ソロモンの偽証 前篇・事件

クリスマスの朝、雪が降り積もった城東第三中学校の校庭で２年Ａ組の生徒・柏木卓也の死体が発見される。警察も学校も飛び降り自殺と判断するが、後日、学校関係者のもとに、柏木の死は自殺ではなく、大出俊次をリーダーとするいじめグループによる殺人だったと訴える匿名の告発状が届く。やがてそれはマスコミにも伝わり、ワイドショーを連日賑わすことに。それでも学校側は穏便に事を収めようと後手を踏むばかりで、事態は悪化の一途を辿っていく。そんな中、事件の第一発見者で２年Ａ組のクラス委員を務める藤野涼子は、大人たちには任せておけないと、自ら真実を暴くべく立ち上がる。そして、全校生徒に対し大出を被告人とする学校内裁判の開廷を提案する藤野だったが…。(C)2015『ソロモンの偽証』製作委員会

「ソロモンの偽証 前篇・事件」は、クリスマスの朝、雪に覆われた学校の校庭で男子生徒の死体が発見されるところから物語が始まる。警察は自殺と判断するが、匿名の告発状が学校に届き、死亡した生徒がいじめグループによって殺されたと主張する。マスコミがこの事件を取り上げ、学校は事態を収拾しようとするが、事態は悪化の一途をたどる。そんな中、事件の第一発見者であるクラス委員の藤野涼子は、大人たちには任せられないと判断し、真実を暴くために立ち上がる。