首領への道5

島田組三代目を襲名した桜井鉄太郎の兄弟分・金沢慎一が、12年の刑期を経ていよいよ出所することに。しかし、桜井は、舎弟・越智俊英の説得により、出迎えを控えて大阪に留まることを決め、さらに金沢を自分の舎弟として盃を改めさせようとする。

「首領への道5」は、村上和彦原作の人気極道シリーズの第5弾です。主人公の桜井と敵対する金沢、両者の間で血で血を洗う兄弟相克の嵐が吹き荒れます。島田組と金沢組の激しい対立は、本作から4回にわたって描かれ、シリーズ前半の最大の山場を迎えます。極道の世界の厳しさと人間の絆を描いた作品で、命を賭けた戦いが繰り広げられます。