- フリーキーワード
検索キーワード:「倉貫匡弘」
-
あらすじ
県立橘第一高校。通称、一高。 在校生が続々と帰宅していく中、校内は殺気立っている。 明日、入試を控えているからだ。 過去のトラブルを参考に、完全なマニュアルを作り、校内の貼り紙や忘れ物などをチェックする教師たちの中に、一人、この年の新任教師・春山杏子(長澤まさみ)はいた。 杏子は幼い頃から海外で育ち、帰国子女として日本の大学に入学。旅行代理店勤務を経て、一高の教師になった。教師としての正義感には厚いが、高校生活を海外で送った彼女には、まだ理解できないルールも多い。
全校生徒を帰宅させ、いざ本格的に入試に向けての校内準備に入ろうと、杏子や他の教師たちが受験教室の扉を開けると、各教室から教師たちの声が上がる。 「なんだこれは!」 「そっちもか!?」
試験会場となる全教室にはられていたのは、「入試をぶっつぶす!」と書かれた紙。入試をつぶそうとする犯人はいったい何をしようとしているのか? そして犯人はいったい誰なのか。
入試の時間は刻一刻と迫っていた・・・。