2025-12

ドラマ「団地のふたり」は、藤野千夜の小説を原作としたドラマシリーズです。小泉今日子と小林聡美が主演し、脚本は吉田紀子が担当します。50代独身で団地に戻った幼なじみ二人の、温かくユーモラスな友情と日常を描く作品。どこか懐かしく、味わい深いヒューマンドラマとなっています。

ドラマ「地面師たち」は、新庄耕の同名小説を原作とするドラマシリーズです。綾野剛や豊川悦司をはじめ、豪華俳優陣が出演。不動産を狙う詐欺師集団「地面師」の暗躍を描いたクライムサスペンスです。音楽は石野卓球が担当。欲望が渦巻くスリリングな展開が見どころの作品です。

映画「朝がくるとむなしくなる」は、石橋夕帆が監督・脚本を務めた映画作品です。主演の唐田えりかと共演の芋生悠は実生活でも友人同士。人生に諦めを感じる女性が、再会した友との日々で再生する姿を描きます。登場人物の感情の機微を丁寧に捉えた、優しく爽やかな感動作といえるでしょう。

映画「鎮魂歌 ～たましずめのうた～」は、松本了が監督・脚本を務めるミステリー映画です。主演の日向野祥が、失踪事件を追う探偵役を演じます。関係者の不審死が相次ぐ中、事件の背後に潜む闇と恐怖を描く物語。単なる謎解きに留まらず、次第に深まる恐怖の描写が見どころです。

映画「追想ジャーニー リエナクト」は、渡辺いっけいが現代の悩める脚本家を、松田凌が30年前の若き日の同役を演じるSFヒューマンドラマです。共演には樋口幸平、新谷ゆづみ、福松凜らが名を連ねています。退行睡眠という手法を用いて過去の自分に介入し、より良い未来を手に入れようとする主人公の姿を描いています。選ばなかった人生の選択肢を過去の自分に選ばせることで、現在、そして未来がどう変わっていくのかを問いかける作品です。

ドラマ「痛ぶる恋の、ようなもの」は、スリーピースロックバンドの楽曲の世界観を原案とした青春ドラマです。主演は望月歩が務めます。恋人の浮気を知り揺れる大学生の痛々しい感情を、SNSを通してリアルに描いた作品。若さゆえの葛藤と、心が離れられない恋愛の苦悩を映し出す物語です。

ドラマ「天使の耳～交通警察の夜」は東野圭吾の小説が原作のドラマ。新人交通警察官・陣内まどか（小芝風花）とベテラン・金沢行彦（安田顕）がバディを組みます。交通事故の真相と人々の運命を描くヒューマンドラマで、脚本は荒井修子です。交通課を舞台に、警察官の奮闘や葛藤、日常に潜む事故の悲劇に光を当てます。

ドラマ「伝説の頭 翔」は夏原武の同名マンガ原作の実写ドラマ。主演・高橋文哉が伝説の不良・伊集院翔といじめられっ子・山田達人の一人二役を演じます。容姿がそっくりな二人が入れ替わるヤンキーコメディで、脚本は古家和尚、監督は住田崇です。正反対の二人が巻き起こす騒動と、個性的な共演者との掛け合いが描かれます。

ドラマ「好きなオトコと別れたい」は、藤緒あいによる同名の人気漫画を原作とした、テレビ東京制作のラブコメディドラマです。主演を堀田茜、相手役を毎熊克哉、木村慧人（FANTASTICS）が務めます。将来性のないダメ男の彼氏と、完璧なハイスペック年下男子の間で揺れ動く、アラサー女性のリアルな恋愛模様と葛藤を描き出しています。

ドラマ「好きやねんけどどうやろか」は、千葉リョウコによる同名の人気BL漫画を原作とした、読売テレビ制作の連続ドラマです。簡秀吉と西山潤がW主演を務め、大阪の小さな定食屋を舞台に、若き店主と堅物サラリーマンとの恋模様を描きます。監督は柴田啓佑ほか。美味しい家庭料理を通して育まれる、不器用で心温まるラブコメディとなっています。

映画「幸せのイタリアーノ」は、2018年のフランス映画パリ、嘘つきな恋をイタリアでリメイクしたラブコメディです。監督は、これが私の人生設計のリッカルド・ミラーニ。主演はイタリアの実力派俳優ピエルフランチェスコ・ファビーノと、ミリアム・レオーネが務めます。プレイボーイの社長と車椅子のバイオリニスト、嘘から始まる二人の恋の駆け引きをハートフルに描いています。

映画「香港の流れ者たち」は、香港の若手監督ジュン・リーが自身の脚本でメガホンを取った社会派ドラマです。実際の出来事に着想を得て、現代香港が抱えるホームレス問題や格差社会に鋭く切り込んでいます。主演は香港の名優フランシス・ン。社会の片隅で生きる人々の尊厳と絆をリアルな視点で描き出し、香港電影金像奨で作品賞を含む多数の部門にノミネートされました。