入船亭扇遊「天狗裁き」～二人三客の会　横浜にぎわい座　2017年

眠っていた八五郎は女房に起こされ「どんな夢を見ていたの？」と尋ねられる。八五郎は「夢なんか見ていない」と言うのだが、女房は納得せず、ついに夫婦喧嘩に発展。隣人の六さんが仲裁に入ってなんとか収めるのだが、六さんも夢の内容を知りたがり…。

「入船亭扇遊「天狗裁き」～二人三客の会　横浜にぎわい座　2017年」は、静岡県出身の人気者2人による落語会から収録された作品です。2018年に文部科学大臣賞、2019年に紫綬褒章を受賞した入船亭扇遊が披露した上方落語「天狗裁き」が収められています。物語は、男が眠っているところを起こされ、見てもいない夢の内容を問われて騒動に巻き込まれるというものです。