不適切にもほどがある!
- 基本情報
- あらすじ
- 作品概要
制作年: 2024年 / 制作国: 日本
カテゴリ:ドラマ / ジャンル: ギャグ・コメディ
【出演】
小川市郎[阿部サダヲ] 犬島渚[仲 里依紗] 秋津睦実(ムッチ先輩)[磯村勇斗] 小川純子[河合優実] 向坂キヨシ[坂元愛登] 井上昌和[三宅弘城] マスター(1986年)[袴田吉彦] 安森[中島 歩] 栗田一也[山本耕史] ???[古田新太] 向坂サカエ[吉田 羊]
…【スタッフ】
脚本[宮藤官九郎] 主題歌[Creepy Nuts] 音楽[末廣健一郎/MAYUKO/宗形勇輝] プロデュース[磯山晶/天宮沙恵子] 演出[金子文紀/坂上卓哉/古林淳太郎/渡部篤史/井村太一] 編成[松本友香] 製作[TBSスパークル/TBS]
"1986年――。小川市郎(阿部サダヲ)は、“愛の鞭”と称した厳しい指導をするのが当たり前な昭和の体育教師。野球部の顧問も務め、生徒たちからは「地獄のオガワ」と恐れられていた。その一方、家では男手一つで17歳の一人娘・純子(河合優実)を育て、娘の非行に手を焼く普通の父親でもある。最近は市郎の帰宅時間をやけに気にする純子が男を家に連れ込み“ニャンニャン”するのではないかと心配していた。 ある日、市郎は、いつものようにタバコを吸いながらバスで帰宅中、ついウトウトしてしまう・・・。目を覚ました市郎の目に飛び込んできたのは、パンツが見えそうなスカートを穿き、耳からうどんを垂らした女子高生がバスに乗り込んでくる姿だった。その姿に違和感を覚え指摘する市郎だが、乗客たちは車内でタバコを吸う市郎こそおかしいと口論になってしまう。逃げるようにバスを降りた市郎が目にしたのは、見たこともない異様な格好をする人々となんとなく変わっている景色だった。なんとか見つけた馴染みの喫茶店に飛び込み、事態が飲み込めないまま市郎は動揺してカウンターにいた犬島渚(仲里依紗)のビールを勝手に飲み干し、口論になってしまうのだった・・・。
一方、1986年の同日、純子は向坂キヨシ(坂元愛登)から突然告白されていた。キヨシは、社会学者である母・サカエ(吉田羊)と共に令和から昭和にタイムスリップしてきた中学生。街中で偶然出会った純子に一目ぼれしてしまったのだ。純子は“ムッチ先輩”こと秋津睦実(磯村勇斗)に密かに思いを寄せているにもかかわらず、キヨシを家に連れ込もうとするが・・・!?昭和の「当たり前」は令和の「不適切」!?“昭和”から“令和”にタイムスリップしたことで改めて感じる人々とのギャップや共感を描く、意識低い系タイムスリップコメディがスタート!"
生徒たちからは「地獄のオガワ」と恐れられる昭和な体育教師が2024年にタイムスリップし、娘の純子は未来からタイムスリップした青年に一目惚れされるなど、親子が「当たり前」と思っていることは令和の「不適切」だと思い知らされる意識低い系タイムスリップコメディです。“昭和”から“令和”にタイムスリップしたことで改めて感じる人々とのギャップや共感したり、凝り固まった価値観を変えてくれそうなドラマです。また、キャストの顔ぶれを見るだけでも笑えること間違いなしです。
※作品情報の一部はU-NEXTから引用しております。
引用元:https://video.unext.jp/
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※2025年3月更新データ
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レビュー 36件
面白い 記憶をなくしてもう一回見たい 感動
最近はなんでも××ハラって言いすぎだよなぁ…と思っているタイプの人間なので、本当に痛快でした!クドカンが代弁してくれた感覚です。
とは言いつつも、1980年代のやや暴力的でデリカシーのない言動を見て、中年が変わらなければならない面も痛感しました。
爆笑するシーンが多かったのに、家族の愛や抗えない運命には涙、涙。流石はクドカンです。またひとつ名作を誕生させました。
宮藤官九郎によるタイムスリップがテーマのコメディだが、昭和と令和という2つの時代を比較して、人間社会について考えさせられる作品。キャストもとても豪華だが、その中でも河合優実の演技が光っていた。令和のドラマ史に残る名作。
懐かしいこともたくさん出てきて、笑える場面もたくさん。時にミュージカル調になるのにはじめは違和感を感じたけれど、だんだんそれも癖になります。かなり攻め込んだ内容に納得する部分もいっぱいで見ごたえあるドラマです。
阿部サダヲさんの演技は、上手でおもしろい!最初から最後まで笑いました。昭和生なので、懐かしい物や人物の名前、テレビ番組がありました。「恋する母たち」のキャストさんが多く出ていて、阿部サダヲさんと仲里依紗さんの恋の行方を楽しみにしてました。
このレビューはネタバレを含みますこのレビューはネタバレを含みます
「タイムスリップ」と「コンプライアンス」のマッシュアップという、前代未聞の問題作にして新時代を代表する大傑作。これを見て、昔の良いところと今の良いところを認め合える社会でありたいと切に願う。
脚本家宮藤官九郎さん、主演阿部サダヲさんで面白くないはずがありません。期待の上をいく面白さでした。割と多いタイムスリップものですが、令和と昭和の違いを面白おかしく表現しており、楽しく視聴できました。一方で、現代になって失われつつあるものの重要性を訴えるメッセージ性が強い作品と感じました。