三遊亭楽之介 「紙入れ」～三遊亭楽之介の会　2017年

小間物屋の新吉は、得意先のおかみさんから、旦那が留守の夜に遊びきてくれという誘惑めいた手紙を受け取った。悩んだ末に得意先を訪ねた新吉は、酒を勧められ悪酔いした末に床を共にしてしまう。そこへ、帰らないはずの旦那が突然帰ってきて…。

「三遊亭楽之介 「紙入れ」～三遊亭楽之介の会　2017年」は、5代目三遊亭円楽の弟子であり、円楽一門会の副会長を務める三遊亭楽之介が披露する艶笑落語です。楽之介のひょうひょうとした芸風が持ち味で、その実力を遺憾なく発揮する作品となっています。古典落語「紙入れ」を通じて、円楽の秘蔵っ子とも称される彼の魅力と技巧が存分に描かれています。