もしも、自分の推しアイドルが義理の兄になったら?もしも、たくさんのイケメンアイドル達から口説かれたら?――。
夢のようなラブコメ『熱愛プリンス』にW主演する杢代和人さん(原因は自分にある。)、松井奏さん(IMP.)に、ドラマの魅力やプライベートを伺いました。
ドラマフィル『熱愛プリンス』作品紹介
累計250万部突破の大人気コミックスが待望の実写化!推しアイドルが義理の兄!?
国民的アイドルに溺愛される“禁断のシークレットラブコメディ”。杢代和人&松井奏 W主演、ヒロインには林芽亜里。大倉空人、小泉光咲、増子敦貴ほか人気グループキャスト共演!
親の再婚により、突如として憧れの三兄弟アイドル・Terzettoの遥(大倉空人)、梓(杢代和人)、理人(小泉光咲)の妹になった天宮まつり(林芽亜里)。夢のような状況に思えたが、三兄弟は仲が悪く喧嘩ばかりだった!本当は仲の良い兄弟に憧れる梓の思いを知ったまつりは、絆を深めるために奮闘。徐々に仲を深めていく3人だったが、ある日、梓に「もう妹として見れない」と告白されて―!
二人の関係が進展する中、まつりは幼馴染である昴流(松井奏)と再会。憧れの幼馴染のお兄ちゃんだった昴流は、今や国宝級イケメン俳優になっていて―。しかも、Terzettoのライバル・PRISMとしてデビューするという。さらにはPRISMのメンバーである大和(増子敦貴)も登場し、恋の矢印はますます複雑に絡み合っていく。そして、PRISMのデビューによってTerzettoはトップアイドルの座、陥落の危機に―!?
史上最強逆ハーレム設定で、“キュン♡の乱れ打ち”が止まらない!
国民的アイドルに溺愛される、禁断のシークレットラブコメディ、開幕―!
MBSドラマフィル枠にて2025年3月6日(木)より順次放送スタート!
MBS放送後、TVer・FODにて配信!

※ドラマフィル『熱愛プリンス』公式サイトより引用
●Instagram @netsuai_prince
●TikTok @drama_mbs
現役アイドルだからこそ出せる演技。キュンキュンが満載のラブコメ

―出演が決まった時の感想を教えていただけますか。
杢代和人さん(以下、杢代): 僕、今までラブコメをあまりやったことがなくて、キュンキュンしたりだとか、キラキラしているものにすごい憧れがあったので、ラブコメにW主演を務められるなんて、すごく嬉しかったですね。
台本を読んで感じたのは、本当に夢の世界だなと。イケメンがいっぱいいて、そのイケメン一人一人に個性があって。台本もあっという間に最後まで読み終えてしまいました。
まだ撮影途中ですが、撮影が終わるのが悲しくなってしまうほど現場が楽しいです。すごく面白い作品になるんじゃないかなという期待感はありましたね。
松井奏さん(以下、松井): 僕も同じく、W主演というのは初めてで、ドラマ出演自体、2作目で久しぶり。あまりお芝居の経験がなかったので結構プレッシャーがありました。大丈夫かな、みたいな不安はあるものの、こういうラブコメみたいなのをやれるのってスターっぽいじゃないですか!(笑)。出演できるのが夢みたいでとても嬉しかったですね。
台本も原作も読ませていただき、「そう、これこれ!」という感じ(笑)。展開も早くてキュンキュンするし、演じる側もしっかりとキュンキュンしながらお届けできたらなと思います。

―それぞれの役柄を演じられるにあたって意識されていることは。
杢代: 梓に関しては、かっこいいセリフだらけ。普通の人が言ったら「おいおい!」となるようなセリフも結構あるんです。これを実写化でリアルに落とし込むわけだから、しっかり考えて演じないとな、と思いました。
格好つけるところは格好つけて、決めるところは決める。さりげなくキュンキュンさせに行く部分については、監督と話し合いながら演じています。日常感あふれるキュンキュンと、かっこいいセリフを言うときの表情とか言い方の切り替えを意識しています。
松井: 僕の演じる昴流もなかなかにストレートで、言う側からしたらくすぐったくなるようなセリフが多いので、そこはアイドルとしてバチッと言わなきゃな、と。
僕は今回のキャストの中で、年齢が一番上なんですよ。役的にも多分梓たちより3歳くらい上。僕自身もともと年下キャラだから、未だにちょっと模索中ですが、割と素でいれば大丈夫かなって思いつつ…慣れないんですよね(笑)。
―役柄にアイドル経験は生かされていますか?
杢代: それこそ学校のシーンとかでファンが出待ちしてる、みたいなシチュエーション、何気ない仕草やかっこつけ方はアイドルをやっているからこそ出せる雰囲気があるんじゃないかなと思っています。(僕にとってアイドルは)本業ですから!
松井: アイドルっぽいセリフを言う時に、恥ずかしがらずにしっかり決められるのは、こういう職業だからというのがあるかもしれないですね。キュンキュンさせるようなセリフも普段から言ってますからね(笑)。
―それぞれの役柄とご自身の似ている部分は?
杢代:梓は本当にかっこいい男で、かっこつけながら言うセリフも多いんですけど、そこ、僕、似てるなってすごく思います。僕もかっこつけるの、好きなので(笑)。
松井: 昴流と似ているところは、ちょっと弱気な部分かな。昴流はアイドルをしている裏側で、まつりに対しても含めてちょっと弱気で、自信のない部分が出たりするんですが、僕も普段から自信満々ではないので、そういうギャップは似ているかもしれないですね。
所属するグループメンバーもドラマを楽しみにしてくれている

―お二人はこのドラマが初めての共演ですよね。仲良しエピソードがあれば教えてください。
杢代:(松井さんは)年は上なんですけれど、それを感じさせないフレンドリーさっていうのがすごくあるなという印象です。
僕がドラマ内で組んでいる兄弟グループ“Terzetto(テルツェット)”のメンバーは全員が『原因は自分にある。』のメンバーなんですが、3人と一緒のシーンに(松井さんも)一緒に混ざって4人で話すことがすごく多いですし、撮影前の段取りの時にも“小ボケ”を入れてくるとか、ユーモアがあふれていて親しみやすい方だなって思います。とっても優しいお兄ちゃんっていう感じ。
松井: なんか照れますね(笑)。『原因は自分にある。』の3人は、僕からするとみんな年下だけど、それを感じさせないくらいしっかりしてる。年上って言われてもわからないほど。
3人とも本当に仲が良くて、いい空気感で、全員がボケとツッコミをしているから、僕はそこにしれっと4人目として混ざりこんでいるだけなんですけど(笑)。
杢代: どっちもボケますし、僕もツッコミますし。
松井: 特に(出演者で『原因は自分にある。』メンバーの)大倉(空人)くんがすごいよね(笑)。
杢代: 空人(たかと)は常にボケ(笑)。この間も、僕たちが外で撮影していて、海外からの観光客が物珍しさに撮影を見学していたんです。空人はその日、セリフもないのにスターのように投げキスをして拍手をもらってて。でも撮影が始まると…。
松井、杢代: 立って走っていくだけ!(笑)
杢代: 作品自体、個性がバラバラなキャラクターばかりですけれど、本当に演じる僕たちも個性がバラバラで楽しいなっていうのがありますね。
松井: なんか青春を味わっている感じで楽しいです。
―お互いにそれぞれのグループに感じている印象を教えてください。
松井: 『原因は自分にある。』は、名前のインパクトで知ってました。事務所の先輩の三宅(健)さんとも話していたくらい。歌番組で見た時は結構キャッチーな振り付けとかフォーメーションが多くて、クセになるなっていう印象ですね。
杢代: 僕ももちろん『IMP.』さんは知っていましたし、揃ったダンスを見てすごいなって思う部分も多々ありますし、グループとして色々なものを乗り越えてきて、きっと絆がとても深いんじゃないのかなと思いました。グループ全員めっちゃ仲いいんだろうな、って。
松井: うん、めっちゃ仲いいね。
杢代: 『IMP.』さんの曲はSNSでもよく聴くので、耳に残っています。いつか『IMP.』さんと『原因は自分にある。』で一緒に対バンしたいですね。
松井: ね。やりたいよね!

―それぞれメンバーの方と今回のドラマについてお話をされたことはありますか?
松井: 僕のほうは、メンバーからは「頑張れよ!」と(笑)。メンバーの中でもこういう役をやったことがある人はいないので、「かましてこい」「奏にしかできないよ」みたいなのは結構みんなから言われました。「奏にぴったりの役じゃん!頑張っておいで!」って。
特に佐藤新は、すっごいテンションが上がってました。「この役、めっちゃ奏じゃ~ん!いいね、いいね、いいね!」みたいな(笑)。
杢代: 『原因は自分にある。』のみんなは「本当に何をしてるの!?」って言ってます(笑)。『原因は自分にある。』の中で他にユニットを組んでいるみたいなものですから。他のメンバーもこのドラマに相当興味津々で、見たいって言ってくれています。
今回、グループのメンバーと共演が叶ったのは嬉しいですね。グループメンバーと共演することってほぼないことですし、一生に一度の経験だろうなと思うから。初めての主演で不安なところも多い中、メンバーがいてくれると安心できて、とても助かっています。
撮影中は演技の話はあまりしていないのですが、兄弟喧嘩のシーンでアドリブをしたりするときなどは、本番以外、もう笑っちゃって!(笑)
本番は真剣に演じるものの、メンバーが真顔でアドリブしているのが面白すぎて(笑)。
松井「和人くんは“絶対モテるだろうイケメン“」杢代「奏さんは”ギャップの魔術師“」

―ここからは、お2人の素顔に迫らせてください。共演してみて知った相手の意外な一面とはなんでしょうか。
杢代: 意外な一面…。う~ん、なんだろう。最初からどっちも素で話しちゃったんだよね。
松井: そうなんだよね。
杢代: 初対面から、微妙な距離感はなくて、会った時からお互いで喋っていたから、意外な一面というと…。
松井: 意外とお互いチョケるよね。
杢代: 意外とチョケるし、結構大笑いしてる(笑)。
―では、お互いにキャッチフレーズをつけるとしたら…?
杢代: う~ん、“ギャップの天才”?“ギャップの魔術師”!
本当にすごいなって思います。このルックスでこのスタイル。本当にかっこいいのに、撮影中は本番以外チョケてるから楽しくなっちゃうっていうか、やっぱ親しみやすいところが魅力だと思う。それを数多くの人が知った時には、もう超絶、日本国民全員虜になると思う!(笑)
松井: 言いすぎだろ(笑)!
杢代: それぐらい言っとかなきゃ!(笑)
―(笑)。松井さんはいかがですか?
松井: 和人くんは、“こりゃモテるだろイケメン”!
もうね、顔も写真で見ていましたからイケメンだとは思っていましたが、実際話すとフランクだし、年下なのにすごくしっかりしているし、なんかこう気遣いもできるし、気配りもすごいしで、ボケたりふざけたりもする。余裕も持ってる。そりゃモテるだろ~!って思います。
杢代: めちゃくちゃ嬉しいな(笑)。今までの取材で一番楽しいな。
松井: 任せてくれって、だから(笑)。
杢代: こういうところが好きです(笑)。
―ドラマにもデートシーンが出てきます。それにちなんで、理想のデートプランをそれぞれ教えていただけますか。
松井: 僕ね、結構お散歩とか好きなんですよ。ただ歩いたりもいいし、レンタサイクルや電動キックボードを借りて公園まで出かけたら楽しそう!ちょっとおしゃんなカフェに行って、テラス席で「BLTにする?」とか言いながら。
いいお天気の日に、駒沢公園みたいなちょっと広めの公園に行って話すのがいいですね。そのあと夕方から街に出て買い物とかして、夜にはお酒を飲んで…みたいな感じが理想かな。
杢代: うーん、「理想のデート」、ですもんね?
僕まだ免許を持っていないんですけれど、ドライブデートっていうものに憧れがあるんです。車ならどこへでも連れて行ってあげられるから。
あとは僕も基本的にアウトドア派で、最近はカメラを買おうと思うくらい、写真を撮ることが好きになってきたので、綺麗な場所に行って、風景写真ではなくて彼女を綺麗に撮って、それを思い出に残したいですね。
―オフの日の過ごし方を教えていただけますか。
松井: オフは…。僕ね、無趣味なんですよ。だから本当に近所にラーメン食べに行ったりとか、ちょっとふらっと散歩して、お洋服を見に行ったりとか、結局メンバーに連絡してメンバーとご飯に行くことが多いですね。
杢代: 僕は基本、オフの日はメンテナンスです。最近だと美容鍼に行ったりしてました。美容鍼行ったり整体に行ったり…。
あと僕、髪の毛の毛量が多くなってきたり、髪が伸びてきたなって感じるとすぐに切っちゃいたいタイプなので、オフの日は美容室に行っています。美容室、好きなんですよ(笑)。
―では、ドラマ以外で2人で何かをするとしたら?
杢代: 僕、普通にご飯一緒に行きたいです。
松井: うん、マジで一旦ご飯行きたいね。
杢代: でもさっき言ってたのは、お互いにMaison MIHARA YASUHIROの洋服とかが好きなのでショッピングに行きたいな、と。
松井: うん。買い物、からのご飯だな。洋服を見て…。
杢代: 選んで買って、そこからご飯とか行って、ね。お互いグループ業もしているので、まだまだ僕も話したいところはあったり。
松井: そうだよね、行きたいね。いつ行こっか。
杢代: 普通に撮休や、撮影終わりでもありだよね?
―普段はどんなところに食べに行くんですか?
松井:メンバーと食べに行くとなると、やっぱり焼肉とか…。あとは和食とかも多いかな。
杢代: 僕、逆に和食に行くことはあんまりないな。やっぱり焼肉とか、イタリアンも結構好きで、和食は僕、まだ未知の部分なので、連れて行ってほしいです。
松井: おお、そうなのね。じゃあお店探しとくわ、ちゃんと!
―すごく仲が良さそうでドラマが楽しみです。それでは最後に、今回のドラマの見どころをお2人の口からお願いします。
杢代: 今までにないラブコメの形だと思っています。役が代わる代わるキュンキュンを連発させていくっていうのはとても面白いですし、何より出演者全員がイケメンでかっこいいので、夢の世界に入ってしまった感覚になるだろうなと思っています。
ぜひ視聴者の方には非日常を味わってほしいですね。『熱愛プリンス』だからこそ出せる色味とか楽しみというものを僕たちが出していきたいなと思っているので、ぜひ一度は見て、遊園地に来たような気分になってほしいなと思います。
松井:もう本当にキュンキュンの連発なので、くすぐったくならずに素直にキュンキュンしてほしいですね。それこそ出演者7人、まつりちゃんを入れて8人の役柄に、それぞれいろいろな良さがあるので、自分の推しを決めて推し活のような感じで楽しんでいただければ、と思います。

杢代和人(もくだい かずと)プロフィール
2004年5月20日生まれ。東京都出身。
ダンスボーカルグループ『原因は自分にある。』のメンバーとしても活動中。出演作品としてテレビ朝日系『仮面ライダーギーツ』(22-23)、日本テレビ系「3年C組は不倫してます。」(24)、テレビ朝日系「私たちが恋する理由」(24)、読売テレビ・日本テレビ「降り積もれ孤独な死よ」(24)、テレビ朝日「君とゆきて咲く~新選組青春録~」(24)、ドラマ・映画「【推しの子】」(24)ほか。
●Instagram @mokudai520_k
松井奏(まつい みなと)プロフィール
2000年9月2日生まれ。千葉県出身。2023年8月、「IMP.」としてデジタルシングル「CRUISIN’」を世界同時配信デビュー。12月16日に、3rdシングル「BAM ‒ BOO/ミチシルベ」をリリース。初の冠バラエティー「IMP.のびしろRoom」がPrime Videoで独占配信中。2025年1月より「IMPERIAL LIVE TOUR 2025」全国ツアーの真っ最中。公開中の映画「遺書、公開。」にも出演。
●IMP オフィシャルX @_7mp_official_
●IMP オフィシャルInstagram @_7mp_official_
ヘアメイク:SUGA NAKATA(杢代)、大島 智恵美(松井)
スタイリスト: TAKURO(杢代)、日夏(YKP)(松井)
●杢代和人さん
ライダースジャケット¥99,000(NotE/3RD[i]VISIONPR)、中に着たTシャツ¥22,000(BASICKS)、その他スタイリスト私物
【問い合わせ先】
・BASICKS [email protected]
・3RD[i]VISIONPR 03-6247-9087
●松井奏さん
ALUDE TOKYO
取材・文:小澤彩
撮影:髙橋耀太