昭和24年、渋谷で顔を売り出し中だった安藤昇は暴行の罪で逮捕されていた愚連隊の日向謙の保釈金を払い、彼を舎弟にする。だが仲間の仇を討った日向は再び収監。その後、愚連隊のボス・野田が安藤の舎弟となり、300人の組員からなる安藤組が結成される。

「安藤組外伝 人斬り舎弟」は、関東を震撼させた実在のヤクザ組織、安藤組の血塗られた13年間を描いた作品です。元ヤクザの安藤昇が原作・企画・出演を務め、組織の内部抗争や襲撃事件などのリアルな内情を描き出しています。特に、安藤組の8人の大幹部を主軸に物語は進行します。菅原文太が演じる“人斬り”日向謙の名演は見逃せません。この作品は、実録バイオレンスアクションの傑作と言えるでしょう。