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検索キーワード:「遠藤辰雄」
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あらすじ
昭和35年。広島最大のヤクザ組織・村岡組のナンバー1である杉原が殺される。これを機に、村岡組の跡目を巡って熾烈な抗争が勃発。それは、西日本最大の組織である神戸・明石組を巻き込んだ一大抗争へと発展していく…。
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あらすじ
市は育ての母・おしげを訪ねて、生まれ故郷の笠間に帰ってきた。同じ日、江戸で米問屋として裕福になっていた市の幼馴染みの新兵衛もまた、千両箱を携えて帰ってきた。しかし、新兵衛は加賀田の岩五郎と組み、さらにひともうけしようとたくらんでいた。
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あらすじ
駅前の利権をめぐって博徒の村岡組とテキ屋の大友連合会が対立する中、博打トラブルに巻き込まれた工員の山中は刑務所に入れられてしまう。3年後、彼は出所するが、大友連合会の連中に袋叩きにされたことで村岡組へ入り、壮絶な抗争に身を投じていく。
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あらすじ
刑務所から出た政と勝次は、「バー ユキコ」のママ・優子が嘆く、娘を預かったまま返してくれない名古屋の母・たかに会いに行く。地元のチンピラにヤラれた政を救ったのが、たか本人。息子・真吉がチンピラの仲間だったのだ。そこに優子がやって来て…。
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あらすじ
葛西杏子は3歳の時、刑事の父を目の前で殺された。犯人の手掛かりは、父の手に残された猪・鹿・蝶の3枚の花札。そして20年後、成人した杏子は父親の敵を討つため、猪・鹿・蝶の刺青を彫り込んだ女博徒・猪の鹿お蝶に姿を変えて、博徒の世界に殴り込んでいく。
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あらすじ
甲州黒戸金山より江戸へ送られる黄金百二十貫が、盗賊に奪われる。必死の捜索にもかかわらず黄金の行方は知れず。幕府は賞金稼ぎとして名高い医者・錣市兵ヱに奪還を依頼する。報酬は黄金十貫、期限は5日。市兵ヱは単身賞金稼ぎの群がる甲州路に乗り込み…。
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あらすじ
昭和6年の大阪。軍部とつながった石切一家は、大西竜三率いる分家・大西組を斬り込み隊にし、富士上一家のシマに進出する。大観進一家の若頭・大西栄次郎は竜三の実兄で、仲裁を買って出た。だが石切一家は、竜三を使った嫌がらせをエスカレートさせる。
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あらすじ
不動竜太郎は高崎にある前田一家の代貸。関東前田一家の総長に推されたことが発端となり一門の跡目争いが起きる。浜松で地元の貸元河合己之吉と知り合い懇意となる。その頃関西でも利権争いが起こり南善一家は竜太郎に助っ人の要請を出すのだったが…。
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あらすじ
父の暗殺を知った藤島京一は、政と勝次を助っ人にするが兵頭組に殺され、政と勝次は懲役に。出所したふたりは藤島組にワラジを脱がせてもらう。大阪大同会の二階堂という大物が藤原をバックアップしていたが、やはり兵頭に殺される。遂に政の怒りは爆発し…。
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あらすじ
大阪のある博徒一家に草鞋を脱いだ上州小政は、賭場で死んだ船宿浜幸の一人息子・良吉の借金を取り立てるため、良吉の故郷・宇野へと旅立つ。宇野に着いた小政は良吉の両親から思い掛けない歓待を受けるが、浜幸は新興ヤクザにその土地を狙われていた。
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あらすじ
時は明治の中頃。北九州の炭坑に平野ていという女がやってきた。一山当てようと夢見る夫を追ってきたのだが、彼は炭層を掘り当てた直後、事故で死んでしまう。ていは夫の志を継いで炭坑を発展させようとするが、乗っ取りを企てる悪鉱山主が現れて…。
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あらすじ
流星会との抗争を機に組を解散した元組長・風間は、クラブのマスターとして静かな生活を送っていた。そんなある日、出所した元幹部・清水が風間の元に現れる。流星会に狙われている清水を助けるため、風間は昔の仲間と共に流星会のヤクを奪う計画を立てる。
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あらすじ
日露戦争で大陸に渡った四国熊虎一家は、軍の仕事を引き受けて九州・熊本へと渡る。だが陸軍幹部を掌握して仕事を独占し、不当な利益を貪る鎮台一家と激突。あの手この手で熊虎一家を潰そうとしてくる鎮台に、熊虎親分と緋牡丹お竜が戦いを挑む。
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あらすじ
京都博徒が伝統を誇る平安会の花会で、喜多見組組長が大阪の新興暴力団浪華会・岩上会長の組員に殺された。喜多見組代貸・堀田が組長を襲名すると、佐竹を預かり盃(人質)として岩上の下に送る。一方、浪華会は土橋を京都に駐在させ、緊迫した空気が流れる。
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あらすじ
明治末期の九州・博多。男勝りの気風と度胸で評判の信次は美貌の鉄火芸者。そんな彼女に惚れる大須賀は、ヤクザと組んで大炭坑主にのし上がろうとしていた。信次は花田炭坑の納屋頭・清吉に好意を抱いていたが、大須賀は花田炭坑に執拗な嫌がらせを続け…。
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あらすじ
7年ぶりに熊本へ戻ったお竜は、父が組長を務めた矢野組を再興する。組は鉄道敷設工事に関わるが、宝満一家の妨害に遭い、お竜が面倒をみている雪江を人質にされてしまう。雪江を取り戻し、工事を完遂させたお竜は、晴れて矢野組二代目を襲名するが…。
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あらすじ
東京で文士になるべく勉学に励む青成瓢吉。そこへ、瓢吉の父と旧知の仲で、上海から引き揚げて来た老侠客・吉良常が同居することになる。吉良常が留守をまもるその家に、ある悶着から巡査に追われる身となった飛車角が逃げ込んできて…。
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あらすじ
昭和19年、米機動部隊の勢いが増し、軍令部は今まで却下し続けてきた人間魚雷構想の採用を決定。不眠不休の作業の結果、ついに航走試験にも成功する。訓練途中で開発者が死亡するなどのトラブルもあったが、10下旬、回天特別攻撃隊菊水隊が編成される。
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あらすじ
上州にやってきた緋牡丹のお竜は、戸ヶ崎組に身を寄せる。その後、四国へ行った彼女は、戸ヶ崎組が対立する悪徳ヤクザ・笠松一家によって全滅したことを知り、急いで上州へ戻る。笠松一家が幅を利かせる中、彼女は戸ヶ崎組の跡目を継いだ勇吉を助けるが…。
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あらすじ
浪曲師の夢を捨てて侠客になった菊池政五郎は山根組に身を預けていた。山根組と敵対する滝井組の縄張りを兄貴分の源吉が荒らした責任を追って、政五郎は滝井伊三郎からリンチを受ける羽目になる。だが、政五郎はその意地の強さから伊三郎に目を掛けられ…。
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あらすじ
左腕に“一心如鏡”の彫物を持つ江戸っ子・一心太助は、あるトラブルを解決したことをきっかけに、旗本の大久保彦左衛門と身分を超えた友情を築く。そんな折、勘定奉行川勝丹波守と結託した相模屋が魚河岸の問屋株を買い占めて実権を握ろうとする。