婚約者・香苗と共に、母・悦子が1人で住む実家へと帰る良典。長らく疎遠だったが、事故死した弟・悟の七回忌のため、そして香苗の妊娠をきっかけに帰郷を決心したのだった。2人を温かく迎え入れつつもどこか様子がおかしい悦子に、良典はある疑念を持つ。

「白く濁る家」は、"聞いてはいけない音"から始まる地獄を描いた和製ホラーです。斎藤嘉樹、藤本泉、成嶋瞳子の3人のキャストが鮮烈な演技合戦を繰り広げ、観る者を魅了します。田中博巳監督が脚本も手掛け、主要スタッフには最前線で活躍する20代の若手を揃えています。重厚かつ濃密なストーリー展開は、ホラー映画の新たな可能性を提示しています。