イタリアの田舎町で生まれたサルヴァトーレ・フェラガモは、10歳になる前に靴職人としてのキャリアをスタートさせた。名立たるスターの靴製作を請け負うなかで、弟の死、大恐慌による倒産を経験しながらも、“スターの靴職人”と呼ばれるようになっていく。

「サルヴァトーレ:夢の靴職人」は、"スターの靴職人"と称されたサルヴァトーレ・フェラガモの人生を描いたドキュメンタリーです。彼の生涯は、文化、ファッション、芸術に大きな影響を与え続けました。その波乱に満ちた人生を追いかける本作では、マーティン・スコセッシやマノロ・ブラニクといった豪華な顔ぶれが解説を務めます。フェラガモの才能と情熱が生み出した靴作りの世界を、彼の視点から描き出しています。