次女の五月は、大吉と暮らしていた長子がすべてを相続すべきと思っていたが､五月の娘･愛は5人が平等にもらえる権利があると母親をたきつける｡やがて、相続のことを話しあうため、大吉が営んでいた小料理屋「おかくら」で久しぶりに姉妹が顔を揃える。

「橋田壽賀子ドラマ｢渡る世間は鬼ばかり｣2015年二時間スペシャル 前篇」は、放送25年の節目となるスペシャルドラマの前編です。物語は、国民的ホームドラマが新たな局面に突入します。おなじみの5人姉妹が人生の後半戦に突入し、父親の遺した財産と店を巡って対立します。相続問題で5人姉妹が骨肉の争いを繰り広げるという、これまでにない展開が待ち受けています。激しいセリフの応酬で物語は進行し、視聴者を引きつけます。