOシネマズのプレミアラグジュアリーシート以上の待遇が受けられるものです。プラチナシートを利用できるのはスクリーン1で上映される作品だけという制約はありますが、たいていはその時期に最も人気のある映画が上映されているため、見たい映画が上映されていればワンランク、ツーランク上の上質な映画体験ができます。
一般料金 | 2,000円 |
4DX料金 | ー |
スクリーン数(座席数) | 10(2140席) |
最寄り駅 | JR 新宿駅都営新宿線 新宿三丁目駅 |
駐車場 | 新宿ピカデリー駐車場 |
公式サイト | https://www.smt-cinema.com/site/shinjuku/index.html |
TOHOシネマズ 日比谷
皇居の南東側にあり、有楽町駅から徒歩数分で日比谷公園にも近いという快適な立地にある映画館で、映画だけでなく周辺散策も堪能できるスポットです。デートにもお友達や家族とのお出かけにも最適で、東京駅から徒歩でも近い場所にあります。
IMAXレーザーや3D上映にも対応しており、スクリーン1にはTOHO CINEMAS PREMIUM THEATER「カスタムオーダーメイドスピーカーシステム」が導入されています。コンサートホールで映画を見ているようなサラウンドシステムで、よりステージ演奏や公演を見ているような演出を楽しめるシステムがあるのが特徴の一つです。
他にもドルビーアトモス、VIVEオーディオ、スカルプトサウンドシステムなども用意されており、音響に力を入れている映画館とも言えます。
TOHOシネマズ 日比谷のプレミアボックスシート、プレミアラグジュアリーシートはどちらも衝立で仕切られており、隣を気にせず映画に集中できます。こちらでもプレミアボックスシートの方が広々としていて快適で少し大きな荷物があっても安心です。
一般料金 | 2,000円 |
DOLBY ATMOS | 通常料金+200円 |
IMAXレーザー | 通常料金+700円 |
スクリーン数(座席数) | 13(2683席) |
最寄り駅 | 有楽町駅 |
駐車場 | 東京ミッドタウン日比谷 |
公式サイト | https://hlo.tohotheater.jp/net/schedule/081/TNPI2000J01.do |
丸の内ピカデリー
さまざまな会員特典があり、SMTメンバーズ会員になっていれば6回映画を見れば1回無料で映画を見れるお得な制度があります。また、Pontaパス会員ならいつでも映画の料金がお
得になる特典もあり、映画をたくさん見たい人には特におすすめです。
ロビーやエントランスは黒と青色を基調とした統一感のあるデザインが印象的で、近代的でクールな雰囲気が人気です。ロビーやエントランスの雰囲気は他の映画館とは異なり、テーマパークの待合ロビーのようなワクワク感を感じられるでしょう。
座席にも配慮されており、隣同士で肘掛けを奪い合いにならないように各座席に専用の肘掛けがあります。また、最前列はリクライニングシートになっているため、変な姿勢で首や腰を痛める心配もありません。前後左右、座席のどの方向にも余裕があるため、映画に集中できるのがこの映画のメリットです。
一般料金 | 2,000円 |
ドルビーシネマ料金 | 通常料金+700円 |
3D料金 | 通常料金+300円 |
スクリーン数(座席数) | 3(1312席) |
最寄り駅 | 有楽町駅 |
駐車場 | 有楽町センタービル (有楽町マリオン) 駐車場 |
公式サイト | https://www.smt-cinema.com/site/marunouchi/index.html |
目黒シネマ
昭和の頃の古き良き映画体験を現代に受け継いでいる映画館で、1955年には「目黒ライオン座」や「目黒金龍座」として開業し20年ほど人々に映画を送り届け、、1975年に「目黒シネマ」としてリニューアルして今の形になっています。
海外の少し懐かしいヴィンテージ作品やアート系の作品が2本立てで上映されているスタイルで、同じスクリーンで2つの映画を続けて見られるスタイルです。昭和の頃の映画のスタイルがそのまま残っている映画館で、映画の勉強をしたい方にもおすすめで、当時大好きだった懐かしい映画を、映画館のスクリーンで見られるチャンスがあるスポットです。
上映されている作品はスタッフの選りすぐりの、程よくちょうどよい作品がラインナップされており、毎週上映作品をチェックしておくのがおすすめです。子どもの頃の懐かしい映画が上映されていることもあるので、仕事終わりにレイトショーで楽しむのもよいでしょう。
シネコンが多くなった今の時代に懐かしい映画を堪能できる貴重な映画館です。建物や設備が少し古っぽいところもまた趣がある所で、映画好きにはぜひ行ってみてほしい映画館です。
一般料金 | 1,600円 |
4DX料金 | ー |
スクリーン数(座席数) | 1(88席) |
最寄り駅 | 目黒駅 |
駐車場 | ー※周辺のコインパーキングを利用 |
公式サイト | http://www.okura-movie.co.jp/meguro_cinema/now_showing.html |
神保町シアター(神保町よしもと漫才劇場)
三角形が組み合わさった特徴的な近代的建物の中にある映画館で、レトロ・ヴィンテージ作品を楽しめます。小学館が運営しており、モノクロ映画などを中心にリバイバル上映が多いです。今となっては映画館では見られない映画、動画配信サービスでしか見られない映画を劇場で見られるというメリットがあります。
シネコンのように劇場内ではポップコーンなどの飲食はできず、映画に集中するためだけの映画館ですが、昔懐かしい映画を大きなスクリーンで楽しめる希少な場所です。
会員になれば5回映画を見れば1回無料で映画を見られる特典があります。1回見ると1ポイント貯まり、5ポイント貯まると映画を1本無料で見られるポイント制です。5ポイント貯まってからの有効期限は2ヶ月なため、ポイントが貯まったら早めに映画を見に行けばポイントが無駄にならずに済みます。
一般料金 | 1,400円 |
4DX料金 | ー |
スクリーン数(座席数) | 1(99席) |
最寄り駅 | 地下鉄 神保町駅 |
駐車場 | ー※周辺のコインパーキングを利用 |
公式サイト | https://www.shogakukan.co.jp/jinbocho-theater/ |
早稲田松竹
新宿から1駅から2駅ほどで、高田馬場駅、早稲田大学西早稲田キャンパスが近くにある2本立て形式の映画館です。スクリーン数は1つですが座席は比較的ゆったりしていてきれいです。さまざまな名画が上映されていることで有名で、映画好きにはたまらない映画館です。
モノクロ映画ほど古くはなく、昭和や平成の頃くらいの30年、40年ほど前のほどよく懐かしさを感じる映画が見られることがあります。洋画も邦画も上映されており、劇場の選んだラインナップを毎月、毎週チェックしておくのがおすすめです。
比較的最近の映画もイベントやピックアップ作品として上映されることがあり、2本立てでお得に、かつ、動画配信アプリではなく映画館の大画面スクリーンで見たいという要望が叶う映画館です。各作品の上映の合間には掃除が入りますが、全席指定席で分かりやすく、上映時間と掃除の時間を合わせると4時間から5時間くらいになります。
一般料金 | 1,500円 |
4DX料金 | ー |
スクリーン数(座席数) | 1(153席) |
最寄り駅 | 高田馬場駅 |
駐車場 | ー※周辺のコインパーキングを利用 |
公式サイト | https://wasedashochiku.co.jp/ |
東京の映画館(スクリーン数)は412件
東京には412件の映画館(スクリーン数)があり、3D上映にも対応しているのは131件あります。全国には3,675件の映画館があり、11.2%の映画館(スクリーン数)が東京にある計算となります。
東京都内にはシネコン(スクリーン数)が334件、一般館(スクリーン数)が78件と多くが複数のスクリーンを有するシネコン(※シネマコンプレックス)です。人気作品や最新作品を家族や友達と見るならば、設備や周辺施設も充実しているシネコンを選ぶのがおすすめです。
出典:https://www.eiren.org/toukei/screen.html
映画館でのマナー・約束

映画館では、シネアド時にも映画館でのマナーや注意の動画が流れますが、劇場内に入ったらマナーを守らないと周囲の人を不快にさせ、劇場での視聴体験の質が低下し、嫌だった記憶として残り続けます。映画館では、双方が最低限のマナーを守るようにしましょう。
上映中にスマホを操作しないこと
劇場内に入ったら、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末等は電源を切ったり、マナーモードに設定する以外の操作はしないようにしましょう。劇場内が真っ暗になっていなくても、スマホを操作しているのはかなり目立つ上、後ろの席からはスマホの操作をしている様子がよく見えます。
シネアドの上映中でもスマホの操作はせず、当然ながら本編上映中にもスマホの操作はしないようにしましょう。
スマートウォッチも外したほうがいい
腕を動かしたり、少し傾けたり、通知が届いたりしただけでディスプレイが明るくなってしまうスマートウォッチにも注意しましょう。上映中のスクリーンを録画していると疑われたり、周囲の人々の視聴体験を悪化させたりするためトラブルの元になります。
マナーを守れない利用客は上映中でも強制退場の対象となるため、映画を心の底から安心して楽しむために劇場内に入ったらスマホ操作やスマートウォッチの操作は極力しないようにしましょう。
マナーモードに設定するのも劇場に入る前にできることですので、劇以上ないで座席に座ったら、スクリーンだけに集中しましょう。
上映中はスマホの電源をOFF、または、マナーモードにすること
上映中に電話の着信音が鳴ったり、LINEの通知音が鳴ったりするのはマナー違反以前に劇場内でのルール違反となります。必ず座席に座る前のロビーや待合室、ポップコーンを購入する際の行列待ちの際にマナーモードに設定しましょう。マナーモードでも不安な方は、座席に座る前にスマホの電源をOFFにして、スマホをカバンにしまっておくとよいでしょう。
緊急地震速報などをスマホで受信するケースもありますので、電源をOFFにしなくてもよいですが、最低限マナーモードに設定しておきましょう。
劇場内・上映中には基本喋らないこと
劇場内の座席に座ったら、スクリーンでは既にシネアドが流れている事が多く、このシネアド中は本編上映中ではないですが、シネアドを見ている人がいるため、友人とおしゃべりしている人は非常に迷惑です。劇場内では多くの人が必要最低限の会話のみをしており、スクリーンに集中しているため、ずっとべらべら喋っていると小さい声でもかなり響いて聞こえて迷惑です。
おしゃべりがしたいならば劇場の外のロビーやファミレスですればよく、座席に座ったら本当に必要な会話以外はしないようにしましょう。言葉を発する場合も一言、二言程度にし、基本的に無駄なおしゃべりはしないようにしてください。
劇場内で周囲の席の人に迷惑をかけないこと
映画館の座席に座った人はみな同じ料金を支払って、映画を楽しみに来ている人たちです。映画を楽しみに来ているのであって、迷惑な人にイライラするために来ているわけではありません。
座席を蹴ったり、ドリンクホルダーへの配慮がなかったり、上映中に座席を移動して他の人の前を通ったりするのは非常に迷惑である上、上映中の座席の移動は場合によっては重要なシーンを見逃す可能性があるので、見ている人の前を通過する行為は絶対にやってはいけません。
ポップコーンを食べたり、ドリンクを飲んだりする際に多少音が出るのは問題ないですが、音を立てないように気をつけなかったり、食べるタイミングを気にしなかったりするのは周囲の人からするとかなり目立って邪魔になり、映画に集中できなくなる要因になります。
映画館の劇場内は共用スペースですので、周囲の人に迷惑をかけないように心がけてください。
映画館に行く時の必須アイテム

映画館に行くときはシンプルな服装であれば特に問題ないですが、あると助かるアイテムもいくつかあります。ここでは完ぺきに映画館を楽しみたい場合に持っていると安心できるものをまとめています。服装やヘアスタイルに関しても映画館で長時間座席に座ったままになることを考慮すると良いでしょう。
ウェットティッシュ・ティッシュ
劇場内でポップコーンを食べる場合はポケットティッシュ、または、ウェットティッシュがあった方が良いでしょう。ポップコーンの味によっては手がベタついてしまうため、映画鑑賞後に少し指を拭き取る際にウェットティッシュがあったほうが良いです。
作品によっては予想外に泣ける映画で涙が溢れて止まらない事もありますので、ポケットティッシュはあったほうが良いです。100円ショップなどで売っているソフトな質感のティッシュならば肌にも優しく安心です。
ひざかけ・ストール・マフラー
季節によっては映画館内はかなり気温が低く感じられる事もあります。夏場はエアコンが効いていて喉の乾燥を感じる場合もあり、足元や首周りが冷えすぎてツラくなる事もあります。夏場はかなり薄手のストールやひざ掛けがあると体温調節しやすくなります。
冬場はマフラー、厚手のひざ掛けがあれば寒すぎてきついこともないでしょう。映画館では2時間ほど座りっぱなしで動けなくなるため体温調整しやすいアイテムをお忘れなく。
ストールやひざ掛けは最悪汚れたり、なくしたりしてもよいカジュアルなものを選ぶことをおすすめします。暗い映画館内では、ポップコーンやジュースを少しこぼして汚してしまうことはよくあることです。
うるさい音が鳴らない服装・靴
作品上映中は基本座ったままになりますが、ぶつかって音がなるアクセサリーやジャラジャラしたチェーンが付いている服装は着席中に少し動くだけでも音が出て周囲の人々の映画鑑賞を妨害します。
アクセサリーだけでなく、ガサガサ音が出てしまう服、カタカタ音のする靴などは避けましょう。小さなお子様がいる場合は、歩くとキュッキュと音の出る靴は避けましょう。
リラックスできる服装・靴
映画館では約2時間ほどずっと座ったままになりますので、首周り、肩周りが楽な服装を選ぶのがおすすめです。できれば着慣れていて長時間身につけていても疲れないものが良いですが、新しい服、新しい靴を身に着けていく場合は事前に1日くらいは着て身体に馴染ませるようにしましょう。
映画を見に行く当日に肩こりや首コリをひどくする服は避けたほうが良く、靴擦れを起こすようなものも避けたほうが良いです。周囲や隣の人の迷惑にならないよう、香水も控えめにし、汗臭さなどを予防するニオイ対策もしておくと安心です。変に着飾らず、シンプルな服装であれば問題ありません。
シートでリラックスできるヘアスタイル
映画館では、座席のヘッドレストなどに長時間頭をのせておくことになります。髪の毛を後ろで束ねたり、お団子を作ってまとめたりするとヘッドレストに頭をのせにくくなり、首がつかれてしまいます。また、座席によってはかなり上向きな状態で2時間ほど過ごすことになるため、カジュアルでリラックスできるシンプルなヘアスタイルを選ぶのが無難です。
暗い中で落とすと見つけられないため髪飾りなどもつけなくて済むようにして、快適に映画を楽しめるようにしましょう。
映画館を120%楽しむライフハック

映画館での映画鑑賞を楽しむには、ちょっとした工夫と事前準備が欠かせません。ここでは、映画館行く前のトイレ対策、座席選び、スクリーンの見やすさ、ポップコーンが売られている理由なども解説します。
映画館は映画を見るだけではなく、推しグッズを買ったり、ポップコーンを味わいながら作品を楽しんだり、迫力の大画面と音響で作品に没頭したりして楽しむ場です。それぞれの不安を減らし、疑問を解消してもっと映画を楽しみましょう。
一番スクリーンが見やすいのは何列目?
映画館の座席のベストポジションは、座席の中心付近です。劇場内の中心から前後左右3席分くらいは無理な姿勢にならなくてもスクリーンをのんびり見られる座席で、音響などもちょうどよく聞こえてきます。
しかし、座席中心付近は、劇場内の座席が多く埋まっていると上映中に立ち上がって移動するのが難しくなるため、途中でトイレに行くのは難しいという欠点があり、かつ、上映終了後にすぐにトイレに行きたくても他の座席の人が移動するのを待たないといけないため心身ともに余裕がないと気が落ち着かない人もいます。
途中でトイレに行くことになりそうな場合は、スクリーンから少し離れた目の前に通路がある最前列の座席(D、E、Fなど)を選ぶか、通路側の座席を選ぶと安心です。
両サイドや最前列の座席も意外とあり
劇場内の両サイドはハズレ席と思われている事も多いですが、上映が始まってしまえばそれほど気にならずに作品を楽しめます。席の移動をする人も少なく、並んでいる座席数も少ないので移動もしやすく、多くの人が選ばない座席なのでお気に入りのポジションを選べます。
また、スクリーンに一番近いA、B、Cなどの最前列周辺の座席はスクリーンの近くで見ることになるので迫力があります。視界内におさめられないくらいにスクリーンに近いため、没入感があり、音響にも近いので迫力があります。
最前列の欠点は、スクリーンを見やすくするために座席に浅く腰掛けたり、首が上向き気味になって姿勢がきつかったりすることですが、ちょっとしたクッションやフェイスタオルなどがあれば自分の身体にきつくない状態で映画を楽しめます。
真正面から見るだけがベストポジションではないため、お気に入りの映画館を見つけたら、さまざまな座席を利用してみてください。それぞれの座席の良さがあります。
映画館でポップコーンが売っているのはなぜ?

映画館の収入源としてポップコーンやドリンクの売上は欠かせないものです。利益率が高く、原価は安く、製造や準備が容易で比較的安価で映画館の利用客に提供できるなどのメリットがあります。ポップコーンは利益率が50%~80%ほどあり、床にこぼしたり、座席に落として潰してしまっても片付けや掃除が簡単で、観客の手もほとんど汚れず、咀嚼音もそれほど漏れません。
歴史的には1920年のアメリカで映画鑑賞中にポップコーンを食べるという慣習が生まれたとされており、大量に残っていたとうもろこしをポップコーンに加工しておやつにして食べたという話や、映画館の換気を良くするためにポップコーンの匂いで対策を講じたという話もあります。
ポップコーンは製造してからしばらくは味が劣化せずにおいしく食べられて、雑菌が繁殖したり、食中毒を起こしたりしにくいため、おやつとしても最適です。もちろん大量に食べすぎれば腸閉塞や消化不良などの不安がありますが、映画を見ている間に食べ切れる程度の量ではその心配もありません。
映画を見たとしてもその映画チケットの売上の多くは配給会社に流れてしまうため、映画館そのものの売上としては不十分になります。特別な映画館で、特別な環境で映画を楽しんでいきたい方は、映画館を利用した際はポップコーンやドリンクなどを利用して、映画館の継続的な運用を支えられるようにできると理想的です。
上映中にトイレに行かずに済む方法は?
最近の映画は作り込まれているものが多く、2時間以上の作品や3時間を超えるものまであります。上映中にトイレ休憩の時間は用意されていないため、トイレを我慢しないといけない可能性があります。
上映前に食べると尿意を抑えられる食べ物があります。
- お餅
- 大福
- ボンタンアメ
- ポップコーン
これらの腹持ちがよく、水分を少し吸収するようなものを事前に食べておき、映画鑑賞の2時間前くらいからコーヒーや緑茶、紅茶など利尿作用のあるカフェインなどが入っている飲み物は控えるようにすると良いでしょう。
ずっと楽しみにしていた映画を見に行く日には、映画鑑賞中にトイレに行かなくて済むように汁物の多い食事は避けて、海苔巻きおにぎりやお寿司の太巻き、お餅などを食べ、水分補給については上映開始2時間前からはあまり飲まないようにしておきましょう。
上映中には、ポップコーンを少しずつ食べると尿意を抑えられます。どうしても不安な方は大人向けの紙おむつを履いていくのも良いですが、排尿直後には尿のにおいが漏れてしまう製品もあるため、密室で隣の席に人もいる映画館ではあまりおすすめできません。
映画鑑賞後のむくみ対策
上映前には水分を抑えて、腹持ちの良い食べ物を摂取し、上映中にポップコーンを食べると、映画鑑賞後は長時間座りっぱなしになっていることもあり足腰がむくんでしまう事も多いです。たいていおしゃれな映画館はロビーなど座って休憩できるスペースがありますので、ふくらはぎを少しもみほぐしたり、足首を回したり、軽くストレッチしたりすることでむくみ予防になります。
むくみ予防の着圧ストッキングを履いていくのも良いですが、上映前の水分不足、上映中にポップコーンを食べることで起こる塩分などの影響で人によっては次の日までむくみやだるさが残ることがあります。
長時間ある映画を楽しんだあとは、少し体を動かすためにお散歩をしたり、スーパー銭湯に行ったり、足湯に入ったりしてデトックスするのがおすすめです。
東京にある映画館一覧・全リスト【2025年時点】
ここでは東京都内にある映画館をすべて一覧で紹介しています。スクリーン数、施設などはそれぞれの劇場の公式ページをご確認ください。映画館名で検索するか、GoogleMapで検索すればそれぞれの公式ページが閲覧できます。
- TOHOシネマズ日比谷
- TOHOシネマズシャンテ
- TOHOシネマズ日本橋
- TOHOシネマズ渋谷
- TOHOシネマズ新宿
- TOHOシネマズ池袋
- TOHOシネマズ錦糸町-オリナス
- TOHOシネマズ錦糸町-楽天地
- TOHOシネマズ立川立飛
- TOHOシネマズ六本木ヒルズ
- TOHOシネマズ府中
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かつてコロナ禍前などに運営されていた映画館もありましたが、業績悪化などで閉館してしまったものもあります。筆者が確認した限りでは上記リストの映画館はまだ運営されていますが、経営状況の悪化で閉業せざるを得ないという事態になる可能性はあります。
映画文化を守っていくためには、映画館にも足を運び、動画配信サービスなども合わせてさまざまな楽しみ方を体験していきましょう。
東京の映画館を特別な体験をしよう
東京都内には、4DX、IMAX、MX4Dといったテーマパークのアトラクションのような設備が備わっている映画館もあります。ボックス席になっていて、隣の人とドリンクホルダーの取り合いをせずに済むプレミアムシートなども多く、地方ではあまり体験できない映画体験ができます。
東京都内で映画を楽しみたい方は、少し奮発して、4DXやIMAXなどを体験してみてください。