「大麻と金と宗教～レバノンの“ドラッグ王”を追う～」は、戦闘が続く中東・レバノンの“ドラッグ王”とその周辺を描いた作品です。大麻ビジネスで利権を得る密売人たちにスポットを当て、彼らの取材を通じてレバノン社会の闇を浮き彫りにします。イスラム教シーア組織・ヒズボラや複雑な政治システムなど、密売人たちの台頭に絡む社会的な問題にも深く迫ります。この作品は、一見華やかな大麻ビジネスの裏側に隠された、レバノンの深い闇と複雑な社会構造を描き出しています。