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32歳、無職、実家に引きこもるドゥ・ローイン(ジャー・リン)は、筋金入りの怠け者。何をするにも人任せでだらしないローインは母からも呆れられ、テレビ局で働く従妹が持ってきた仕事紹介番組の出演依頼も投げ出し、ついには彼氏を親友に寝取られてしまう始末。ある日、出戻りの妹と大喧嘩をし、とうとう家を出る羽目になったローインは一人暮らしを始める。仕方なくバイトをはじめ無気力に生きる彼女は、偶然出会ったボクサーのハオ・クン(ライ・チァイン)に一目惚れし、彼がトレーナーをしているジムに通うことになる。自分のトレーニングへのやる気は出なかったが、大事な試合を控えた彼を支えることに生きる希望を見出すローイン。彼女と二人三脚で辛い減量を乗り越え、気合十分で試合に臨んだクンだったが、結果は一発KO負け。そのままジムを辞めて、ローインの前から姿を消す……。悲しみに暮れたローインは、以前断ったテレビ番組への出演を決意するが、番組に悪意あるコメントの切り取り方をされ、会場からバッシングを浴びショックで倒れてしまう。「一度は勝ってみたい―――」プライドをボロボロにされたローインは、ボクシング大会への出場を決意するのだが……。
「YOLO 百元の恋」は、安藤サクラ主演の「百円の恋」を中国のコメディアン、ジャー・リンが監督・主演としてリメイクしたコメディードラマ。32歳の無職の女性が家族に見放され、一目ぼれしたボクサーにも近づけず、ボクシングに打ち込む姿を描いています。ライ・チァインが共演し、物語は笑いと感動を交えながら進行する。2024年2月10日に公開された本作は、春節期のナンバーワンヒットとなり、中国でのリメイク作品として最高興行収入を更新。最終興行収益は約35億元(約730億円)を超え、世界で740億円を突破する大ヒットを記録。ジャー・リンが監督と主演を務めたことで、コメディ要素が豊富に盛り込まれ、観る者に元気を与えるエンパワームービーとして注目を集めました。
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