エブリスタにて連載されていた小説が原作になっている漫画「奴隷区 僕と23人の奴隷」の最終回10巻のネタバレをまとめました。
「奴隷区 僕と23人の奴隷」は単行本全10巻で最終回完結を迎えました。
このページでは、「奴隷区 僕と23人の奴隷」の最終回10巻ネタバレや読んだ感想などをまとめています!
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【漫画 奴隷区 僕と23人の奴隷】最終回10巻あらすじ
SCM(スレイブ・コントロール・メソッド)と言う口の中に装着して使用する機器が出回り始めました。
その機器を装着した同士で勝負をし、勝つと相手を奴隷にできるという代物です。
主人公の荒川エイアは、友人の元カレ・大田ユウガに、一緒に奴隷を増やすことを提案されますが、断ります。
SCMに憑りつかれ、多くの人が奴隷にし、奴隷にされていきます。
そんな状況に危険性を感じたエイアは、ユウガと共に自らSCMの輪の中に飛び込みます。
SCMから解放されるには、主人が奴隷に解放すると命じること。
しかし、多くの人を解放したいエイアと、SCMの魅力に憑りつかれ奴隷を増やしたいユウガは対立し、エイアはSCMの世界から離れます。
しかし、ユウガも奴隷にされてしまい、エイアにSOSを出します。
J-SCMという、全てのSCM所有者を、勝負せずに奴隷に出来てしまう物を持つ世田谷ツバキ。
ツバキは、SCMの開発者及び広めた張本人です。
ツバキを含む、エイア以外の全てのSCM所有者を奴隷にしてしまった、港タキオ。
エイアは、港タキオから、全ての奴隷を救い出すことができるのでしょうか。
【漫画 奴隷区 僕と23人の奴隷】最終回10巻ネタバレ
港タキオの元に向かった荒川エイアは、立川シンノスケと一緒でした。
シンノスケは大田ユウガの親友で、一緒に商売を始めようとしていた仲でした。
そんな中SCMを知った、シンノスケとユウガ。
ユウガはSCMに惹かれ、シンノスケは独自に調べてSCMに得体の知れない恐怖を感じます。
ユウガは、シンノスケと2人で事業のために貯めた300万円を持ち去ってしまいます。
シンノスケは、エイアと向かう先にユウガが居ることも知っています。
ユウガを助けるためじゃない、盗まれた300万円を取り返すために向かうのだ。
そう考えながら、助けに向かいます。
SCM所有者のみ見れるGPSマップがあり、どこに所有者がいるか分かるようになっています。
そのため、向かう先は簡単に分かるはずでした。
しかし、サイト作成者の世田谷ツバキが、主人であるタキオの命令により、サイトを閉鎖してしまっていました。
どうして自分の居場所が分かったのか驚くタキオに、エイアは板橋ゲッコウの存在を披露します。
ゲッコウは、SCMが発する微弱な電波が分かる、特殊体質だったのです。
ゲッコウは、千代田マリアに傾倒しており、マリアを助けたい一心でエイア達に加担します。
エイアはタキオに勝負を持ち掛けます。
タキオは、「勝負をする」と約束した矢先、J-SCM保持者のツバキに、全員を奴隷にするよう指示します。
それによりゲッコウはタキオの奴隷になってしまいます。
エイアとシンノスケには効きません。
J-SCMは一度も奴隷になったことの無い者には効かないからです。
J-SCMで奴隷にならないエイアとシンノスケに対し、仕方なくタキオは勝負を受け入れます。
内容は、タキオの奴隷を全員倒したらエイアの勝ち。一度でも負けたらタキオの勝ち。と言う圧倒的にタキオの有利の内容です。
それでもエイアは受け入れます。
1ゲーム目、シンノスケvs文京ゼンイチ、ボクシング対決です。
シンノスケとゼンイチも顔見知りで、ゼンイチはシンノスケに一方的なライバル心を抱いています。
ゼンイチはナイフを取り出しますが、勝負はシンノスケが勝ちました。
2ゲーム目以降も、順当にエイアとシンノスケは勝ち続けます。
焦り始めるタキオは、シンノスケに恋心を抱く、台頭フジコを向かわせます。
その際、負けたらシンノスケの前で脱糞ショーをやれ、とフジコが一番ショックを受ける罰を与えます。
11ゲーム目、エイアvsフジコ、勝負はハイ&ローです。
運の要素が強いゲームですが、見事エイアが勝利しました。
奴隷として主人から命令されているので、脱糞ショーを避けることは出来ません。
ショックを受けたフジコは、自殺を図ります。
それでも勝負は止まりません。
14ゲーム目、シンノスケvsユウガの因縁の対決です。
勝負は相撲です。
ユウガに腕を取られ負けそうになったところ、「お前が好きだ!」とシンノスケはカミングアウトしました。
あっけにとられたユウガは、シンノスケに負けてしまいます。
友人として好き、と言う事でしたが、シンノスケは「お前を助ける」とユウガに伝えます。
300万円を取り返しに来たと言い訳をしていたシンノスケですが、素直にユウガに気持ちを打ち明けました。
そして、タキオは、13ゲーム目に江戸川リュウオウを向かわせます。
確実に勝てる奴隷を向かわせました。勝負はクイズです。
最後の問題で正解を出したエイアでしたが、タイムオーバーでした。
エイアは負け、22人全員がタキオの奴隷になります。
タキオは奴隷を廃校に連れて監禁します。
目黒、中央、ゼンイチに、シンノスケを殴り続けるように命じます。
そしてタキオは品川ゼロを連れて、別室に監禁しているエイアの元に向かいます。
強姦をするためです。
ゼロを連れたのは、人間不信で大人しい性格のため、与しやすいと考えたのかもしれません。
「どっちが先にエイアをイカせるか競争しよう」とタキオはゼロに持ち掛けます。
「ああ勝負しよう」と答えたゼロは、SCMを持ち出します。
口に装着したと同時に、勝負開始の合図が鳴ります。
ゼロは二重人格で、江東キヨという亡くなったゼロの母親の人格が付いていました。
キヨと人格が入れ替わっており、勝負を受けたのはキヨでした。
キヨはエイアを解放し、”生かし”ます。
勝負は決まりました。
しかし諦めの悪いタキオは、エイアを殺そうとします。
主人であるキヨには逆らえませんが、奴隷同士のエイアであれば手を出すことができます。
あわや殺される、と言うところで墨田ズシオウマルが助けに来ます。
エイアの飼い犬です。
ズシオウマルもSCMを所持しており、タキオの奴隷になっていました。
ズシオウマルは、エイアの元を出てしまい、迷っていたところを助けてくれたのが、墨田教授でした。
元々SCMは動物の調教用に開発されたもので、墨田教授が開発していたものでした。
それをツバキが横取りし、人間用に作り替え広めたのです。
ズシオウマルが付けていたのは、ペット用の試作品でした。
キヨは全員に奴隷解放を命令し、全員がこの悪夢のような状態から解放されます。
解放後、皆、それぞれの人生を歩みだします。
その際、タキオは元奴隷の練馬ムオンに拉致されます。
練馬ムオンは、歌舞伎町で夜のお店を営むムオングループの会長で、裏の世界に生きる者でした。
そんなムオンが、自分を奴隷にしたタキオを許すはずがありません。
連れ去られた以降、消息は不明となりました。
また、諸悪の根源であるツバキもムオンは追いますが、行方知らずとなってしまいました。
【漫画 奴隷区 僕と23人の奴隷】最終回10巻感想
なぜSCMを手に入れて奴隷を集めるのか、23人のそれぞれの人生が描かれています。
自分の恋した相手を手に入れたい、などの欲望のためにSCMを使う人が多い中、エイアの存在は異質です。
こんなのは間違っている、という自分の正義のために動くエイアはとても勇敢でした。
そんなエイアは、奴隷たちにも信頼を寄せられていたため、ピンチの時にも助けてくれる誰かが必ずいるのだと思います。
2転3転どころではない展開に、最後は付いていくのが大変でしたが、全員が解放という終わり方にスッキリしました。