大不況に埋もれまいと必死にしのぎを考える、高利貸しの源太と兄貴。金があると噂の老夫婦が営むタバコ屋でかつあげまがいの行為をしてみたり、商店街の外れのパーラーでいちゃもんをつけてみたり、伝書鳩を使って詐欺を働こうと考えるのだが…。

「笑福亭仁智「源太と兄貴」～芸能生活45周年記念 笑福亭仁智独演会　2017年」は、笑福亭仁智が2017年6月7日に深川江戸資料館ホールで行った独演会の一部です。仁鶴の一番弟子であり、2018年より第7代上方落語協会会長を務める彼が、お馴染みの演目「源太と兄貴」を披露しました。この演目は、源太と兄貴のテンポの良い掛け合いが特徴で、観客を笑いの渦に巻き込みます。彼の芸能生活45周年を記念したこの独演会は、彼の落語の魅力を存分に堪能できる作品となっています。