2025-12

ドラマ「テレビ東京開局 60 周年特別企画ドラマスペシャル 晴れたらいいね」は、テレビ東京開局60周年の特別企画ドラマです。主演は永野芽郁。現代で看護師をしている主人公が戦時中にタイムスリップし、野戦病院で働く看護婦や軍医と出会います。困難な状況が続くなかで、必死に生き抜こうとする主人公たち。そんな姿に前向きな気持ちになれる感動のヒューマンドラマです。

映画｢正しいアイコラの作り方｣は、青春ミステリー映画です。深夜、河原にいた富岳三郎は、幼馴染でローカルアイドルの谷川あさひを見かけます。翌朝、その場所で死体が発見されたことを知りますが、家まで来たあさひから｢黙っててくれるならエッチしてあげる｣と口止めをされてしまいます。三郎に恋をする劔鈴が加わり、コメディーとシリアスが混ざり合った作品です。

映画「正義の行方」はNHK BSで放送されたBS1スペシャル「正義の行方 飯塚事件30年後の迷宮」が劇場版として公開されたドキュメンタリー映画です。再審請求された「飯塚事件」をテーマに冤罪や死刑制度などについて深く考えさせてくれる作品です。事件に関してさまざまな立場の人からの思いや考えを集めていて、ドキュメンタリーとして見ごたえ十分です。

ドラマ「生きとし生けるもの」はテレビ東京が開局60周年特別企画として制作したオリジナルドラマです。妻夫木聡と渡辺謙をメインキャストにしたヒューマンドラマです。脚本家の北川悦吏子が手掛けており、厚みのあるストーリーが多くの人に勇気と感動を与えてくれます。「人は何のために生きるのか」を問いかける上質なドラマです。

「声優に丸なげ！」はABEMAなどで放送されたバラエティ番組です。アニメやゲームで活躍する人気男性声優4人が、それぞれゲストを迎えて、声優たち主導で段取りやアポ取りをしていきます。ゲストには声優仲間を呼んでいて、声優や作品のファンにとって嬉しい組み合わせになっています。外ロケではしゃぐ男性声優の姿が楽しめる番組です。

映画「青春18×2 君へと続く道」はジミー・ライの紀行エッセイ「青春18×2 日本漫車流浪記」を映画化したもので、日台合作のラブストーリーです。18年前の台湾と現在の日本を舞台に、国境と時を超えてつながる初恋の記憶。映画全体がノスタルジックに溢れていて、純粋な愛に触れることができる作品となっています。

映画「青春の反抗」は1994年の戒厳令解除後の台湾を舞台した青春映画です。大学の黙従文化に不満を持ったチーウェイはストライキに参加します。学生運動のリーダー、クァンの恋人、チンに惹かれるチーウェイ。抗議行動とともに個々の欲望の熱も高まっていきます。3人の関係が複雑に絡まる中で、欲望や感情は、自由であることに気付いていきます。

映画「石がある」は2024年に公開された映画です。旅行会社に勤める主人公が仕事で訪れた郊外の街の川辺で、水切りをしている男と出会い、お互いをよく知らないままいつの間にか上流を目指していく様子が描かれていきます。意味や目的もなく上流に水切りをしながら進んでいく二人の姿は、視聴者側からすると絶妙な間合いで、さまざまな意味合いを考えさせられる作品です。

映画「石門」は中国の監督ホアン・ジーと日本の監督・大塚竜治がタッグを組み、性に関する問題をテーマに女性を取り巻く厚く重い壁を描きます。2023年金馬奨での最優秀作品賞をはじめ数々の国際映画祭で評価された作品です。監督2人がこれまでに手掛けてきた「卵と石」などで主演を務めたヤオ・ホングイが主人公のリンを演じました。

映画「赤羽骨子のボディガード」は、週刊少年マガジンに連載された漫画を原作とした実写映画です。100億円の懸賞金をかけらたヒロインをクラスメイト全員がバレないようにボディガードとして守る様子が描かれていきます。脇を固めるクラスメイトには個性的な面々が選ばれており、アクションやラブコメなどさまざまな要素を楽しめる作品です。

映画「雪山の絆」は1972年に発生した実際の飛行機事故を題材にした映画。ラグビー選手団を乗せたチャーター機が突如、アンデス山脈の氷河に墜落します。そこから生存しながらも極限状態の中にいる人々が、生への執着や強い絆を見せていく作品です。悲劇的な状況を描きつつも、希望も感じられる物語が緊迫した俳優陣の演技で鑑賞できます。

映画「雪子 a.k.a.」は、ラップと教育が奇跡的に交わる感動作です。本音を言えない29歳の教師が、不登校の生徒との関係や恋人との未来に悩みながら、ラップを通じて自分を解放していく姿を描いた作品です。ラップバトルをきっかけに始まる、葛藤と成長の物語は、観る者に勇気と希望を届けます。一歩踏み出す力をくれる一本です。