大西流星(なにわ男子)、原嘉孝(timelesz)のダブル主演で話題の『WOWOW×東海テレビ 共同製作連続ドラマ 横浜ネイバーズ』。3月からWOWOWにてSeason2の放送・配信が始まります。
Season2の放送・配信に向けインタビューを行った私たちユーウォッチ編集部。
インタビューの一部始終を、可能な限りお2人の言葉のままお届けします。『横浜ネイバーズ』の主演2人の魅力を、たっぷりと堪能してください!
『WOWOW×東海テレビ 共同製作連続ドラマ 横浜ネイバーズ Season2』作品紹介
<Season2 あらすじ>横浜一帯で謎のステッカーが無作為に貼られる事象が多発する中、ある夜、一件の殺人事件が発生。欽太(原嘉孝)、そしてロン(大西流星)や“ネイバーズ”の仲間たちにとって大切なある人物が犠牲者となってしまう。しかし、それは不可解な連続殺人事件の序章に過ぎなかった――。事件解決のために奔走する欽太だったが、事件の殺人容疑で逮捕された人物はまさかのロンだった。欽太やヒナ(平祐奈)らは、ロンの無実を信じて行動するもロンはなぜか口を閉ざしたままで……。果たして、バラバラに見える一連の事件はどのように交錯していくのか?やがて衝撃の真相が明らかになる――。
原作は岩井圭也による令和版「IWGP」と話題の大人気小説。大西流星(なにわ男子)が演じるのは、 “頭は切れるのに怠け者”という一風変わったニートの青年・小柳龍一(通称:ロン)。原嘉孝(timelesz)が演じる兄貴分の刑事・岩清水欽太(通称:欽ちゃん)や仲間たち“ネイバーズ”と協力しながら、さまざまな事件に挑んでいく。
Season2では、原作には無いドラマオリジナルの要素が加わり、 Season1よりもさらにサスペンスフルな物語が展開される。
3月7日(土)より毎週土曜日 午後10時~WOWOWプライム、WOWOWオンデマンドで放送・配信。全8話、第1話無料放送・配信。
Season2はより大きなサスペンスドラマに。2人の表情の変化に注目

―Season1は1話完結の内容でしたが、Season2ではひとつの大きな事件が焦点になりますね。まずはSeason2ならではの見どころを、お2人それぞれの役の見せ場も含めて教えてください。
原:Season2はSeason1と繋がりがありつつも、撮影チームも監督も変わって、全く毛色の違う別作品みたいな感じになっていますね。
Season 1は割と身近な事件…、僕たちの身の回りに起こりそうな街の事件が1話完結で描かれていましたが、Season 2は身近な人が殺されてしまうという大きな事件があって。全体を通して、それはそれは大きなサスペンスになっています。
欽太としても、Season1とは表情が全然違うし、ほぼ笑ってないです。本当に眉間にシワ寄せたシーンが多かったですね。
―大西さんはいかがですか。
大西:Season1は、SNSの誹謗中傷など、若者中心の事件が多くて、比較的身近な内容だったんです。
今回のSeason 2では、よりスケールの大きい事件や人間関係が深く描かれていく。ロンくんとしても今まで解決してきた事件とも全然違います。
ロンくんもあることをきっかけに捕まってしまうんですが、仲間を信じて、自分の気持ちに素直になって、どうやってこの事件を解決していくのかが見どころかなと思います。
Season2は、やっぱり欽ちゃんの存在もすごく大きいですね。
ロンくんと欽ちゃんのお互いを信じ合う絆は、Season1から変わらずにあるものなのかなと思います。
―実際にSeason2を撮影してみて、新たな発見などはありましたか。
原:欽太にとって、ロンってすごく信頼できる仲間で。
ロンがある事件の容疑者になってしまったとき、昔からの幼馴染とかネイバーズのメンバーは「ロンが容疑者だなんて100%あるわけない」って、ロンを信じるんです。
そんな仲間同士の絆が、改めてSeason2で強く描かれているなって思いました。
また欽太としては、警察官としての正義が果たして正しいのか、自分が持っている信念が人を幸せにするんだろうかと考える場面もあって。
いろいろな人の正義がぶつかり合う中で、欽太が自分自身と向き合う時間も増えるんです。
警察官になった経緯、今自分が解決しようと毎日現場に足を運んで調べる行動が、本当に誰かにとっての正義に繋がっているんだろうか…。そんな葛藤が、Season 1より強く描かれます。
Season 1では欽太が仲間を助ける方が多かったのですが、今回は「仲間に頼ろうとする欽太」という新しい一面も見られます。
大西:ロンくんとしては、お父さんから言われてきた「親仁善隣」という言葉を常に胸に置きながら、これまでどんな事件にも意味を見出して、全力で自分なりに解決してきたんです。
Season2では、「自分の本心を曲げずに、どこまで仲間を信じきれるのか」みたいなものがテーマにもなっているのかなと思いますね。
逮捕されて一人になってしまったときにも、「いや、この人は今こう動いてくれているはず」とか考えて。もともとの信頼関係があるからこそ、離れていても仲間とのつながりを感じられる――。
そういう関係性って本当に素敵だなと思うし、この『横浜ネイバーズ』が表したいものだと思います。そこは意識しながらお芝居をさせていただきました。
「一緒に出演できて嬉しかった」と語る2人。それぞれが役柄に寄せる、特別な思い

―ここで改めて、『横浜ネイバーズ』に出演が決まったときの感想と、この原作や脚本を読まれた感想をお聞かせいただけますか。
原:ドラマ初主演ということが僕にとっては大きくて…。長年の目標だったし、なんか(俳優としての)登竜門のようにも感じていて。「俺も主演という道を通らなきゃダメだ」っていう思いがあったので、それが叶った喜びがまずひとつ。
それを同じ事務所の流星と一緒にできるっていうのが嬉しかったです。
(流星は)違うドラマでチラッと見たことがあって。
なんか“間”をちゃんと埋められるすごい役者だという印象でした。一緒にいい作品にしたいっていう思いもありつつ、負けられないなっていう気持ちもありましたね。
あと、役柄的にも警察官という専門的な職業を演じるのも、念願が叶ったような感覚でした。2018年ぐらいからずっと舞台をやってきた中でも、警察官のように専門用語を使う役があまり多くなかったので…。
ドラマの内容も人情味があふれていて。
僕自身の人生としても、仲間とかチーム感みたいなものが好きなので、(仲間と)助け合ったり、絆に気付けたり、周りにいる人の大切さに気付かされたり…。それを再確認できた作品でした。
―大西さんはいかがですか。
大西:そうですね。ドラマでは久しぶりの主演で、それも原くんと一緒に出演出来て、すごく心強かったです。
あとはやっぱり、役柄的には今まで高校生とか大学生を演じさせていただいて、2025年には研修医や検事という専門職の役柄でドラマに携わらせていただいて…。
だんだんこうやって大人の階段を上っていくんだと思っていたら、今回、まさかの職、失っているので(編集部注・ロンは無職)。
こういうこともあるんだと思いながら、自分の中では新しいお芝居に出会えるなっていう思いもありました。
もしかしたらロンくんを経験して、今まで自分の人生の中で経験できなかった感情であったりとかも触れ合えるのかなと思うと、すごいワクワクしましたね。
―ボサボサ男子という役柄に抵抗はなかったですか。
大西:そうですね。普段「絶対ボサボサじゃダメ!」っていうお仕事(アイドル)なんですけど、なんかプライベートはボサボサでもいいや、くらいの時もあるので、逆に「本当のオフ中のオフの自分」の、のんびりとした感じとかを思い出しながら演じさせていただきました。
あとは、等身大のロンくんを考えるうえで、「同世代の子たちはどういう感覚、どういう感情で過ごしているのかな」みたいなのをイメージしながら…ですかね。
口調とかも、普段喋っているときよりも、少年感を足しつつ演じさせていただこうと意識しました。
撮影で印象に残った食べ物は?原「エビチリ」、大西「唐揚げ!」
―ロケ場所の横浜や中華街の思い出は。
原:僕は学生時代に神奈川で過ごしたので、横浜が身近で。そんな場所で、アクションしたり、全力出して犯人を捕まえる演技をしたりすることに、すごくリアリティを感じました。
大西:中華街には「親仁善隣」って書かれている門があって、そこを見つめて父を思い出すシーンがあるんです。だから、撮影以来、門を通るたびに特別な気持ちになるというか…。
あと中華街も、朝と昼と夜の姿と、時間が移り変わると雰囲気も違って素敵だなって思いました。やっぱりいいですねー、このあったかさ。中華街、いいなって。
今まで(中華街に)行ったこともあまりなかったので、今回その温かみに触れられて良かったです。
―作品の中に中華料理のシーンも出てきますが、撮影の合間に食べて美味しかったものがあれば教えてください。
原:基本、全部美味しかったんですよ。
お店のシェフが本当に作ってくれて、あったかい状態で出してくれたので。中でも僕はエビチリが好きで。
(大西さんのほうを向いて)…エビチリ、あったよね?俺、食べたよね?
大西:はい(笑)。
原:よかった、食べてたよな(笑)。エビチリがすごく美味しかった。もともと好きってこともあるんですけど。
あとは1回、“子どもの夢”みたいな量の唐揚げが出てきたな。
大西:やっぱ唐揚げ、人気でしたね。
「これ食べてください」とかじゃなくて、「好きなもの、食べていいですよ」みたいなオードブル形式で出てきて、みんなで中華テーブル回して。
でもみんな結局唐揚げを取るから、中華テーブルをあっちに回して唐揚げ、こっちに回して唐揚げ…。忙しいなってなりながら(笑)。冷めても美味しいし。
あとは落ち込んでいるマツ(髙橋侃さん演じる中国料理店の息子)を励ますために、ロンが唐揚げを持って行ったりとか…、唐揚げは中国料理店のシーン以外にも活躍してました。
誰かを勇気づけるために、みたいな感じで、唐揚げに助けられながら物語も進んでいくので、そういう中では一番思い出に残っている食べ物ですね。
原:食事のシーンって繋がりが大変じゃない?
ガッツリ出てきた唐揚げを、一口でパクッと食べちゃうとセリフも言えなくなるし、新しい唐揚げを持ってきてもらわないといけないってなるし。
その作業が発生するから、俺、1回、チンジャオロースを多めに(手元に)取っておいて、そのワンカットごとにピーマン1個だけ食うみたいな…。
補充しなくてもギリ、バレないだろうっていう感じの食べ方で演じてた。
大西:欽ちゃん的に、“ピーマン1個だけ食べる”みたいになっちゃわない?
原:手元、口元は映らなかったんで、“食べている風”になるようにチンジャオロースをちまちま食べてた。
大西:わかります。ガチでお腹いっぱいになっちゃうからね。
―食事をセーブする時期だったとか?
原:いやー、そんなことはなかったんですけど、甘い飲み物を多く飲んでいる役でもあるので、ちょっとは(カロリーを)気にしていましたね。
後編では、お互いの「可愛いと思うところ」や、撮影現場を和ませた差し入れの裏話、さらにはカウントダウンコンサートでのエピソードまで、2人の素顔に迫ります。どうぞお楽しみに!
大西流星(おおにしりゅうせい)プロフィール
2001年8月7日生まれ、兵庫県出身。アイドルグループ・なにわ男子のメンバー。STARTO ENTERTAINMENT所属。
アイドルグループ「なにわ男子」のメンバーとして活動する傍ら、俳優としての実績を重ねている。
ドラマ『夢中さ、きみに。』(2021年)、『彼女、お借りします』(2022年)、映画『この子は邪悪』(2022年)、『わたしの幸せな結婚』(2023年)、『恋を知らない僕たちは』(2024年)など、多くの作品で主演や主要キャストを務める。『まどか26歳、研修医やってます!』(2025年)、『能面検事』(2025年)などにも出演。愛称は「りゅちぇ」。
●Instagram @08.07_ryuche
原嘉孝(はらよしたか)プロフィール
1995年9月25日生まれ、神奈川県出身。アイドルグループtimeleszのメンバー。STARTO ENTERTAINMENT所属。
2010年に入所し、ジュニアとして活動。のちにソロで俳優活動を開始。舞台『Endless SHOCK』や『両国花錦闘士』、『メタルマクベス』など数多くの舞台作品や、ドラマ『トリリオンゲーム』(2023年)などに出演。2024年から始まった新メンバーオーディション「timelesz project(タイプロ)」に自ら応募して参加し、2025年に「timelesz」の新メンバーとして加入。舞台で培った実力を武器に、グループ活動と俳優業を並行して展開している。
近年は映画『劇場版 トリリオンゲーム』(2025年)、『#真相をお話しします』(2025年)出演のほか、映画『初恋芸人』(2025年)で主演を務めた。
●Instagram @yoshitaka__hara
取材・文:小澤彩