2025-12

映画「市子」は、戸田彬弘が自身の劇団で上演した舞台作品を原作とし、自ら監督を務めたヒューマンミステリー映画です。主演は杉咲花、共演に若葉竜也、森永悠希らが名を連ねます。プロポーズ翌日に失踪した女性・市子の過去を探る中で、彼女の壮絶な人生と現代社会の歪みが浮かび上がります。主演・杉咲花の演技が各所で高く評価されました。

映画「私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター」は、アルノー・デプレシャンが監督を務めたファミリードラマです。主演はマリオン・コティヤールとメルヴィル・プポー。長年絶縁状態にあった女優の姉と作家の弟が、両親の事故をきっかけに再会し葛藤する姿を通して、複雑な家族の愛憎を描き出します。

ドラマ「私の町の千葉くんは。」は、おかもととかさによる同名漫画を原作とした、テレビ東京制作のラブストーリーです。主演は井桁弘恵、共演に山下幸輝、犬飼貴丈が名を連ねます。高校教師の主人公が、初恋の相手とその弟であるイケメン兄弟に振り回されるトライアングル・ラブを描きます。原作は「2020年ananマンガ大賞」準大賞受賞作。

映画「侍タイムスリッパー」は、安田淳一が監督・脚本・撮影・編集まで一人でこなした日本の時代劇コメディ映画です。主演は時代劇経験豊富な山口馬木也。幕末の侍が現代の時代劇撮影所にタイムスリップし、「斬られ役」として新たな人生を歩む姿を描きます。自主制作ながら口コミで異例の大ヒットを記録し、日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した話題作です。

映画「時々、私は考える」は、レイチェル・ランバートが監督を務めたアメリカのドラマ映画です。主演は「スター・ウォーズ」シリーズのデイジー・リドリー、共演にデイヴ・メルヘジ。人付き合いが苦手で内向的な女性が、新しい同僚との出会いを機に変化していく姿を、静かで繊細なタッチとユーモアで描きます。

映画「室井慎次 敗れざる者」は、「踊る大捜査線」シリーズの人気キャラクター・室井慎次（柳葉敏郎）を主人公としたスピンオフ映画の第2弾です。監督・本広克行、脚本・君塚良一が再びタッグを組みました。警察を辞め故郷・秋田で暮らす室井のその後の人生を描く、重厚なサスペンスドラマとなっています。

映画「室町無頼」は、垣根涼介による同名の人気歴史小説を原作としたアクション時代劇映画です。監督は「AI崩壊」などの入江悠が務めます。主演は大泉洋、共演に長尾謙杜（なにわ男子）、松本若菜、北村一輝、堤真一ら豪華キャストが集結。室町時代中期を舞台に、「無頼」と呼ばれた男たちの熱き戦いを描きます。

映画「若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私」は、名作「若草物語」原案、岡田惠和脚本による日本テレビ制作ドラマ。主演は堀田真由、共演に仁村紗和、畑芽育、長濱ねるら。現代日本の四姉妹の恋や夢、家族の絆を描くヒューマンドラマ。現代版「若草物語」として注目です。

映画「十一人の賊軍」は、「孤狼の血」シリーズの白石和彌監督が初めて本格的な時代劇に挑んだアクションエンターテイメント映画です。脚本は池上純哉。主演は山田孝之と仲野太賀。戊辰戦争下の越後・新発田藩を舞台に、11人の侍が決死の砦奪還作戦に挑む姿を描きます。尾上右近、玉木宏、佐藤浩市ら豪華キャストが共演しています。

映画「女優は泣かない」は、有働佳史監督・脚本のヒューマンドラマ。蓮佛美沙子と伊藤万理華がW主演。スキャンダルで挫折した女優が、故郷・熊本県天草市でのドラマ撮影を通して再生していく姿を描く。傷ついた女性の再起と天草の魅力を映し出す物語。

映画 「小さき麦の花」は、リー・ルイジュン監督・脚本の中国ヒューマンドラマ（原題: 隠入塵煙）。主演は実際の農民ウー・レンリンと俳優ハイ・チン。中国の急速な近代化から取り残された農村を舞台に、社会から疎外された夫婦の深い愛と人間の尊厳を、詩情豊かな映像で描いています。ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品作です。

ドラマ「消せない私―復讐の連鎖―」は、黒田しのぶによる電子コミック「消せない「私」～炎上しつづけるデジタルタトゥー～」を原作とした、復讐サスペンスドラマです。主演は志田彩良が務め、共演に本郷奏多、片山友希、小日向ゆからが名を連ねます。人生をめちゃくちゃにされた主人公が別人になりすまし、加害者たちへ壮絶な復讐を遂行していく姿を描きます。