フェリシーと夢のトウシューズ

踊る事が好きな気持ちはだれにも負けないフェリシーは、いつかパリ･オペラ座でエトワールとして踊るという大きな夢を持っていた。ある日、幼馴染のヴィクターと二人で施設を抜け出して憧れのパリへやってくる。そこで見たのは、オペラ座の舞台で軽やかに踊るエトワールの姿だった。偶然出会った、掃除係のオデットの仕事を手伝うようになったフェリシーは、オデットの雇い主の娘･カミーユがオペラ座バレエ学校の入学許可待ちであることを知る。そこで、フェリシーは身分を偽り、カミーユとして入学するのだが…。はたしてフェリシーは、オペラ座の舞台に立つことができるのか―!?

「フェリシーと夢のトウシューズ」は、踊ることが大好きな孤児のフェリシーが、パリ・オペラ座でエトワールとして踊るという夢を追い求める物語。幼馴染のヴィクターと共に施設を抜け出し、憧れのパリへ。そこで出会った掃除係のオデットの仕事を手伝ううちに、オペラ座バレエ学校の入学許可待ちのカミーユの身分を偽り、自身が入学する。しかし、その道のりは困難が待ち受けていた。自分自身を克服し、過ちから学ぶフェリシーの成長と夢への挑戦が描かれている。