はんだくん

書道の大家の息子にして、自らもその道で活躍する高校生書道家・半田清。学校ではその近づきがたい佇まいから、「孤高のカリスマ」として他の生徒たちは一目置かれていた。しかし本人は、そうした他生徒の態度に「嫌われている」と思い込んでいた…。

「はんだくん」は、「ばらかもん」のスピンオフ作品で、主人公・半田清の高校時代を描いています。清はネガティブな性格で、その勘違いと思い込みから始まる青春コメディが展開されます。同級生たちとのすれ違いだらけの高校生活を、ユーモラスに描かれています。この作品は、書道家と離島の島民の交流を描いた「ばらかもん」の世界観を引き継ぎつつ、新たな魅力を放っています。