朝が来る
- 基本情報
- あらすじ
- 作品概要
制作年: 2020年 / 制作国: 日本
カテゴリ:映画 / ジャンル: ドラマ
【出演】
栗原佐都子[永作博美] 栗原清和[井浦新] 片倉ひかり[蒔田彩珠] 栗原朝斗[佐藤令旺] 片倉貴子[中島ひろ子] 片倉勝[平原テツ] 片倉美咲[駒井蓮] 麻生巧[田中偉登] 山下リオ 森田想 葉月ひとみ 石橋菜津美 仁科貴 手塚真生 堀内正美 山本浩司 三浦誠己 若葉竜也 池津祥子 青木崇高 浜野剛[利重剛] 浅見静恵[浅田美代子]
…【声の出演】
有働由美子
【監督】
河瀬直美
【原作】
辻村深月
【音楽】
小瀬村晶 アン・トン・タッ
【脚本】
河瀬直美
栗原夫妻は自分たちに子供ができないことを受け入れ養子縁組をした。それから6年、朝斗と名づけられた男の子と満ち足りた生活を送っている。だがそんなある日、朝斗の実の親である片倉ひかりと名乗る人から電話があり、朝斗を返すかそれが嫌ならお金を払えと言われる。養子とはいえ朝斗は二人にとって本当の子のようで、手放すつもりはない。とにかく話しを聞くことになり栗原家で会うことになる。ひかりはすでに住所を知っておりやってきたが、夫妻はそれが誰だか分からなかった。朝斗を引き取った時に会ったひかりとは全く違ったからだ。
「朝が来る」は、直木賞作家・辻村深月のベストセラーを河瀨直美監督が映画化したヒューマンミステリーです。現代の日本社会が抱える問題を深く掘り下げ、家族とは何かを問いかけます。永作博美、井浦新ら実力派俳優たちの迫真の演技が、物語を一層引き立てます。国内外で高い評価を受ける河瀨直美監督の手により、人間の心情や社会問題を巧みに描き出した作品となっています。
※作品情報の一部はU-NEXTから引用しております。
引用元:https://video.unext.jp/
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※2025年3月更新データ
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レビュー 11件
不妊が多い今の世の中で起こりうる話だなと思った。若くして妊娠して育てる力のない若者は子供を手放さざるを得ない気持ちもわかるし、引き取った両親が人生を捧げるつもりで迎えた子供には実のこと変わらない愛があるだろうと。そんなことを考えさせられる作品。
このレビューはネタバレを含みますこのレビューはネタバレを含みます
子供を育てられない人、産みたくても産めない人がいるという現実。それに対して、里親に嫉妬する母親の言葉が胸に刺さった。自分に足りないものを分け合っているという考えが新鮮で、なるほどと納得。人の心の中にある複雑な思いを感じさせる、深いメッセージが込められていた。
様々な立場から観ることのできる作品。
どの立場から観ても苦悩と困難が容易に想像できる。
特別養子縁組のことなどよく知らなかったが、詳しく描かれていて勉強になった。
主題歌が「アサトヒカリ」というのですね…
語りきれないほど深い作品だと思います。
知識の無い性行為の怖さ、望まぬ妊娠後に養子縁組という手段があること、血の繋がりはなくても親子関係は気付けること。それらが隙なく詰め込まれていました。親に強制的に赤子を養子に出すことを決められたひかりが、その後著しく精神状態が悪くなっていく姿を見て、自分で決断することの重要性も痛感。ひかりが心広き栗原夫妻と再会したことで、人生をやり直す一助になればいいと、フィクションながら強く願いました。

2023.7.28
モロゾフ/20代/女性
0
ミステリーなのかと思いきや、ドキュメンタリーのような不思議な映像作品でした。子供が子供を産むことや、特別養子縁組について深く考えるきっかけになりました。

2023.7.28
プラム77/50代/女性
0
見始めた時の印象はそれほど惹きつけられなかったのですが、徐々に産みの母と育ての母の関係が明らかになってくると、それぞれの複雑な人生と接点のあり方に感動を覚えました。

2023.7.28
ひでG/60代/男性
0
子どもを持ちたくても持てない夫婦と、子どもができてしまった女子高生のストーリーが絡み合います。新しい命とどう向き合うか、大切なメッセージを伝えてくれる名作です。

2023.7.28
名無し/20代/女性
0
映画というよりも、一つのドキュメンタリー番組を見ているようなそんな気分になりました。いろんな立場の方々がいて、日本には制度があり、私自身この作品を通してとても勉強になりました。主人公の名前にもある「光」にかけてか、とても光の差しているカットも多くあり印象に残っています。自分が養子縁組の親だったら、また自分が幼い生みの母親だったらといろんな立場から考えさせられました。最後のエンドロールが終わった後の一言にグッと胸が熱くなりました。