無機質な処刑室に誘い込んだ女を殺害し、その様子を動画サイトにアップしている連続殺人鬼・野村。その動画を偶然目にしたジャカルタのジャーナリスト・バユは、残酷さの中に漂う美しさに魅了され、次第に内なる殺人衝動を開花させていく。

「KILLERS/キラーズ」は、日本とインドネシアが初めて合作した映画で、サイコスリラーの一種です。製作陣には、「冷たい熱帯魚」と「ザ・レイド」のメンバーが名を連ねています。壮絶なバイオレンス描写と猟奇性が特徴で、そのリアルさは観る者を圧倒します。特に、残忍な殺人鬼を見事に演じた北村一輝の演技は見逃せません。邦画ではあまり見られないタイプの作品で、その衝撃的な内容は思わず目を覆いたくなるほどです。