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薔薇の十字架
作品カテゴリー | ドラマ |
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制作年 | 2002年 |
人が人生に求めるものは何なのか・・・。
仕事か愛か、あるいは自分が生きていたという証としての子供なのか・・・。
ともに中年に差し掛かった妻帯者の敏腕CMディレクター・桐吾と外資系コンピューター会社の独身キャリアウーマン・暁は、ともに「子供」というキーワードに翻弄されている。
桐吾夫婦は子供がいないカップルだった。自己実現が難しい仕事でありながら、家庭には常に「子供」という言葉が重く圧し掛かり緊張が漂う。
暁は、両親の離婚からか、結婚=幸せとは思えず、男性不信。にもかかわらず、60歳になった自分を考えると子供だけは欲しい。
矛盾し相容れない状況に流されながら、二人は運命的な出会いをする・・・。「自分」と「子供」というエゴイズムの象徴と、「愛」という他者あっての感情に挟まれ、二人はそれにどう折り合いをつけて人生の海を渡ろうというのか・・・。
このドラマは、妻はいるが子供がいない男と、独身だが子供だけ欲しい女が繰り広げる、21世紀型の『夜メロ』です。
そして、男にとって女にとって、「子供」という人生のオプションの持つ意味は何か。男と女というのは、互いに利用しあう関係に過ぎないのか。
そんな普遍的な課題を見つめた、ひと味違うオトナのドラマです。
「薔薇の十字架」は、中年の妻帯者で敏腕CMディレクターの桐吾と、独身のキャリアウーマンである暁の物語。桐吾は子供がいないことに悩み、暁は結婚に対する不信感から子供だけを望む。二人は運命的な出会いを果たし、自己実現と家庭生活、愛とエゴイズムの間で揺れ動く。男女の関係性、子供という選択肢の意味を問いかける、21世紀型の夜メロドラマ。
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