ジュラシック・ワールド/炎の王国

映画「ジュラシック・ワールド 炎の王国」は、「ジュラシック・ワールド」に続くシリーズ第2弾のSFパニック大作です。
火山噴火の危機に瀕する島から恐竜たちを救出しようとする計画が、やがて人類の世界に恐竜を解き放つことになる壮大な展開へと発展します。
前作に続きクリス・プラットとブライス・ダラス・ハワードが主演を務めます。
本作は恐竜たちの保護のために行動するオーウェン、クレアたちが、火山噴火で島の生命に危機が迫っている状況にあることを知って、恐竜たちを助けようとする内容です。
前半と後半に分かれており、特に重要なのは3つ。ジュラシック・パーク1作目で登場したブラキオサウルスが島に取り残されて火山灰に巻き込まれてしまうシーン、人間の生み出したインドラプトルが自由に暴れて不幸な死を迎えるシーン、ラプトルのブルーが人間も住んでいる大陸の自然界に解き放たれるシーンは特に重要です。
ヴェロキラプトルのブルーに関してはNetflixアニメ「サバイバルキャンプ」でも、続編の「新たなる支配者」でも登場する超重要キャラクターで、平穏に暮らす様子やオーウェンと心を通わせている様子がロマンチックです。人間と恐竜が共生できる可能性を広げているのがブルーです。
ジュラシック・パークで誰もが衝撃を受け、感動し、おそらく最初に出会った恐竜がブラキオサウルスでした。巨大で穏やか、ただ食事をしているだけなのにジュラシック・パークはなんかやべぇ…と全員に思わせた重要な存在でした。
そんな記念碑的ブラキオサウルスがシリーズの中で死を迎えるのは一つの区切りとも言える描写・演出でもあります。このブラキオサウルスのシーン以降は恐竜を兵器として扱おうとする人々が関与するシーンが増えます。
続編の「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」でも「ジュラシック・ワールド 復活の大地」でも恐竜と人が争う様子、恐竜に恐怖を抱かせるような描写が多くなります。
1作目のジュラシック・パークでは、恐竜という時代を超えて現代に生み出された存在にロマンを感じていました。ロストワールドやジュラシック・パークⅢでも恐竜が自然の中で生きる様子に憧れやロマンを感じられましたが、遺伝子組換えやキメラの要素が加わってからはロマンよりもパニックSFアドベンチャー映画としての要素が強くなり、かなり雰囲気が変わってしまっています。
遺伝子組換えによって生み出されたインドラプトルは、かなり賢く、理解力も応用力もあり、遺伝子組換えにより確かに兵器として通用してしまいそうな生き物を生み出せる事が分かりました。
「ジュラシック・ワールド 復活の大地」でも遺伝子組換えによって生み出されたキメラが登場するため、インドラプトルの登場はその序章に過ぎなかったとも考えられます。
「ジュラシック・ワールド 復活の大地」はこれまでの「ジュラシック・ワールド」3部作とはキャストも作品の雰囲気もかなり異なっており、作品を楽しむのに復習は必要ないですが、これまでに公開されているジュラシック・パーク3部作、ジュラシック・ワールド3部作を見ておくと、これまでの作品の世界観や人々が恐竜に対してしてきた悪行、生命の共生やコントロールについて考えさせられる点が多いなど、新作を見る前の予習としてはとても有意義になります。
劇場では「ジュラシック・ワールド」のグッズも販売されており、国内ではUSJなどに行かないと手に入らないような劇場限定品も手に入るかもしれません。恐竜が好きな人は是非劇場で新作を見つつ、過去の作品「ジュラシック・ワールド 炎の王国」もチェックすると良いでしょう。
制作国 | アメリカ |
---|---|
作品カテゴリー | 映画 |
制作年 | 2018年 |
作品ジャンル | ホラー,パニック |
あらすじ
南米沖のイスラ・ヌブラル島に建設された人気テーマパーク「ジュラシック・ワールド」は、3年前に起きた大惨事によって放棄され、今では恐竜たちが闊歩する野生の島になっていた。
しかし、島の火山活動の活発化が観測され、このまま放置すると島内の恐竜たちは全て死滅すると予想されてしまう。
絶滅を防ぐため島内の恐竜を保護し脱出させるか、それとも自然に任せ淘汰されるべきか、アメリカでは激しい議論が始まっていた。
ラプトルの調教師オーウェンは、かつてテーマパークの責任者だったクレアと共に、恐竜を保護するため再び島へと舞い戻ることになるが…。
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レビュー 11件
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9%
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面白い
人類が恐竜と共存する未来の危機を描いたアクション大作です。恐竜たちが島から解き放たれ、各地で生態系や人間社会に影響を及ぼす中、主人公たちは密売組織の陰謀と新たな危険種に立ち向かいます。迫力ある恐竜描写とスリリングな逃走劇、そして「共存か制御か」というテーマが重なり、シリーズらしい興奮とスケール感が味わえます。
ずっと昔に見たジェラシックパークも迫力があって大好きだったけど、今作の方が時代を経て、もっとCGのレベルも上がっていて迫力がある。でも追われたりするのが苦手な人には衝撃が強い。
このレビューはネタバレを含みますこのレビューはネタバレを含みます
恐竜映画ってだけでワクワクするけど、今回はちょっと違ったかも。序盤の火山噴火シーンは迫力満点で、まるでディザスター映画を観てるみたいだった。でも、後半は雰囲気がガラッと変わって、暗い屋敷でのホラー要素が強くなってたね。
オーウェンとブルーの関係性が丁寧に描かれていて、彼がラプトルを育てるビデオは胸にグッときた。メイジーの行動も、彼女の立場を考えると納得できる部分があったかな。邦題の「炎の王国」はちょっと違和感があったかも。原題の「Fallen Kingdom」の方が内容に合ってる気がする。
面白い
このレビューはネタバレを含みますこのレビューはネタバレを含みます
ジュラシックワールド3部作の中で、正直唯一の傑作だと思います。この作品だけ監督がj.a.バヨナで、コリン・トレボロウじゃないというのが、これほどはっきりと作品レベルに差が出るものかと思います。その意味でも面白い。少しネタバレかもですが、今までは「パーク」の3作も含めて人間と恐竜、その対比と衝突みたいなことで物語の軸を作り引っ張ってきましたが、今作はそこに「クローン」という存在も明確に打ち出して「存在」「命」というテーマをグッと掘り下げ、非常に哲学的な問いを内包させる映画に仕上げていて、尚且つ単なる恐竜映画の枠を広げてかつてのフランケンシュタインなどの「モンスター映画」にまで押し広げようとしている感覚が本当に素晴らしいと思いました。残念ながらこの次の映画には全くその辺が踏襲されませんでしたが。
シリーズ5作目、ハイテクジュラシックパークの大惨事から3年後を描いています。廃棄された島で生きていた恐竜を救い出すことがメインですが相変わらず渦巻く人間のエゴ。人間嫌いになる映画です。シリーズラストに向けての助走でもある作品。
恐竜たちを保護するために再び島に戻ったオーウェンとクレアの奮闘を描いています。物語の中で、ブラキオサウルスが再登場し、島が炎に包まれるシーンはインパクト代で、過去と現在を繋ぐ重要な象徴として描かれています。原題の「Fallen Kingdom」がラストでしっかりと意味を持つ展開も衝撃的で、鳥肌が立ちました。迫力ある恐竜のシーンだけでなく、深いテーマ性もあってグッド!
めっちゃ面白かったです!
始まりも好きだし、丸い乗り物に乗恐竜に追いかけられるシーンがあるのですが、緊迫感が凄かったです。
あの乗り物には一度乗って見たいですね笑
1作目であった見応えのようなものが皆無……時代も技術も変わったし、今ならではの驚きを少し作ってほしかったなという勝手な期待から、ちょっぴり評価ダウン。
ワールドの一作目を見た後に見ると期待値が高かったのも合間ってか少し物足りないように感じた。ストーリーは全体として面白かったけどだから何っていう感じがすごくあって全体として何を伝えたいのかあまりよくわからないような作品であった。次回作にはそこを改善してくれるように期待したい。
キャスト
【出演】
オーウェン・グレイディ[クリス・プラット] クレア・ディアリング[ブライス・ダラス・ハワード] ジア・ロドリゲス[ダニエラ・ピネダ] イアン・マルコム[ジェフ・ゴールドブラム] ヘンリー・ウー博士[B・D・ウォン] ベンジャミン・ロックウッド[ジェームズ・クロムウェル] ケン・ウィートリー[テッド・レヴィン] メイジー・ロックウッド[イザベラ・サーモン] アイリス[ジェラルディン・チャップリン] フランクリン・ウェブ[ジャスティス・スミス] シャーウッド上院議員[ピーター・ジェイソン] イーライ・ミルズ[レイフ・スポール] エヴァーソル[トビー・ジョーンズ] チャーリー・ローズ
【監督】
J・A・バヨナ
【音楽】
マイケル・ジアッキノ
【脚本】
デレク・コノリー コリン・トレヴォロウ
【製作】
フランク・マーシャル パトリック・クローリー ベレン・アティエンサ
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