大西流星(なにわ男子)、原嘉孝(timelesz)のダブル主演で話題の『WOWOW×東海テレビ 共同製作連続ドラマ 横浜ネイバーズ』。
お待ちかね、Season2インタビュー全文の後編です。
ドラマについて熱く語る前半を経て、後半はドラマで深まった2人の仲の良さが伝わってくる展開になりました。
取材現場でのいい雰囲気を、温度感を大切に構成し、お2人のテンションを大切にお届けします。それではどうぞ!
『WOWOW×東海テレビ 共同製作連続ドラマ 横浜ネイバーズ Season2』作品紹介
<Season2 あらすじ>横浜一帯で謎のステッカーが無作為に貼られる事象が多発する中、ある夜、一件の殺人事件が発生。欽太(原嘉孝)、そしてロン(大西流星)や“ネイバーズ”の仲間たちにとって大切なある人物が犠牲者となってしまう。しかし、それは不可解な連続殺人事件の序章に過ぎなかった――。事件解決のために奔走する欽太だったが、事件の殺人容疑で逮捕された人物はまさかのロンだった。欽太やヒナ(平祐奈)らは、ロンの無実を信じて行動するもロンはなぜか口を閉ざしたままで……。果たして、バラバラに見える一連の事件はどのように交錯していくのか?やがて衝撃の真相が明らかになる――。
原作は岩井圭也による令和版「IWGP」と話題の大人気小説。大西流星(なにわ男子)が演じるのは、 “頭は切れるのに怠け者”という一風変わったニートの青年・小柳龍一(通称:ロン)。原嘉孝(timelesz)が演じる兄貴分の刑事・岩清水欽太(通称:欽ちゃん)や仲間たち“ネイバーズ”と協力しながら、さまざまな事件に挑んでいく。
Season2では、原作には無いドラマオリジナルの要素が加わり、 Season1よりもさらにサスペンスフルな物語が展開される。
3月7日(土)より毎週土曜日 午後10時~WOWOWプライム、WOWOWオンデマンドで放送・配信。全8話、第1話無料放送・配信。
お互いにキャッチフレーズをつけたら?原「なにわスイートバンパイア」、大西「寂しんぼ目力うさぎ」

―ドラマ撮影で、お2人のバディ感もきっと強まったのではないかと思います。撮影を通して感じた、お互いに尊敬している部分、可愛いと思ったところを教えてください。
原:流星は、コミュニケーション能力がすごいですよ、やっぱり。メイクさんとかスタッフさんにもしっかりと礼儀正しいし、常にすごく楽しそうに話しているし。
今回、仲の良さがすごく出る作品なので、裏でもほかのキャストとコミュニケーションを取っている姿を見て、俺にはない部分があるなと。
…意外と僕は、(両目の横に手を当てて、前しか見えないジェスチャーをしながら)こうだったので。
今回は特に役柄的にも難しい部分もあって、なんか怖がられていたと思うんです。
なので、流星のコミュ力はすごい“尊敬”でしたね。
―大西さんの可愛いなと思うところはありましたか?
原:可愛いところは…。
常に可愛いですよ。ちょっとした時にハグしてきたり、近寄ってきたり。それは好きになっちゃいますよ!仕草全部が可愛いですね。
最初はなんか抵抗したんですけどね。その手には乗らないぞと思いつつ…(笑)。今はもう虜ですね(笑)。
―大西さんにキャッチフレーズをつけるとしたら、なんてつけます?
大西:いけいけいけ!!(笑)
原:うーん、…なにわ…なにわ…。なにわスイート…バンパイア。(一同笑)
―伝わってきました、ありがとうございます!では大西さんから見て、原さんの尊敬されているところはどんな点ですか?
大西:そうですね、尊敬するポイントは、お芝居に対する熱量であったりとか、この役との向き合い方ですね。お芝居の歴でいうと、原くんの方が長いと思いますし。
いろんなお芝居を経験されてきて、今回この欽ちゃん…。読み合わせの時も、もう想像通りの欽ちゃんでいてくださったりとか。
小説が原作なこともあって、口調を含めて難しい部分もあるんですが、台本を見ただけで、解釈の仕方を考え、しっかりと自分に落とし込んでいるのがすごいなと思いました。
あとは、それこそSeason2は特に、1対1で熱く話し合ったりとか…、そういう真正面からぶつかり合うシーンも、目力がすごかったり、アクションにも体当たりで挑戦してて。そこは本当に自分にはないものなので、“尊敬”っていう感じです。
可愛い部分は……。
原:(間髪入れずに)ねぇだろ?(笑)
大西:頑張って探してるんですよ(笑)。
原:ハハハハハ(笑)!
大西:(原さん自身が自分の役柄を)「意外とクール」って話していたじゃないですか、今。「こうなっちゃう(両目の横に手を当てて、前しか見えないジェスチャー)」って。
でも、やっぱ話の輪には絶対入りたそうにしてまする。
だから、なんか急に話の輪に入ってこようとする時に、大きい声で驚かしてきたりとか…。
でも可愛くて面白い。
さっきも別の取材中に、(原さんが)急に大きい声、出し始めて。
僕を驚かそうと思ったのか…。でも僕、全然驚かなかったんですよ。だから「大声上げただけの人」みたいになって。
原:すみません(笑)。
大西:そういうところが、それでも可愛いなと思って。
―ぜひ、原さんにもキャッチフレーズをつけてください。
大西:…「寂しんぼ目力うさぎ」。(一同笑)
原:ハハハハハ!目力!(笑)
「あのタイミングで最高だった!」現場で嬉しかったお互いの‟差し入れ“

―今回、現場で印象に残っているエピソードはありましたか。
原:なんか俺、めっちゃSeason2で頭を使うんですよ。伏線が多くて、本当に整理が大変だったんです。
1日に何シーンも撮るから、そのシーンごとに時を遡ったり、先に行ったりっていう…。このシーンでは欽太はどこまで分かっていて、誰を怪しんでてっていうのを考えて演じなくてはならないので、本当に大変だった。
そんな感じで頭が疲れてきた時、まさにその(大西さんが)絶妙なタイミングでチョコアイスを差し入れしてくれたんです!ナイス!!
大西:よかったんですね (笑)。
原:マジでいいタイミングだった。糖分が最高のタイミングで来て、最高だった。
大西:最高だ(笑)。
原:助けられた。
大西:よかった~。(頭が)パンパンだったんですね、あの時。
―時系列がバラバラで撮影するから、ということですか?
原:そうです。(撮影シーンごとに)8話を撮ったり1話を撮ったりするじゃないですか。そういう整理。
今回いろんな事件が起きて。「こことここがつながっているのか?」みたいな。
しかも欽太自身、事件のつながりを薄々気づいている時と、はっきり確信している時と…、(状況の)ちっちゃな誤差でも当然演技が変わってくる。
本当にワンシーンごとの(感情の)地点が違うので、この時系列の整理が一番大変でした。
大西:(原さんが)結構、役としっかり向き合っているからこそ、「こうじゃないな、こうじゃないな」みたいな姿はよく見たんですけど…。
やっぱ、欽ちゃんの役は特に難しいのかなと思っていて。ロンくんとかと関わるときと警察でお仕事するときのテンションも全然違うし。
どこかで(原さんの)支えになれたらいいなと思いながらも、僕自身はこう(必死に)なりすぎず、自由にやらせてもらえたのは、欽ちゃんのおかげかなって思っています。
原:ちなみに、(撮影中)ずっとタイプロ(timelesz project)登場時の目、してました(笑)。
大西:眩しそうな目、してたかも(笑)。
―原さんも何か差し入れされたんですか?
原:僕も、ちょくちょく差し入れしましたね、たい焼きとか…。
大西:キッチンカーとか…。
原:いつか何かの現場でキッチンカーを差し入れしていただいて、すごく嬉しかったんですよ。
僕、スムージーが好きだから、スムージーがあるキッチンカーを探して、カフェラテとかコーヒーとかも頼めるようにして…。
寒い時期だったんで、スタッフさんも5杯とか6杯とか頼んでくれてて、なんか嬉しかったです。
大西:あの差し入れは嬉しかったです。やっぱなんか、一気にこう「欽ちゃんありがとう」って気持ちにみんながなってたし、一気に、より団結感が生まれるというか…。温まりましたね。
原:なんかドラマってさ、あるよね。裏での「“何を差し入れするか”合戦」みたいな。
大西:合戦?(笑)
原:暗黙の戦い、みたいな。
大西:戦い!?戦ってたんだ(笑)。
原:なんか「このレベルきたか」みたいな。
大西:確かに。
―差し入れでも頭を使っていたんですね(笑)。撮影の合間など、カメラの外で2人でご飯に行くなど、コミュニケーションを深めるようなことはありましたか?
原:『ネイバーズ』の5人で火鍋食べに行ったよね。
大西:行きました。
原:美味しかった。あれ、誰が提案してくれたんだっけ?
大西:誰だっけ…?(笑)
―どういう流れで行くことになったんですか?
原:あれ、年末だもんね。5人で1回もご飯に行ってなくて、「クランクアップしちゃう前に早めにご飯に行こう」っていう話をして、5人でスケジュールを合わせながら。
―火鍋の時、他のキャストさんたちとはどんなお話を?
原:なんか、いろんな話、聞いたね。メイクさんとこういう話してるとか、俺が登場しないシーンの撮影が大変だった、とか。
大西:オフの時に「ここ大変だったよね」とかをキャスト同士で共有することで、より結束というか、絆が固くなる感じがして。それはいい機会だなと思って。
ご飯だけじゃなくても、休憩中とかにもよく話すようにしてましたし、(撮影期間中は)『ネイバーズ』の仲間だってことを意識しながら、コミュニケーションをとっていました。
原:俺の撮影日はスケジュール通りに撮れていたけれど、天候で撮れない日があったんだよね。僕は知らなくて、そこで知ったりとかコミュニケーションして。
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―ムードメーカーは誰だったんですか?
原:侃(なお)ですね。マツ役の(髙橋)侃。でもみんなか。
大西:確かに、みんな意外とよく話す人たちで。
原:俺はずっとその輪に入りたそうにしてた(笑)。
大西:初め、この現場は原くんがぶん回すんだろうなと思いながら来たので…
でもめちゃくちゃいい兄貴感がありました。
…っていうのを、ちょっとメンバーにいじられたりとかっていうのもあいまって、(原さんが)愛されキャラの兄貴で素敵だなと思いました。
原:(ボソッと)ギャップってやつ?
大西:うん。
カウコンのステージ上でも、アイコンタクトしながらしっかりアピールを!?
―ほかに、お2人のエピソードがあれば教えてください。
大西:2人でご飯には行っていないけれど…。カウントダウンコンサートの時に話しに行ったりとか。僕、何回かtimeleszさんの楽屋に(原さんを)探しに行ったんですけど…。
原:え、まじ?
大西:タイミング合わなくて、(原さんが)いなかったのでササッと帰ってきました。
でも公演後にケータリングでなにか食べてたんで、絡みに行きました。
原:…!来てくれたな!
―そこで2人で何か食べたんですか?
大西:そうですね、写真撮ったりとかして。
原:あとなんかさ、カウントダウンの本番中に全員で歌ってる曲があって。で、流星とすれ違うタイミングがあったんです。
で、そこで肩組んで、こうやって2人で歌ってて。
(コンサートの撮影用カメラでツーショットを抜いてもらおうと、ずっと肩を組み続けていたけれど)でも誰がカメラで抜かれるかわかんないんです、先輩方もいるから。
根気強く15秒くらい肩組んでて、ようやくカメラで抜かれたんだよね(笑)。
そしたら“りゅちぇ”が「抜かれました」って(大西さんが目でサイン送っているジェスチャーをしてみせて)。
やっぱり『横浜ネイバーズ』の宣伝もあるから、「このタッグはアピールしたい」って二人の思いが(功を奏して)、ね。
大西:(コンサートの様子は)配信されていたので(笑)。
「素の自分」で、ベストな仕事をするためのそれぞれの「仕事術」
―お2人が普段、お仕事されている上で、身近な人(共演者、グループの仲間、スタッフ)と、いい関係を築くために心がけていることを教えてください。
原:僕はもう「素でいる」ことですね。人って絶対見せてない自分があるじゃないですか。家に帰って1人で部屋にいるときの自分が“素”だとしたら、一歩(外に)出たらやっぱりスイッチが入るし、何かを纏うじゃないですか。皮というか…。オン、オフはあるにしろ…。
だからなるべく、自分が“自分を見失わない程度の自分”でいられる環境を作るために、何枚も皮を被った自分で初対面の瞬間を迎えるのではなく、「(自分は)こういう人間なんです」っていう力の抜けた自分を見せるようにしています。
バラエティで「わーっ!」てやってるイメージが先走っちゃうんですけど、実はこういう…すごく大人なんです。アハハハハ(笑)。
…いや、バラエティーでの姿も“素”なんですよね。
―大西さんはいかがですか。
大西:逆に自分は“素”でいようとすると、本当にボーッとてのんきな感じで、ひょろひょろしちゃうんで、逆にスイッチを入れていきます。作品によっては、短かったら1ヶ月半とか2ヶ月で撮影が終わっちゃうものもありますし。
だからこそ“素”を知ってもらうためには、まずは‟自分から話しかけてもいいよオーラ“を出さないとな、と思いますし…。
あとはスタッフさんと会話することによって、この作品へのスタッフさんの思いだったり学びもたくさんあるのかなと思うので、そこは心がけながら、しっかりスイッチオンにしながら、撮影に臨んでいることが多いかもしれないですね。
―最後に、この作品をどんな方にどのように見てほしいですか。
大西:Season2はスケールの大きい事件に対して、それぞれの角度からいろんなキャラクターが出てくるんですけど…。
まさか、という展開もあるんです。その中でロンくんが捕まったり…。
離れ離れになっても仲間は繋がっていて、信じ合ってそれを貫けばその先に正解があるっていうのが、ドラマの一番大きなテーマかなと思うので…。
皆さんの日常生活に重ねてもらって、周りの人を救えるような、そんな気持ちになっていただけたらなと思います。
原:Season2は特に本格的なサスペンスになっています。
本当に素晴らしい役者さんとスタッフさんたちで本格的なサスペンスを作り上げたので、一役者としてこの作品を届けたい。
僕たちのファンの方はもちろん、全ての人に見てほしいというのが本音ですね。
大西流星(おおにしりゅうせい)プロフィール
2001年8月7日生まれ、兵庫県出身。アイドルグループ・なにわ男子のメンバー。STARTO ENTERTAINMENT所属。
アイドルグループ「なにわ男子」のメンバーとして活動する傍ら、俳優としての実績を重ねている。
ドラマ『夢中さ、きみに。』(2021年)、『彼女、お借りします』(2022年)、映画『この子は邪悪』(2022年)、『わたしの幸せな結婚』(2023年)、『恋を知らない僕たちは』(2024年)など、多くの作品で主演や主要キャストを務める。『まどか26歳、研修医やってます!』(2025年)、『能面検事』(2025年)などにも出演。愛称は「りゅちぇ」。
●Instagram @08.07_ryuche
原嘉孝(はらよしたか)プロフィール
1995年9月25日生まれ、神奈川県出身。アイドルグループtimeleszのメンバー。STARTO ENTERTAINMENT所属。
2010年に入所し、ジュニアとして活動。のちにソロで俳優活動を開始。舞台『Endless SHOCK』や『両国花錦闘士』、『メタルマクベス』など数多くの舞台作品や、ドラマ『トリリオンゲーム』(2023年)などに出演。2024年から始まった新メンバーオーディション「timelesz project(タイプロ)」に自ら応募して参加し、2025年に「timelesz」の新メンバーとして加入。舞台で培った実力を武器に、グループ活動と俳優業を並行して展開している。
近年は映画『劇場版 トリリオンゲーム』(2025年)、『#真相をお話しします』(2025年)出演のほか、映画『初恋芸人』(2025年)で主演を務めた。
●Instagram @yoshitaka__hara
取材・文:小澤彩
