イギリスがブリテンと呼ばれ、ローマ帝国の支配下にあった時代 ―― ローマ軍の司令官アーサー（クライヴ・オーウェン）は、ランスロット（ヨアン・グリフィズ）を始めとする《円卓の騎士》を率いて反乱軍と戦っていた。ある日、アーサーは無実の罪で囚われていたグウィネヴィア（キーラ・ナイトレイ）というブリテンの女性を救出する。その頃、ブリテンは残虐なサクソン軍の侵略によって滅亡の危機に瀕していた。“愛する祖国は指導者を必要としている”というグウィネヴィアの言葉は、アーサーの中に眠っていた何かを目覚めさせていく。ブリテンとアーサーの運命を賭けた壮絶な戦いが、いま始まろうとしていた・・・。

「キング・アーサー」は、ローマ帝国の支配下のブリテンで反乱軍と戦うアーサーと、彼が率いる円卓の騎士たちの物語。アーサーは無実の罪で囚われていた女性グウィネヴィアを救出し、彼女の言葉によって眠っていた何かが目覚める。一方、スラムで生き抜いてきた青年アーサーは、自身がイングランド王の一人息子であることを知り、聖剣エクスカリバーを手に取る。彼は仲間たちと共に立ち上がり、暴君ヴォーティガンを倒し王の座を奪還する運命に立ち向かう。