愛はどうだ

妻を亡くし、男手ひとつで3人の娘を育てている修一は、長年の愛人と女性上司との間を行ったり来たり。だが何よりの心配事は、年頃になった娘たちの将来だった。いずれ巣立っていく娘たちの成長を淋しく思いつつ、意思疎通を図れないもどかしさを感じていた。

「愛はどうだ」は、妻を亡くした主人公が3人の年頃の娘との日常を描いた作品です。主演の緒形拳は、娘たちの成長と巣立ちに戸惑いながらも、父親としての役割を果たす姿を見事に演じています。また、緒形の部下であり、次女と恋に落ちるチャラいサラリーマン役で、若き日の福山雅治が登場します。彼の演技も見どころの一つです。この作品は、家族の絆や成長、そして愛情の形を描いた福山雅治初期の傑作ドラマと言えるでしょう。