石井杏奈『聖ラブサバイバーズ』で主演。恋に悩む人に寄り添い、希望を宿すドラマ

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『ホタルノヒカリ』『西園寺さんは家事をしない』のひうらさとる原作、『聖ラブサバイバーズ』が実写化!

相澤(あいざわ)ハルを演じる、主演の石井杏奈さんにインタビュー。作品の魅力をたっぷり伺いました。

ドラマ『聖ラブサバイバーズ』作品紹介

ドラマ「聖ラブサバイバーズ」の配信サービス・あらすじ・キャスト・作品概要|ユーウォッチ
雑誌の記事を読んだことがきっかけで、人気バンドのメンバー・王子和弘(おうじかずひろ)に恋をした相澤(あいざわ)ハルは「王子に会いたい」という想いだけを胸に、安定企業の仕事を辞めてフリーライターに...

雑誌の記事を読んだことがきっかけで、人気バンドのメンバー・王子和弘(おうじかずひろ)に恋をした相澤(あいざわ)ハルは「王子に会いたい」という想いだけを胸に、安定企業の仕事を辞めてフリーライターに転身。

念願が叶って王子と知り合うことができ、いつの間にか王子の身の回りのお世話係になってしまったのだが、ある出来事を機に王子にプロポーズされ結婚することに!?

しかし結婚式当日、王子に「結婚しても俺ら、フィジカル的なことはナシでいいよね?」と告げられ、ハルは本当の意味での“バージンロード”を歩くことになり…。

(※ドラマNEXT『聖ラブサバイバーズ』公式サイトより引用)

2026年1月7日スタート 毎週水曜深夜24時30分〜25時00分

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ハルは心に素直に行動できる、行動力が魅力的な子

ードラマNEXT『聖ラブサバイバーズ』で主演を務める石井さん。演じる相澤(あいざわ)ハルの魅力について教えてください。

石井:ハルは心に素直に行動できる、行動力が魅力的な子です。

真面目な性格で、最初は安定を求めて企業に就職するんですが、推しができたある日をきっかけに人生を変えてフリーライターになり、推しに出会うんです。その行動力がすごいなと思います。

一方で思い込みが激しかったり、理想をすごく求めてしまう不器用さも可愛らしい一面ですね。

ー役や作品の内容で共感できるところはありましたか?

石井:困ってる人がいたら助けたい、という気持ちはハルに共感できました。

私もハルと同じで世話焼きなんです。妹弟がいるので、人に何かをやってあげたいっていう気持ちがすごく強くて。

ー役作りで特に注意したことは何ですか?

石井:大人の魅力を出すことです。

原作は35歳の設定ですが、ドラマでは30歳という設定です。実際の私の年齢(27歳)より少し上なので、30歳という設定に説得力を出せるように意識しました。

仕草も工夫していて、一喜一憂して表情は子供っぽく可愛い一面もありつつ、メリハリある役にできたらと思っています。

ー河原瑶監督からはどんなアドバイスがありましたか?

石井:「ハルらしくいっぱい笑って泣いて、いっぱい走って」と言っていただきました。

女子会のシーンが多くあるんですけど、リズミカルにテンポよく、リアルな女子会として撮りたいとおっしゃっていました。

一番大事な部分は、やっぱり大人としての説得力を出すこと。明日から撮影なので、監督と話し合いながらメリハリあるハルを演じたいです。

ー原作者のひうらさとるさんの作品は、女性の日常をとてもリアルに描くのが特徴ですよね。原作を読んだ感想はいかがでしたか?

石井:悩んでいるたくさんの方に寄り添う漫画だと感じました。

この題材って真面目に語ることもできるんですけど、それをキラキラしたラブコメの世界観で表現しているところがこの作品の良さだと思います。

愛と性についてストレートかつポップに表現されているのがすごく面白かったです。

ーオファーを受けた時の気持ちを聞かせてください。

石井:これは挑戦だな、と思いました。

私は10代から活動しているので、学生役のような若いパブリックイメージがあるんです。ですが、実際には27歳で、来年28歳になります。

この作品をきっかけに一歩大人の階段を上るというか、パブリックイメージを塗り替えるべく、精一杯演じたいと思いました。

ーハルと結婚する、王子和弘(おうじ かずひろ)を演じる上田竜也(うえだ たつや)さんの印象はいかがでしたか?

石井:上田さんは、第一印象とは真逆の方でした。

オーラもあるし、ずっとテレビで見ていた方だったので、最初は少し怖いという印象だったんです(笑)。クールで寡黙で、あんまりお話しされない方なのかな、と。

でも取材でご一緒したら、フランクにお話をしてくださって、「いろいろ探っていきたいし、人見知りでも気にしないから大丈夫だよ」と言ってくださったんです。

もう、安心して飛び込みたいな、と思いました。人生経験が豊富なだけあって、めちゃくちゃ優しい方です。

ーでは、主演として上田さんと共に作品を引っ張っていく?

石井:そうですね、上田さんに甘えたいと思います(笑)。

ー“結婚”がテーマでもある今作。石井さんご自身は、結婚願望はありますか?

石井:あります。楽しい結婚生活がいいですね。

兄弟が多い分、子どもへの憧れもすごくあるんです。

ー別の記事で拝見しましたが、結婚式を挙げることに憧れているそうですね。

石井:そうなんです!自分のためというより、母のためにしてあげたいという気持ちが強いです。

母が結婚式を挙げていなくて、「子どもたちには結婚式を挙げてほしい」とずっと言っているんです。祖父母や家族のためにも、晴れ姿を見せたいなと思っています。

ー王子のような結婚相手をどう思いますか?

石井:そうですね…。誰かに振り回される人生が楽しいって思えば、すごく楽しいかもしれないですね。

ー石井さんご自身は、追いたいタイプ、追われたいタイプどちらですか?

石井:本当に大好きになった人と一緒になれれば、追いたい、追われたいはどっちでもいいかな。特に希望なし、です(笑)。

ー作品の意気込みと見どころは?

石井:恋に悩む方々に寄り添ってくれる、希望を宿すドラマになっていると思います。

王子との恋や結婚生活は幸せなのか、それとも悩む一方なのか。楽しみながら観ていただきたいです!

大切にしているのは、「些細なことでも一日一回は楽しいと思うマインド」

ーここからは、石井さんご自身についても伺いたいと思います。仕事をする上で大切にしていることは何ですか?

石井:楽しむことです。

どの作品も大変だし、もちろん楽しめないときもあるんですけど、結果として“楽しかった、やってよかった”って思えるようにしたいです。

些細なことでもいいから、毎日楽しいって一日一回でも思えるようなマインドでいたくて。例えばこの現場のここが好きだとか、この役のここが好きだとか。

そういう、“楽しむ気持ち”を大事にしています。

ーここまで続けてこられた理由はありますか?

石井:本当にずっとこのお仕事が好きで、やりがいを感じているからです。

中学生くらいからこのお仕事をしているので、勉強もろくにしてこなかったし、一般的な人間関係も全然築いたことがなくて。この世界しか知らないんです。

でもこの世界が好きだし、お仕事はずっと好きでいられています。だから、これからももっと楽しみながら続けていきたいです。

ー今後挑戦したいことは?

石井: 歌に挑戦したいです。

もともと10年ぐらいダンスをやっていて、グループ経験を経たあとはダンスから少し遠ざかった人生を送っていたんですが、最近ダンス関係のお仕事をいただくことが多くて。ダンスがお仕事の上で武器になるんだ、と知りました。

ただ、“ダンスができる人=歌える”というイメージで、私も歌えると思われがちなんですが、私は歌はやってこなかったんです。なので、歌に挑戦したいと思っています。

上田さんはすごくストイックに歌の練習を週3でやってると伺ったので、撮影現場ではそのお話もいっぱい聞きたいです。

ー石井さんは舞台などでダンス経験を活かされているイメージもありましたが、ダンスと演技は別物として考えていたのですか?

石井: 違うものとして考えていました。

周りからは「動きがダンサーっぽい」「芯がある感じがする」とよく言われるんですが、お芝居の中で踊るということを3〜4年くらいしていなかったんです。

俳優の仕事にダンスを繋げるということを知らなかったので、別物だと思っていました。

ファンは自分の活力となる存在。ファンの方がいるから頑張れる

ー石井さんにとって、ファンの方はどんな存在ですか?

石井: 私の活力です。

ファンの方が送ってくださるコメントは絶対に読むし毎日コメントを開くし、送ってくださる方がいるから頑張れています。

その人たちに楽しいと思ってくれる作品作りをしたいなとか、楽しいと思ってくれるエンターテインメントをしたいなって思いながら日々過ごしているんです。

なくてはならない存在というか、本当に自分の幸せの一部です。

ーリフレッシュ方法は?

石井: 人と話すことですね。

今、『小さい頃は、神様がいて』(2025)というドラマでご一緒してる小野花梨ちゃんと撮影現場でずっと一緒なんですが、休憩時間も2人で散歩行ったり、撮影がない日も一緒に映画を観に行ったりキックボクシングしたり、食器を作ったりしています。

花梨ちゃんはすごく聞き上手だし話上手で、相談に乗ってくれるんです。

同業者の友達に悩みを話すことってあんまりなかったんですが、話してみると違う考え方をいっぱい教えてくれて、すごく視野が広がります。

ー2025年中にやりたいことはありますか?(※取材日:2025年末)

石井:食育アドバイザーの検定を終わらせたいです。

ご飯を食べるのとかご飯を作るのが好きなんですが、何の食材を使えばいいかわからなくて、軽く勉強がてらやってみようと思いました。

ちょうど今撮影している『小さい頃は、神様がいて』で演じる役が、料理を作るのが好きな役だったので、役作りも兼ねて勉強しています。

ー最近買ってよかったものがあれば教えてください。

石井:ソファーです。L字ソファーを使ってたんですが、一人がけを2個置く方法に変えました。

そのソファーが最高すぎて、動けなくなるくらい(笑)。サイドテーブルに台本とかiPadとか飲み物も置いて、1時間くらい動かずに座っています。

うちには犬が2匹いるんですけど、犬たちもそのソファーが大好きで。お仕事中に家のカメラを見ると、ソファーで寝転がったりしてくつろいでいます(笑)。

石井杏奈(いしいあんな)プロフィール

1998年7月11日生まれ、東京都出身。2012年に俳優デビュー。近年の出演作にドラマ『私は整形美人』『PJ ~航空救難団~』『小さい頃は、神様がいて』、映画『砕け散るところを見せてあげる』『破戒』『10DANCE』『楓』などに出演。 趣味は料理、読書、ドラマ・映画鑑賞。

●Instagram @anna_ishii_official

●X @anna_ishii_mg

ヘアメイク:八戸亜季子
スタイリスト:KUMIKO SANNOMARU

撮影:髙橋耀太