漫画 働きマン 全巻セットは電子書籍で無料で読める?最終回ネタバレについて

漫画・本紹介
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モーニングにて連載されていた漫画「働きマン」の最終回4巻のネタバレをまとめました。

「働きマン」は安野モヨコ作の漫画で、単行本は4巻まで発売中。

2008年より休載が続いており、連載再開や5巻の発売時期は未定。

なのでこのまま、4巻で最終回完結となる可能性が高いです。

このページでは、「働きマン」の最終回4巻ネタバレや読んだ感想などをまとめています!

そして結論を先に述べると、「働きマン」の最終回4巻は無料で読むことができません。

ただし、書店や通販などで買うより600円もお得に読むことができます。

U-NEXTというサービスに無料会員登録すると600円分のポイントがもらえるので、このポイントを活用することで「働きマン」の最終回4巻をお得に読めますよ。

〜「働きマン」の最終回4巻のあらすじ〜

主人公の松方弘子は、週刊誌『JIDAI』の編集者。

30才までに編集長になり世界的に売れる雑誌を作るという夢を抱いています。

読者に興味を持ってもらえる記事を書くためなら妥協は許さず、編集部の仲間とぶつかりながらも、助け合ったり、励まし合ったりしながら、いつも全力で仕事にのぞんでいます。

そんな中、連載を担当することになったり、増刊号の編集長を任されたりと、夢に向かって一歩一歩前進していきます。

長年付き合っていた彼氏にフラれても、仕事に救われ立ち直り、今日も目の前の仕事に全力で取り組みます。

【漫画 働きマン】最終回4巻ネタバレ

【お休みマン】
弘子は、大学時代の友人の結婚式のために、休暇を取り、ハワイへ行きます。

そこで、現在は結婚して子供もいる友人たちと再会するのですが、「独身は気楽でいいよね。」「私達は自分のことだけやってればいいってわけにはいかない。」と言われ、「結婚して大変なほうが偉いのか?」とイラつきます。

しかし、その友人たちの主婦の気遣いを目の当たりにするうちに、逆に自分は仕事以外何もできないし何も知らないのではないかという気持ちになります。

結婚式の翌日、弘子が担当している連載の作家の夏目先生の原稿が間に合わず、代替記事の入稿をしたというFAXが届きます。

弘子がハワイにいる間、代わりを頼んでいた北川さんが夏目先生に一日に何回も様子を伺う連絡を入れていましたが、弘子はそんなに連絡しないで大丈夫だと言っていた矢先の出来事です。

北川さんは、休暇中に担当していた先生にあまり連絡を取らなかったせいで、原稿が間に合わなかったという過去の経験から今回は、夏目先生にしつこく連絡を入れていたのでした。

弘子は、ハワイでのスカイダイビング中、経験が全てではないけど、やってみないとわからないこともあると感じたのです。

が、急遽帰ることにした帰りの飛行機の中で、やっちまって後悔しても、それは「経験」になるのだろうかと感じてしまうのでした。

【お便りマン】
定期的に行われる編集部の班の交代で、弘子は事件班に異動になりました。

そして、事件班のデスクは、書籍でヒット連発のエース 片桐さんが務めることになりました。

事件班には机が汚く、写真や資料もきちんと返却せず、注意に耳を貸そうとしない人が多いのです。

が、案の定、事件班の一人が大切な写真をなくしたことでスクープが取れず、デスクの責任として片桐さんも怒られます。

片桐さんは、「記事を書く」というのは、その対象と向き合うことで、書籍でも週刊誌でもそれは変わらないはずだと思っていました。

その大切さを事件班の編集者たちに伝えたつもりでしたが伝わらず、何も言わなくなってしまいます。

そんな中、片桐さんは体調を崩し、入院してします。

弘子は、片桐さんのお見舞いに行った時に知り合ったケイサン新聞の高宮さんから片桐さんは、殺人事件の被害者の家族の取材の時、報道陣の質問に答える時の相手の気持ちを考えていました。

手紙で自分の思いを伝えることで、被害者の家族が初めてインタビューに応じた『少年Aへ-被害者の母より』という本を出版するに至ったという話を聞きます。

片桐さんは、著者と読者に愛されるよう務める書籍から、真逆の、大声で秘密や悪口を言って憎まれる週刊誌の部署に来て、馴染めず孤立し、体を壊してしまったのでした。

弘子は、片桐さんが戻るまで念願のデスクを任されることになります。

【占いマン】
弘子は、デスクになったお祝いにと、後輩のマユに、今話題の占い師の占いに連れて来てもらいます。

そこで占い師から、最近昇進したことを当てられ、昇進を断るよう言われます。

今あなたは、心身ともに栄養失調になっており、このままいくと、仕事自体できなくなってしまうからと。

また、女としての人生も充実させてこその仕事だからと。

さらに、相手はもう近くにおり、魂のぶつかり合うような恋愛になると言われます。

それ以来、弘子は、編集部の男性たちの中で、可能性のありそうな人は誰かなど考えてしまうほど、占い師に言われた言葉が気になって仕方ありません。

そんな時、元彼の新二から連絡があり、半年ぶりに会うのですが、名古屋に転勤になったと聞かされます。

そして、弘子は、もう元に戻れないのかな?というモヤモヤした気持ちを持ちながら、新二と体の関係を持ちます。

その後も、占い師の言葉が仕事に集中できないくらい気になっている弘子。

もう一度、占い師のところへ行き、例の相手は誰なのか、それは新二なのか、尋ねます。

占い師に、新二に魂をぶつけられるか聞かれ、弘子は、ぶつけられなくて別れたと言うと、その人は違うと言われてしまい、ますますわからなくなってしまいます。

【ボケマン】【木瓜に水やるマン】
弘子がデスクを務める事件班の編集者、波多野さんは、「大手スーパー粉飾決算」についての記事を担当しています。

しかし最近全くやる気がなく、内容の薄い記事しか書かず、弘子は困っています。

そんな時、ふと占い師の言葉が頭に浮かび、新二に連絡してみるものの新二は、弘子に告げずに名古屋へ発ってしまっていたのでした。

弘子はこの後、どうしようと思っているのか、本当は新二に聞きたかったのですが、また伝えたいこと、伝えるべきことを言えず、苦しくて会社で泣いてしまいます。

しかし、仕事に取り組むことで立ち直ります。

やる気のなかった波多野さんは、大手スーパー「コーダン」の元食品売り場担当の社員に取材し、記事を仕上げてきたのです。

が、その「大手スーパー粉飾決算!!食肉産地偽装時の売り場担当が語る!!」という記事が載った「JIDAI」を読んだ「コーダン」元社員から、自分は波多野さんから取材をしたいと連絡はもらったけど、取材は受けていないとのこと。

さらに記事に書かれていた、内部告発してその責任を取らされる形で退職したというようなことは言っていない。

なぜ嘘を書くのかという電話がきたことにより、実はその記事は捏造だったということが発覚します。

弘子は波多野さんと一緒に、謝罪と本当の状況の話を聞くために、その元社員のもとへ行きます。

元社員は当時パートさん たちから、外国産なのに国産としている表示について心配だと言われても、何もできない人間なんだと語ります。

弘子は、思わず謝ります。

帰り道。

今度は、波多野さんが弘子に謝り、去っていきます。

それから波多野さんは、休職することを決めます。

一方、「コーダン」元社員はあの日、植木は朝に水をあげないといけないと弘子に言われてから、今まで昼過ぎに起きていたのに、毎朝起きて、木瓜に水をやるようになります。

さらに、おそらく弘子が書いたであろうニートに関する「JIDAI」の記事を読み、感化され、仕事探しを始めます。

波多野さんが抜けて、倒れないか周りに心配されていた弘子でしたが、高宮さんとの新しい恋の予感もあり、元気なのでした。

【父マン】
弘子は、他の部署での経験もないまま、

今の部署で7年目となり、このまま『JIDAI』にいてもいいのか思い悩みます。

そんな中、実家がリフォームしたというので、出張のついでに帰省します。

すると、妹が婚約者と一緒に実家に住んでいます。

妹の婚約者は気が利く好青年で、妹や母親の人気を集めている一方、空気が読めず、口下手な父親の居場所はなくなり、立場が弱くなってしまったように弘子は感じます。

久しぶりに帰省した弘子に対しても、父親は弘子がやってる雑誌をくだらないと言ったり、無神経なことをいくつも言ってきます。

しかし、お前が編集長になって、ちゃんとした記事を作れと励ましてきます。

とはいえ現実の厳しさをわかっている弘子は、うちの雑誌の体質的に女は編集長になれないと言います。

すると父親は、じゃあ作ればいいと言い、続けて何か言うのですが、風の音にかき消され、弘子は聞き取れません。

その日の夜、父親の「じゃあ作ればいい」という言葉がずっと気になり、考えます。

『JIDAI』を辞めて新雑誌を作るのは、現実的ではないし、新雑誌を創るには、今いるところで結果を出さないといけない。

結果を出すとは?部数を上げるということなら、編集長にならないと無理だ。

結局、好きなことをやるためには、目の前の課題をやるしかないのか、と。

翌朝。

弘子の帰りを送る父親に弘子は、昨夜何て言ったのか尋ねますが、父親は答えません。

弘子は、聞かなくても、きっと父親は自分を励ますことを言ったのだろうと確信します。

そして、強く思います。

あたしはきっと頑張れる、と。

完結したのは随分と前ですが、やっぱりいつ読んでも面白い漫画ですよね!

【漫画 働きマン】最終回4巻感想

この漫画は、夢に向かって全力で働く主人公の大人の青春ストーリーといった単純なものではなく、もっと奥が深いものなのではないかと思いました。

主人公 弘子の仕事に対する姿から、周りと助け合い、励まし合いながら、夢に向かって一生懸命働くことの素晴らしさを伝えると同時に、弘子の男性社員とのやり取りや、男性社会にも真っ向から立ち向かう姿勢などから、女性の社会進出の難しさや、男社会の中での女性の生きづらさなど、現代社会の問題提起をしているのではないかと感じたのです。

夢や目標よりも安定を選ぶ現代の悟り世代から、まだまだ古い体質に固執している世代まで、幅広い年代の人に是非、読んで欲しい作品だと思います。

【漫画 働きマン】最終回4巻を600円お得に読む方法
「働きマン」の漫画は、単行本全4巻にて完結しました。