留学中の芦名麻佐子は、日系三世のボーイフレンドを連れ久しぶりに帰国するが、大学の講師をしている父と、銀座でブティックを経営している母の表情にかげりがあるのが気になる。そんなある日、父の商談相手で不動産業者の海野が山形で謎の死を遂げ…。

「殺人行おくのほそ道」は、松本清張の長編推理小説を池広一夫監督が映画化した作品です。物語は、「おくのほそ道」ゆかりの土地で起こる奇怪な殺人事件を描いています。主人公は若く美しい女性で、彼女の役を演じるのは竹下景子です。彼女のボーイフレンド役を鹿賀丈史が、その他のキャストには八千草薫、菅原謙次らが名を連ねています。この作品は、美しい風景と緻密なストーリー展開で観る者を引き込むサスペンスミステリーです。