映画の街・成城で出会った大林宣彦と恭子は、尾道3部作をはじめとする40本以上もの作品を二人三脚で作りあげてきた。夫婦が歩んだ60年間と、遺作となった『海辺の映画館－キネマの玉手箱』の制作現場を通して、映画作りに懸ける想いをひも解く。

「ノンフィクションW 大林宣彦&恭子の成城物語 [完全版]～夫婦で歩んだ60年の映画作り～」は、日本映画界の巨星、大林宣彦監督とその妻でありプロデューサーの恭子さんの60年間の軌跡を描いた作品です。2020年に亡くなった大林監督の生涯を、過去の映像や仲間たちの証言を通じて紐解きます。特に、青春時代の彼と、一緒に映画作りを支え続けた恭子さんとの深い絆に焦点を当て、その人間性や創作への情熱、夫婦としての歩みを描き出しています。